トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

アンタリヤのビーチもソシアル・ディスタンス

2020年05月31日 | 国内
5月30日 トルコ地中海岸のビーチが、新たなコロナ発生を阻止するために、ソシアル・ディスタンスを守った準備を整えました。

 Hurriyet

有名なリゾート地アンタリヤのコンヤアルト・ビーチでは、実験的に、9平米のプライベート・スペースが、1.5~2メートル間隔で設置されました。ソシアル・ディスタンスのルールに従って、サンベッドとパラソルが設置され、障害者のための特別のエリアも準備されました。

ビーチは入口と出口がべつべつで、トルコ人も外国人も、安全ルールを守るサインを求められます。分割されたエリア内でのマスク着用は必須、サンベッドは使用するたびに消毒します。喫煙もウイルス拡大を防ぐために禁止。希望者は特別の場所で、自分のタオルを敷き、パラソルを使うことができます。

浴室と着替え室は、センサーによる自動ドア、自動蛇口、自動ソープ・ディスペンサーを備え、共同シャワーは個室シャワーに変えられました。海水浴客は水際までサンダルを着用しなければいけません。泳ぐときは互いに1.5~2メートルの間隔をあけること。ライフガードが違反者に警告します。

アクデニス大学医学部の伝染性疾患専門のアタ・ネヴザト・ヤルチン教授は、海はとても安全だが、パンデミック対策は1年中、必要だと言いました。「1.5~2メートルのソシアル・ディスタンスは海でも同様に必要です。コロナ・ウイルスは海でも、患者のくしゃみによって移ります。海での感染の90%以上は患者のくしゃみと唾液によって起こるでしょう」


コロナによる死者総数は4,515人に達し、快復者は126,000人を超えた

トルコの確認されたコロナウイルス感染者は、この24時間で983人増え、26人が死亡し、死者総数は4,515人になったと、5月30日、ファフレッティン・コジャ保健相が言いました。

 Hurriyet

コジャ保健相がツイッターにシェアしたグラフィックによると、トルコの確認された感染者は163,103人に達しました。1,021人の患者が、この24時間で快復したと、コジャ保健相は付言しました。快復した人の総数は126,984人になりました。

コジャ保健相はまた、昨日、39,230人がコロナのテストを受け、テストを受けた人の総数は、2,003,594人になったと言いました。現在、集中治療室で治療中の患者は649人、人工呼吸器を使用している患者は308人いると、コジャ保健相は付言しました。


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6月下旬にブルー・クルーズが始まるかも

2020年05月29日 | 国内
5月29日 トルコ・エーゲ海岸のリゾート地のひとつクシャダスで、コロナ・パンデミック後のクルージング・シーズンが始まろうとしています。

 Hurriyet

警戒対策は万全で、クルーズ船もボートもすべて消毒されていると、船長たちは言っています。今年のクルーズ・シーズンは3月1日に始まるはずでしたが、コロナのために3か月遅れました。

「準備はすべて整っています。ヨットのキッチンも造り替えました。私たちはソシアル・ディスタンスのルールを守って、休暇を楽しむ方々をお迎えします」と、クシャダス・クルージング協同組合のアリ・チョラクさんは言いました。

新しいルールでは、船は50%の乗客を乗せます。「今年のブルー・クルージング・シーズンは6月末に始まるでしょう。クルージングは徐々に回復するでしょう」とチョラクさんは予想しています。「まず、旅行社が国内ツーリストを送ってくるでしょう。それから、国際線が再開します。ホテルもいっぱいになり、船もゲストを迎えることになります」とチョラクさんは言いました。

クシャダスの船のオーナーたちは、不確かながら、希望を持っています。エルダル・ヤナルさんもその1人です。「昨年、私たちは1週間に4日は海上にいました。今年のクルーズは多分、去年の半分くらいでしょう。パンデミックが落ちついてきたら、私たちもクルーズに希望を持てるでしょう」とヤナルさんは言いました。


コロナ・パンデミックでキャラヴァン旅行に人気

キャラヴァンは車が引く移動住宅です。アメリカではトレイラーと言いますね。コロナ・パンデミックで、いま、混雑する環境を避けて休暇を過ごしたい人にキャラヴァン旅行が人気上昇中だと「キャンピング&キャラヴァン連合」のCEOレイラ・オズダーさんが、アナドル通信に語りました。

 Hurriyet

旅行や、レジャーや、宿泊に使われるキャラヴァンは、小グループの旅行に便利で、ホテル代も節約できます。「キャンプ場の数は1990年以来、減っています。政府はキャラヴァン旅行やキャンプ場の普及に努めるべきです」とボズダーさんは言いました。

1990年代には、アンタリヤのビーチ沿いにも、キャンプ場がたくさんあったが、いまはホテルになってしまったと、彼女は言いました。「文化観光省はキャラヴァン・ルートをつくる必要があります」

キャラヴァンでのキャンプの休日は昔から夏の楽しみでした。トルコの大都市では、田舎への行楽のために、設備の整ったキャラヴァンを借りることができました。


塩湖が藻のためにピンクになった

トルコで二番目に大きい中央アナトリアの塩湖がピンクに変わり、訪れる人たちを驚かせています。

 Hurriyet

湖底の塩の中で繁殖している藻が、光合成によって、ベータ・カロチンと呼ばれる赤い色素をつくりだすと、湖はピンクに変わります。藻は地元での生活には無害ですが、水には触れないようにという警告が出されています。

Hurriyet

この現象は長くはつづかないので、見逃したくない物好きたちが湖にやってきて、写真を撮ったり、泳ぐ者さえいます。塩湖はコンヤ、アクサライ、アンカラの県境に位置します。

Hurriyet

春夏には渡り鳥たちが塩湖にやってきます。塩湖はまた、フラミンゴが飛来し、巣をつくるため、フラミンゴの天国ともよばれています。


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48000人が外出禁止令に違反した

2020年05月28日 | 国内
5月28日 トルコ人の多くは外出禁止令に従ったが、約48000人がルールに違反したと、内務省が言いました。

Hurriyet

政府はコロナウイルスの拡大を防ぐために、5月23日からのエイド・アルフィトル(ラマザン明けの祝祭)中、全国的な外出禁止令を出しました。前週末の外出禁止令は、主要な都市だけでしたが、エイド・アルフィトル中の4日間の外出禁止は全国的でした。

声明によると、5月22日の深夜から24日の午後8時までの間に、47831人の人が外出禁止令に違反し、司法または行政上の手続きを取らされました。トルコの最初の外出禁止令は4月11日と12日に出され、その後の週末も実施されてきました。

内務省は人々にコロナとの戦いに協力するために、ソシアルディスタンスと衛生上のルールを守るよう勧告しています。内務省は街頭や市場、人ごみに出る時はマスクを着用するよう呼び掛けています。


「高齢者と若年層の規制緩和は“もうちょっと待って”」保健相

65歳以上の高齢者と20歳以下の若年層は規制緩和をもう少し待たなければならないと、ファフレッティン・コジャ保健相が言いました。

 Hurriyet

「若い皆さん、夜間禁止は今夜終わりました。でも。残念ながら、この解除には、15歳から20歳の若者と、14歳以下の子供、65歳以上の高齢者は含まれません。もう少し我慢してください」と保健相は26日、ツイッターで言いました。

4日間の外出禁止令は全国で解除されたと保健相は言いました。「私たちは長い間できなかった生活を取り戻したいと思っています。しかし、コロナが世界中にひろがる前の日々に返ることはまだできません。油断大敵です。私たちはまだ家での生活を楽しみつづけなければなりません」

「私たちが達成した成功は8300万人の人々が規則を守った結果です。私たちの新しい生活スタイルは、管理された社会生活のひとつです」と保健相は言いました。


空港の新しいルールが発表された

トルコは正常化プログラムに従ってコロナ対策の一部を緩和しはじめましたが、民間航空局が空港で実施される一連のルールを発表しました。

 Hurriyet

新しいルールでは、空港はコロナに対するあらゆる必要な対策を取ります。その公式声明によると、空港に入ることを許されるのは乗客とその連れだけで、他の人々は乗客の送り迎えのために空港に入ることはできません。乗客はマスクの着用が求められます。

新しいルールではまた、ラップトップ・コンピュータ(ノートパソコン)、ハンドバッグ、赤ちゃんに必要な物以外は、キャビンに持ち込めません。熱があったり、咳をしていたり、呼吸器に問題のある乗客は、保健部に通告されます。フード・コートでは、紙のメニューはデジタル・メニューに変えられ、必要ならば、使い捨てのナイフ・フォークやグラス、その他も提供されます。

ターミナルの安全チェックポイントとチェックイン・エリアでは、ソシアル・ディスタンスが厳しく監視されます。中央換気システムが新鮮な空気を空港内に循環させ、子供の遊技場、喫煙室、礼拝室は制限されます。空港の運営者がこれらのルールを守らなかった場合は、行政措置が取られます。乗客はオンラインでのチェックインと、接触しない支払い方法を利用することを勧められます。

トルコは約2か月前から、すべてのフライトを欠航しています。トルコ航空は国内線を6月4日、国際線を6月10日から再開する計画です。


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アンタリヤの有名ビーチが空前の対策とともに再開される

2020年05月26日 | 観光
5月27日 地中海岸アンタリヤ県の、世界的に有名なコンヤアルト・ビーチで、さまざまなコロナ対策が実施されることになりました。

 Hurriyet

地中海岸の素晴らしいビーチで泳いだり、日光浴を楽しみたい人々は、今年は衛生上の対策とソシアル・ディスタンスのルールを守らなければなりません。海水浴客はこれまでのように、日光浴のために砂浜に勝手にタオルを敷くことは許されません。

混雑とツーリスト間の接近を防ぐために、砂浜では9平米のスペースを取るように書かれた警告板が設置されています。日光浴を楽しむ人のための9平米のスペースはフェンスで仕切られ、それぞれパラソルが立っています。海水浴客が9平米のコンパートメントを出て、他のツーリストがそのコンパートメントを使うときは、消毒作業が済むまで、20分待たなければなりません。

ビーチに来たツーリストはみな、ロッカーのある回転改札を通ります。ビーチのマーケットの従業員は手袋とマスクを着用します。当局は観光シーズン中、ソシアルディスタンスのルールをチェックします。ビーチの喫煙は禁止で、スモーカーは指定の場所で喫煙します。
特別な
コンヤルアルト・ビーチは、ウイルス拡散が安全になるまで、内務省がアクセスを禁じていました。毎年、ロシアとイギリスのツーリストが多いこのビーチは、今年は6月1日、最初のゲストを迎えるでしょう。


列車と都市間バスがまもなく再開される

5月28日には高速列車が再開されることになり、25日、乗車券が発売されました。また、都市間バスの会社も、6月初旬には運行を再開すると発表しました。

 Hurriyet


トルコはコロナの拡大を阻止するために当初導入した対策を、徐々に緩和しています。鉄道当局も、5月28日までにアンカラとイスタンブル、エスキシェヒル、コンヤ間の高速列車の再開を計画しています。25日には、これら列車の乗車券が発売されました。列車の乗車券は、携帯のアプリ、ウエブサイト、乗車券販売所で買えます。

ソシアル・ディスタンスを守るため、列車は50%の乗車率で運行し、乗客はⅠ席置きにすわります。市民は健康で、ウイルスに感染しておらず、乗車券を買って列車に乗れることを示すために、保健省が開発したアプリで特別なコードをゲットしなければなりません。

アディル・カライスマイルオール運輸インフラ相は、65歳以上と20歳以下の人々は、旅行許可が必要になると言いました。また、バスの主要4社は、6月4日から都市間バスの運行を始める用意があると発表しました。トルコはウイルスの拡大を防ぐために、4月初旬、31県に旅行禁止令を出し、その後、何県かは解除しました。


古代都市パタラで女性像発見


古代都市パタラで出土した1900年昔の女性像が考古学者たちを興奮させています。彼らは2020年を「パタラの年」と宣言し、発掘をつづけています。

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頭部のない、ローマ時代の女性像は高さ1.57メートル、この像といっしょに、パタラの劇場の舞台を発掘中に、10体の彫像が出土しています。発掘隊長のハッヴァ・イシュカン・ウシュク教授は古代リキアの彫像は非常に少ないから、見つかった彫像はみなリキアの考古学のために非常に貴重だと言いました。

アンタリヤ県カシュ地区のパタラ遺跡の発掘は、1988年から行われてきました。この彫像は5月14日に出土したと、ウシュク教授は言っています。

パタラ劇場の舞台の建設は、当時、この都市の有力な市民の1人だったキントゥス・ヴィリウス・ティティアヌスによって始められ、彼の死後、その娘のヴィリア・プロクラが完成させたと、ウシュク教授は語りました。考古学者たちは、失われた首のモデルは、皇帝の妃か、プロクラ自身か、その家族だろうと考えているそうです。


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茶摘みは祝日中もつづいている

2020年05月26日 | 国内
5月26日 北部トルコの茶葉生産業者は、エイド・アルフィトル(ラマザン明けの祝祭)中も 収穫をつづけています。

 Hurriyet

トルコはコロナ・パンデミックの対策として、休日の4日間、24時間の外出禁止令を出しました。しかし、リゼ県の「衛生総委員会」は、茶葉生産者に収穫をつづけることを許可し、茶摘み人が家から茶畑へ移動することを許可しました。

リゼ県のケマル・チェベル知事は、16000人の茶畑労働者(半数はイスタンブルから来る)が、5月24日までにリゼに来ると言っていました。彼らの中の約6000人(一家から1人)が、用心のためにコロナのテストを受けたと、知事は付言しました。 207の町、347の村、11の地区と市の中心で、110人の保健のプロが、 祝日中もスクリーニングを行っています。


ボスフォラス海峡のブルーがトルコ・ブルーに変わった 

ヨーロッパ大陸とアジア大陸を分けるイスタンブルのボスフォラス海峡が、この週末、 トルコ・ブルーに変わりました。
 
 Hurriyet

Hurriyet


コロナによる死者は4,369人に、快復者は120000人に達した

トルコの確認されたコロナ感染者は、この24時間に987人増え、29人が死亡し、死者総数は4,369人になったと、5月25日、ファフレッティン・コジャ保健相が言いました。

 Hurriyet

コジャ保健相がツイッターにシェアしたグラフィックによると、トルコの確認された感染者総数は157,814人になりました。この24時間で、1,321人の患者が快復したと、コジャ保健相は付言しました。快復した人の総数は120,015人になりました。

コジャ保健相はまた、昨日、21,492人がテストを受け、テストを受けた人の総数は1,853,754人になりました。現在、集中治療室で治療中の患者は756人、人工呼吸器を使用している患者は371人いると、コジャ保健相は付言しました。


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トルコとアメリカの大統領が対コロナ協力を強調した

2020年05月24日 | 国際
5月25日 トルコとアメリカの大統領が、23日、対コロナ協力について電話で話し合いました。

 Hurriyet

トルコ通信局の声明によると、エルドアン大統領とトランプ大統領は、相互の関係と、中東の現状、とくにシリアとリビアについて話し合いました。

エルドアン大統領とトランプ大統領は中東に平和と安定をもたらすために、政治的・軍事的協力をつづけることで合意しました。


トルコは外出禁止令下で、ラマザン明けの祝祭を迎えた

トルコは今年のエイド・アルフィトル(ラマザン明けの祝祭)を外出禁止令下で祝うことになりました。コロナ・パンデミックの拡大を阻止するために、トルコは5月22日の深夜から4日間、外出禁止令を出しました。


 Hurriyet
モスクの集団礼拝もいまは禁じられています。


市場、食料品店、青果店、食肉店は、5月23日はオープンしますが、24~26日は閉鎖されます。パン屋だけは外出禁止令中も営業します。トルコの最初の外出禁止令は、4月11~12人に出されました。


コロナ拡大防止のための隔離宿舎から帰国市民が去った

トルコはコロナ・パンデミックから正常化へ向かっていますが、外国からの帰国者たちのための隔離宿舎が閉鎖されました。

 Hurriyet
隔離宿舎として使われていた学生寮を出てゆく帰国市民たち


隔離宿舎にはトルコ市民はもういないと、5月23日、メフメト・カサプオール青年スポーツ相が言いました。エルドアン大統領の指示で、世界各国から引き揚げてきたトルコ市民たちは、コロナ感染防止ののために2週間、隔離宿舎に宿泊していました。コロナ発生以来、77,441人の市民が宿舎に宿泊しました。

「われわれは帰国した市民を最善のケアをもって迎えました。そして、いま全員が宿舎を去ることができました。心理学者、栄養士、医師たちが協力して隔離宿舎で働きました」と、カサプオール大臣は言いました。「宿舎の職員はよく働き、すべて円滑に進みました。職員の皆さんに感謝し、幸せなエイド・アルフィトルをお祈ります」


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コロナとの戦いのために3億ドルが集まった

2020年05月23日 | 国内
5月24日 コロナとの戦いに助力するための“国民団結キャンペーン”の下に、これまでに2億リラ以上が集まったと、5月23日、政府当局が言いました。

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ゼフラ・ズムリュト・セルチュク家族・労働・社会サービス相によると、20億3000万リラ(約3億ドル)が寄付によって集まったそうです。コロナ拡大を阻止するための対策によって、財政的に苦労している人々に支援を提供するためのこのキャンペーンは、3月30日、エルドアン大統領によって始められました。

「政府は市民のために、経済的・社会的支援パッケージを導入しました。“国民団結キャンペーン”の下に集まった基金は、支援を必要としている人々のために使われます」と、セルチュク大臣は言いました。「キャンペーンを支持し、助力してくださった寛容な方々すべてに感謝します。キャンペーンの最後まで、暖かい行動と支援をつづけてくださるようお願いします」


クルーズ船乗組員が2か月ぶりにスペインから帰国


クルーズ船の15人のトルコ人乗組員が、5月22日、65日間、船内に隔離された後、スペインのバルセロナから故国に向かっています。

 Hurriyet

アメリカ・ベースの会社と提携している船で働いていた彼らは、クルーズ船が停泊したバルセロナで隔離されました。故国へ帰るために、彼らはバハマ、バルセロナ、アムステルダム、ソフィアとめぐり、長い旅の最後に、ブルガリアからバスに乗って、ブルガリアと国境を接するトルコのエディルネに向かっています。グループの中には5か月も船内にいた人もいます。


コロナで運休していた高速列車が動き出す


コロナ対策の一環として運休していた高速列車が、5月28日から始動すると、23日、政府当局が声明文で発表しました。

 Hurriyet

アディル・カライスマイルオール運輸インフラ相は、運休になっていた列車は、5月28日から、1日16便、4ルートで始動すると言いました。列車サービスは、最初、アンカラ=イスタンブル、アンカラ=エスキシェヒル、アンカラ=コンヤ、コンヤ=イスタンブルの4ルートから始まると、運輸相は言いました。

カライスマイルオール運輸相はまた、乗車券は携帯のアプリ、ウエブサイト、乗車券売り場で買えると言いました。列車はソシアル・ディスタンシングを守り、乗車率は50%とし、1 席おきに着席します。列車は運行前後に、頻繁に消毒され、運行中も乗客にくり返し警告すると、大臣は付言しました。


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挑発的なコロナ情報をSNSに流した510人を拘束

2020年05月23日 | 国内
5月23日 内務省は、この65日間にソシアルメディアに投稿された10,111件の記事を、“根拠のない”“挑発的な”コロナ情報と判定したと言いました。

 Hurriyet

内務省は声明書で、見つけ出した1,105人の容疑者の中の510人を“掴まえました”。3月11日、トルコは最後にコロナに感染した経済大国になりました。4月7日、内務省は挑発的で、根拠のないコロナ情報をソシアルメディアにシェアした616人を認定し、その中の229人を拘束しました。

5月17日には、内務省は93人を見つけ出し、その中の19人を拘留しました。内務省はコロナに関する、虚偽、不正確、挑発的な情報の拡散を防ぐために、ソシアルメディアを厳しく監視してきました。トルコで毎日報道されているコロナ感染者数は、今週、2日連続して減少しました。


エルドアン大統領がウイルスの新たな波に警戒を促した

22日、エルドアン大統領は、「正常化への経過中に安全対策をおろそかにしたら、新たなコロナの流行を誘発することになる。油断しないように」と警告しました。

 Hurriyet

「用心をつづけましょう。ほんのわずかのゆるみが、コロナの復活を引き起こします」と、エルドアン大統領はビデオりよる公正発展党(AKP)の会合で語りました。

トルコはコロナをおおかた制御したと、大統領は言いました。コロナによる死者と感染者が着実に減少を見せ、快復者が増えたため、トルコは先週、理髪店、美容院、ショッピングモールをオープンしました。

トルコはこのプロセスで、保健システムに関して、世界ベストの国のひとつとして賞賛を得ました。「病院、保健職員、薬品、施設の充実によって、われわれはわずかな欠陥も故障も見逃しません」と大統領は言いました。


エルドアン大統領がイラクとカタールの首脳と電話会談した

エルドアン大統領はイラクとカタールの首脳とそれぞれ電話会談を行い、コロナウイルスとの戦いでの協力を話し合ったと、5月22日、政府通信局が言いました。

 Hurriyet
カタールのアルサーニ首長(左)とトルコのエルドアン大統領


エルドアン大統領はイラクのバルハム・サリフ大統領とカタールのタミム・ビン・ハマド・アルサーニ首長と、両国との関係と中東の現状について話し合ったと、通信局が声明で言いました。首脳らはまた、互いに、近づくラマザン明けの祝祭エイド・アルフィトルの祝辞を述べました。


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今年のラマザン明けの祭りはデジタルで祝おう

2020年05月23日 | 国内
5月22日 コロナウイルス拡大を阻止するためにとられた対策が結果をもたらしてきたと、保健省の「コロナウイルス科学委員会」は言い、エイド・アルフィトル(ラマザン明けの祝祭)中に、コロナとの戦いの成果をむだにすることのないように、人々は物理的接触を避けなければならないと警告しました。

 Hurriyet
今年のエイド・アルフィトルの挨拶は訪問でなくデジタルで。


政府が全国81県に科した4日間の外出禁止令のために、何百万人もの人々がエイド・アルフィトルをロックダウンの中で祝います。今年のエイドの祝日は5月24日から26日です。人々は家庭訪問や、年長者の手へのキスのような習慣を自粛することが必要だと、専門は言っています。

「私たちがとってきた対策が結果をもたらしはじめています。この4日間は非常に重要です。アパートの隣人宅を訪ねるのも慎んでください。私たちがこれまで努力してきた成果を水の泡にしないようにしましょう」と、フュスン・エユプオール教授はヒュリエト紙に語りました。

同じく科学委員会メンバーのレヴェント・ヤマネル教授は、4日間のロックダウンの理由は、エイドの祝日中の密接な物理的接触を防ぐことにあると言いました。科学委員会はコロナと戦う対策について、政府にアドバイスしてきました。「人が訪ねてきても、家に入れないようにしてください。愛する人たちと祭りを祝う挨拶はデジタルで交わし、祝日の習慣は省きましょう」

レジェプ・オズテュルク教授は、年長者の手に敬意をこめてするキスの習慣にもリスクがあると警告しています。


孫400人、世界最高齢の女性がコロナに打ち勝った

トルコ南東部カフラマンマラシュ県で、13人の子供と400人の孫を持つ世界最高齢の女性が、コロナに打ち勝ちました。

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公式記録によれば126歳のエシェ・ゲベレクさんは、コロナに感染し、病院で2週間の治療を受けて回復しました。ゲベレクさん自身は自分のほんとの年齢は知らないそうです。「皆さんのお世話になり、治療していただきました」とゲベレクさんは病院で医師や看護師たちにお礼を言いました。

エシェおばあちゃんのいちばん下の子、ハムドゥラ・ゲベレクさんは、「母の長寿の秘密はオーガニック食品です」と言いました。「母には孫の孫の子供までいます。母の孫は正式には83人ですが、曾孫たちまで数えたら400人くらいになります」

「義母は1週間、集中治療室にいて、その後1週間は一般病棟にいました。退院後、私たちは2週間、義母を隔離しました。いま、義母は元気です」と、エシェ・ゲベレクさんの嫁の1人、メイレム・ゲベレクさんは言いました。「義母は牛乳、ヨーグルト、チーズを食べてきたおかげで、ほかに病気はありません」

公式記録によれば、エシェ・ゲベレクさんの前に、スペインのジロナ県の113歳の女性がコロナに打ち勝っています。


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コロナ死者は4,222人になったが、1日の感染者は1,000人以下に

2020年05月22日 | 国内
5月21日 トルコの確認されたコロナウイルス感染者は、この24時間で972人増え、23人が死亡し、死者総数は4,222人になったと、ファフレッティン・コジャ保健相が、5月22日、言いました。

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コジャ保健相がツイッターにシェアしたグラフィックによると、トルコの確認されたウイルス感染者総数は152,587人になりました。この24時間で、1,092人の患者が快復したと、コジャ保健相は言いました。快復した人の総数は、113,987人になりました。

コジャ保健相はまた、昨日、20,838人がコロナのテストを受け、テストを受けた人の総数は1,676,355人になりました。現在、集中治療室で治療中の患者は877人、人工呼吸器を使用している患者は455人にいると、コジャ保健相は付言しました。


コロナ感染のリスクの大きい人は定期的に検査を受けることになる

トルコはコロナ感染リスクの大きい職業と年齢のグループに、定期的にコロナのテストを行うという第2段階に入ろうとしています。

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当局は多くの住民の免疫性分析の結果が、感染しやすい人々のグループを洗い出すのに役立つと考えています。分析結果に基づいて、特定の職業と高齢者グループに、定期的にコロナテストが行われることになります。交通警官、銀行員、理髪師、ヘアサロンのスタッフ、レジ係、客室係、治安警備員、軍宿舎の職員などの職業が該当します。

インフルエンザと風邪の症状がある人にも検査が行われます。検査能力が増してきているので、感染した人々は次第に地元で隔離されるだろうと、当局は推測しています。

結婚式や祝祭、バンケット、集団礼拝など、社会的イベントがウイルス拡大の焦点になってきました。地域的な隔離も、近く行われるでしょう。工業地帯では、移動ラボも広く利用されるようになるだろうと、当局は言っています。


NATOジェット機が黒海上でロシア機を迎撃

「NATO領空警備」のルーマニア、ブルガリア、トルコのジェット機が、5月19日、NATO領空近くを飛行したロシア機を迎撃したと、NATO空軍司令部(ACO)が発表しました。

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5月19日のNATO空軍司令部の声明文によれば、“即対応警告”ジェット機が、ロシア機が領空内に入るのを阻止するために急派されました。「5月19日、ロシア機がNATO領空に接近したため、NATOの即対応警告ジェット機が用意された。われわれはわが領空を警備する用意があり、即対応できることを示した」と、欧州連合軍最高司令部(SHAPE)がツイートで言いました。

2機のSuー27戦闘機に護衛されたロシアのTu-22爆撃機がルーマニアの領空に近づいたと、ACOは通報しました。ロシア機がNATO領空に接近したため、欧州連合軍最高司令部のルーマニア、ブルガリア、トルコのジェット機が出動したと、SHAPEは声明で発表しました。

ルーマニアのMiG-21ジェット機2機が発進し、ロシア機を尾行したと、司令部は言っています。その後、ブルガリアのMiG-29ジェット機が離陸し、ロシア機から数マイルの距離で監視しました。ロシア機はその後、トルコ領空へ向かったため、「トルコ空軍のF-16戦闘機がロシア機を追い、黒海南部で2度、スクランブルをかけた」と、声明は言っています。NATO報道官は、5月21日、これらのNATOへの協力を賞賛しました。


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