トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

ムーラ県の地元女性たちが遺跡発掘に参加

2023年09月29日 | 国内
9月30日 基礎的な考古学の訓練を受けた村の女性のグループが、南西部ムーラ県のカワクルデレ地区のアサルジュクの丘で、発掘作業の大きな力になっています。

 Hurriyet

ムーラ・ストゥク・コジャマン大学のベキル・オゼル准教授が率いるプロジェクトは、この地域に4000年昔、居住地があった証拠を見つけました。2022年5月にこのプロジェクトが始まってから、研究者たちは中期ブロンズ時代、ヒッタイト文明、アナトリアのセルチュク時代など、さまざまな時代の多くの遺物を掘り出しました。

発掘には、プロの考古学者だけでなく、近くの村々から集められた地元女性60人も参加しています。彼女らはカワクデレ地区から月給と社会保障を受けています。

発掘に参加している女性の1人、フリエ・ゲズギンさんは、プロジェクトに参加した動機を語りました。「私の家が発掘現場にとても近かったので、働きはじめました。とても刺激的で、おもしろい仕事です。大昔、私たちの村に、どんな人が、どのように暮らしていたかを学んで知りました」

丘の近くのデレバー村の32歳の女性、テュライ・ジャムバスさんも、遺物を掘り出したときの興奮を語りました。「遺物が見つかると、とても興奮します。教授方は2000年昔のものだとおっしゃっています。大昔に帰る気持ちです」


フィダン外相とNATO事務総長がNATO拡大について話し合った

トルコのハカン・フィダン外相とNATOのイエンス・ストルテンベルグ事務総長が、電話で、スエーデンのNATO加盟問題について話し合いました。

 Hurriyet

2人は世界と地域の諸問題について意見を交換しました。対話の詳細は発表されていません。話し合いはトルコ国会再開の2日前に行われました。スエーデン加盟の承認はトルコ国会にかかっています。スエーデンは、2022年のロシアのクライナ侵攻後、フィンランドとともに、NATO加盟を申請しました。

トルコは2023年初め、フィンランドの加盟は承認しましたが、スエーデンに対しては、その領土内で反トルコ・テロリストが活動しているため、トルコはスエーデンの加盟を承認していません。

ストックホルムのトルコ大使館前で、イスラムの聖典コーランが燃やされた事件をスエーデン当局が容認していることも、スエーデンの加盟の障害になっています。

エルドアン大統領とスエーデンのウルフ・クリステルソン首相は、7月、NATOサミットで会談して合意に達し、エルドアン大統領は、スエーデンがテロとの戦いに関するロードマップを示すことを条件に、トルコは承認の方向へ向かうと約束しました。エルドアン大統領は今週初めの声明で、最終決定はトルコ国会にあると力説しました。


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エルドアン大統領がエドワード王子と会談

2023年09月28日 | 国際
9月29日 エルドアン大統領は、9月27日、エディンバラ公エドワード王子を大統領官邸に迎えました。ハカン・フィダン外相も同席しました。

 Hurriyet


アゼルバイジャンの勝利で、カラバフの分離主義者政権は解散

ナゴルノ・カラバフの分離主義者政権は、ほぼ30年間の血なまぐさい、独立への夢を果たせず、承認されない共和国は解散され、1月1日までに存在しなくなります。

 Hurriyet

「1月1日までに、統治下のすべての機関や組織は解散され、ナゴルノ・カラバフ共和国は存在しなくなる」という宣言書に、分離主義者のリーダー、サムヴェル・シャフラマニヤン氏は署名しました。住民はアゼルバイジャンが提示する再統合の条件に従い、カラバフにとどまるか否かは個人が決めると、宣言書は言っています。

シャフラマニヤン氏もアゼルバイジャンとともに合意した協定は、カラバフを退去したい人々は、自由意志によって、妨害されることなく退去できることを保証しています。

カラバフは国際的にアゼルバイジャンの一部と承認されていますが、約30年間、分離主義者の支配下にあり、2020年の戦争でアルメニアから解放されました。

アゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領は、9月27日、カラバフに住んでいるアルメニア系の少数民族の権利は、アゼルバイジャンの法と国際的協定の枠内で守られると言いました。

ロシアのドミトリー・ペスコフ報道官は、「われわれはカラバフの解散決定を知り、状況を監視している。わが平和維持部隊は人々への助力をつづける」と語り、ロシアは人道問題に関して、アゼルバイジャンとコンタクトを取っていると付言しました。


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チュラル・ビーチがウミガメの孵化シーズンになった

2023年09月27日 | 国内
9月28日 アンタリヤのチュラル・ビーチでは、今年のカレッタ・カレッタ(アカウミガメ)の巣ごもりシーズンが終わり、120の巣から出た赤ちゃんウミガメ5000匹が海へ向かって旅に出ました。

 Hurriyet

巣ごもりシーズンが始まる5月に、ウミガメは卵を産みます。チュラル・ビーチで孵化した赤ちゃんの数は、昨年に比べて38%も増えました。確認された120の巣の中に、9800個の卵が記録され、この卵から生まれた5332匹の赤ちゃんガメが無事、海にたどりつきました。

孵化シーズンの終わりに、最後に生まれたカレッタ・カレッタ、すなわちアカウミガメが、世界的に有名なチュラル・ビーチの地中海にたどりつきました。活動家たちはアカウミガメたちを絶滅危惧種の動物として、慎重に観察しています。

「これらの動物の存在を守っていく責任は、人類に課された義務です。地元の人々も、訪れるツーリストも、カメたちを守る重要な役割を果たしています。カメの赤ちゃんたちの海への旅を見るために、400~500人のツーリストがやってきます」とケメル地区のアフメト・ソルマズ区長は言いました。


トルコはアルメニアへの天然ガス輸出の協定に署名した

「トルコ石油パイプライン公社」(BOTAS)が、ルーマニアの「OMV石油」との天然ガス輸出協定に署名したと、声明で発表しました。

 Hurriyet

この協定によって、10月1日から、トルコからルーマニアへのパイプラインによるガス配送が始まり、2025年3月31日まで、1日に400万立方メートルの天然ガスが供給されると、声明は言っています。

声明によると、両社は、天然ガス貿易の他に、送電、貯蔵、生産、グリーンエネルギー技術などの分野で、協力を発展させることで合意しました。ギリシア、ブルガリア、ハンガリーなどの国々と、天然ガス輸出の協定を結んでいるBOTASは、近隣市場とヨーロッパへのエネルギー供給に貢献度を増しつつあると、声明は言っています。

BOTASは、多くの国と企業との新たな輸出協定の交渉をつづけると言い、3年以内に、トルコのトップ10の輸出企業のひとつになることを目標にしていると付言しました。


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エドワード王子がカバタシュ高校を訪問

2023年09月27日 | 国内
9月27日 エディンバラ公エドワード王子が、国際教育機関のプロジェクトの一環として、トルコで最も権威あり高校のひとつ、カバタシュ高校を訪問しました。

 Hurriyet

エドワード王子は高度な安全対策の下、9月25日の朝、カバタシュ高校に到着しました。2時間の訪問中、王子は、「国際エディンバラ賞」プログラムに参加した学生たちの作品を見学しました。エドワード王子はプロジェクトに参加した学生たちと会話し、展示された手工芸品を見学しました。

音楽グループの学生たちが、王子のために演奏しました。王子は学生の1人とピンポンを楽しみ、ロボット・チームの学生たちの話を聞き、一人一人と対話し、ボスフォラス海峡を見渡す、歴史ある学校の校庭で寫眞を撮りました。

王子の母エリザベス2世も、かつてこの高校を訪れています。ムハッレム・バイラク校長はエドワード王子に、2008年にエリザベス女王が訪れたときの寫眞や、ゲストブックに残る女王の署名などを贈りました。王子もゲストブックに署名し、学校の 階段で学生や教師たちと寫眞を撮りました。


イスタンブルがロシア移民たちにとって最も手頃な移住先になった

トルコ最大の都市イスタンブルが、ウクライナ戦争の勃発後、自国を去るロシア人たちにとって、最も人気のある移住先になったと、ロシアの日刊紙が報じました。

 Hurriyet

コムソモルスカヤ・プラヴダ紙によると、2022年2月24日に始まった戦争でロシアを去った人々の数を見ると、自国を去った人々の多くは、近隣諸国と、ロシア人の移住手続きが比較的らくな独立国家共同体の国々に定住することを選んでいます。ロシア人たちが優先的に居住した都市は、イスタンブルのほか、セルビアのベルグラード、アルメニアのイエレヴァン、ジョージアのトリビシ、カザフスタンのアルマティなどです。

これらの都市での生活費は、ロシア、とくにモスクワの生活費より安いのが、第1の利点でしたが、ロシアの移民たちの大量流入のため、物価は急速に高騰しました。これらの都市の多くでは生活費が上がり、ロシア人たちはモスクワ以上になったと言っています。

この調査では、各都市の1か月の生活費を計算するのに、1ベッドルームのアパートを借り、カフェで一杯のコーヒーを楽しみ、映画に行き、週に1度、スーパーで食料品を買い、タクシーに乗り、レストランで食事をし、ジムに通い、 高速インタネットと携帯電話を使うような生活を基本的ニーズとしています。


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学生チームが緊急時のための「ロボット犬」を開発した

2023年09月25日 | 国内
9月25日 イスタンブル工科大学の学生と卒業生の10人組が、「ロボット犬」を開発しました。ロボット犬は原子力発電所や防衛産業のさまざまな場所で、危険な状況になったとき、情報を得たり、捜索・救助活動に当たるのに使うことができます。

 Hurriyet

プロテオは、2月6日の地震の捜索活動に参加し、命を落としたメキシコの救助犬です。その名を取って「プロテオ」と名づけられたロボット犬は、今年の「テクノフェスト企業家競技会」で、「宇宙・航空宇宙・防衛」部門で1位を獲得しました。

チーム・メンバーのチャヤン・バイカルさんは、プロジェクトに関して説明しました。「私たちの目標は、人命に危険がある場所に近づけるロボット犬をつくることです。私たちはロボット犬が戦争地帯や原子力発電所のような場所で役に立つことを確認したいのです」

「赤外線カメラや、ロボット・アーム、センサーを備えたロボット犬は、指示された仕事を実行する能力があります。ケーブルの切断や地雷の処理のような、戦闘地帯での危険な仕事もできるでしょう。ロボット犬は兵士たちが戦場へ赴く前に、その周囲の情報を作戦本部に届けることもできます」とバイカルさんは言いました。ロボット犬はまた、さまざまな大きさにつくることができるので、必要な場所に容易に近づくことができます。

チームが最初に競技会に申し込んだときは、彼らはまだ犬の脚1本を製作しただけでしたが、協議会の委員たちは彼らのアイディアを高く評価しました。


ナゴルノ=カラバフは停戦し、エルドアン大統領はアルメニアに和平受け入れを促した

エルドアン大統領がアルメニアに、ナゴルノ=カラバフ紛争が停戦中のいま、和平のためのチャンスを掴むよう促し、平和のために誠意ある措置を取るよう要請しました。

Hurriyet

「この地域の包括的な正常化に向かって、新しいチャンスの窓が開かれた。このチャンスを逃してはならないと思う」と、エルドアン大統領は、アゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領との共同記者会見で言いました。9月25日、エルドアン大統領はアゼルバイジャンのナヒチェヴァ市を一日訪問しました。

エルドアン大統領は、アゼルバイジャンによる24時間の軍事作戦を受けて発言し、「ナゴルノ=カラバフの分離主義者たちは、武器を置き、この地域をアゼルバイジャンに再統合する話し合いに応じ、30年間の分離主義者の統治を終わらせなければならなくなった」と言いました。

「歴史的勝利をおさめたアゼルバイジャン軍と、彼らの市民に対する人道主義的姿勢を賞賛する」と、エルドアン大統領は言いました。停戦後、アゼルバイジャンは、この地方に住むアルメニア人の権利を尊重すると誓いました。

アルメニア政府は、9月25日正午現在、4850人のナゴルノ=カラバフの住民がアルメニアに逃げたと報告しました。


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アメリカとトルコの外相が関係強化への道を話し合った

2023年09月24日 | 国際
9月24日 トルコのハカン・フィダン外相とアメリカのアントニー・ブリンケン国務長官が、9月22日、ニューヨクで会談し、トルコとアメリカの関係強化について話し合いました。

 Hurriyet

2人はニューヨークのロッテ・パレス・ホテルで会いました。外交筋によると、会談は45分間つづきました。2人は両国関係強化のために、近い将来、取られるべき具体的かつ建設的対策に関して意見を交換しました。

2人はまた、黒海の穀物協定、スエーデンのNATO加盟問題、最近のカラバフの状況などにも話し合ったと、情報筋は付言しました。


トルコ航空がAPEXワールド・クラス賞を受賞

トルコ航空が権威あるAPEXワールド・クラス賞を受賞。これが3度目の受賞です。

 Hurriyet

他に、エミレーツ、日本航空、KLMロイヤル・ダッチ航空、カタール航空、SAUDIA,シンガポール航空、アモイ航空が受賞しました。

APEXによれば、この賞を受賞した航空会社は、卓越した顧客サービスと、安全、健康管理など、サービスの質の包括的審査によって評価されたということです。

この賞はわが社の戦略が実施されていることを示していると、カリフォルニアの授賞式に出席した、トルコ航空のマーケティング部長アフメト・オルムシュトゥル氏は言いました。「人間工学に基づいたシート、個人的サービス、ゲストの必要に応える独自のサービスは、フライトを独特のものにするわが社の努力の一環です。この賞はわが社のクルーたちの献身の賜物です」

APEXのCEOジョー・リーダー氏は、トルコ航空の機内食を賞賛し、フライトが新しい贅沢になると言いました。「シェフのひとてまが、フライトを独特の料理の旅にしてくれています」
  

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マルマラ地方は地震の可能性にそなえて綿密に監視されている

2023年09月23日 | 国内
9月23日 マルマラ地方は大地震の漠たる脅威を抱えていますが、「災害緊急管理局」(AFAD)は、この地方は最新の地震監視ネットワークで、しっかり監視されていると、市民に明言しました。

 Hurriyet

予想される地震に関する専門家たちの警告によれば、1999年の大地震で被害を受けた2660万人の人々が住むマルマラ地方は、いつまた地震が来てもおかしくない状況にあるということです。

AFADの「地震とリスク軽減部」の責任者オルハン・タタル氏は、この地方には260の観測所と多数の地震計測装置があり、地震活動を追跡し対応する準備が整っていると、言いました。

「マルマラ地方は、最も緻密で有効な方法で、地震活動を監視するのに最も良い場所のひとつです」とタタル氏は言いました。「われわれは地下300メートルまで掘れる穿孔機と、100メートルごとに、さまざまなセンサーを備えた監視システムを持っています。小さな地殻の動きも捉えられる“ひずみ測定器”というセンサーもあります」

AFADはリアルタイムの地震データを確実に監視するために、毎日、24時間体制で地震を監視していると、タタル氏は付言しました。


イラクのキルクークでトルコ語が公式言語のひとつになった

テュルクメンが多く住むイラクのキルクーク市で、トルコ語が公式言語として使われると発表され、その後、トルコ語で書かれた看板が町中に現れ始めました。

 Hurriyet

キルクーク市の知事室は、公式書簡や、署名、市内の交通標識にトルコ語を使うよう指示する指令書を、関係機関に送りました。公式指令書によると、公的機関のレターヘッドや標章にも、トルコ語が使われるでしょう。国内メディアによると、トルコ語を公式言語として認定する決定は、すでに2008年に可決されていましたが、先週、キルクークのレカン・アルジャブーリ知事によって実施されることになりました。

イラクでは、テュルクメンはアラブ、クルド、に次いで、3番目に多い民族グループです。知事室のメディア・通信代表のメルヴァン・アルアニ氏は、キルクーク市の250のオフィスの表札は、アラブ語、クルド語、シリアク語とともに、トルコ語も加わったと言いました。

「トルコ語は市民の主要な言語のひとつとして使われるでしょう。ラカン・アルジャヌーリ知事の決定によって、キルクークではさまざまな言語が共存し、使われています。すべての人が団結し、共存するべきです。だれにも自身の言語を学ぶ法的権利があります」とアルアニ氏は言いました。


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イスタンブル知事室が登録されていないシリア人に退去を要求

2023年09月23日 | 国内
9月22日 イスタンブル知事室は、他県で登録されているにもかかわらず、イスタンブルに住んでいるシリア国籍者に警告を発し、週末までに登録されている県に戻るよう命令しました。

 Hurriyet

イスタンブル知事室は7月28日に出した指令をくり返し、退去の 期限は延長されないと強調しました。公的記録によると、イスタンブルには、一時保護下にあるシリア人と、勉強や仕事のために居住許可を得ている外国人を含む約120万人の登録された外国人が住んでいます。

しかし、市内に住む外国人の実際の数は、それよりはるかに多いと思われます。最近、当局が行った調査によって、他県に登録しながらイスタンブルに住むシリア人の少なからぬ数が発表されました。

人口過剰によって起こるさまざまな問題への対策として、イスタンブル知事室は、シリア人に、9月24日までに、登録されている県に戻るよう要請しました。知事室は、法的認可がないにもかかわらず、イスタンブルから退去しない一時保護下にあるシリア人を特定するために、9月24日、調査を行うと発表しました。

違反が見つかった人々は臨時宿泊センターに送られ、規定の制裁が適用されます。しかし、例外として、2月の地震で被災した県から来たシリア人は、通告があるまで、イスタンブルに住みつづけることができます。


トルコ外相が国連総会で諸外国外相と会談した

トルコのハカン・フィダン外相が、国連の年次総会に出席するためニューヨークに滞在中、一連の外交会談を行いました。

 Hurriyet

フィダン外相は、国際的協力の強化と、世界的問題への対処について話し合いました。フィダン外相はスペイン、スロヴァキア、ベラルーシュ、ブルガリア、ラトヴィア、キューバ、チリ、ニカラガの外相らと建設的な会談を行いました。会談の内容については正式発表はありません。

フィダン外相はまた、EUのジョセップ・ボレル外務・安全保障政策上級代表と会談しました。フィダン外相の外交上の成果のひとつは、パナマとの「政治協議体制設立の理解のための覚書」に署名したことです。この契約は、フィダン外相とジャナイナ・テワニー・メンコモ・パナマ外相との会談後、ニューヨークの「ターキッシュ・ハウス」で締結されました。

また、フィダン外相はアブドゥラティフ・ビン・ラシド・アルザヤニ・バーレーン外相を「ターキッシュ・ハウス」に迎えました。ニューヨークでの「未来サミット」ための閣僚級会議では、フィダン外相は参加者たちに、グローバル・ガバナンスの変換の重要性、多角主義の支持、国連内の改革の必要を力説しました。


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「トルコはアゼルバイジャンの対テロ作戦を全面支持する」エルドアン大統領

2023年09月20日 | 国際
9月21日 トルコは、カラバフのアゼルバイジャン領土内にいるアルメニアの武装集団に対するアゼルバイジャンの対テロ作戦を支持すると発表し、カラバフの平和と安定に関する約束を守るよう、アルメニアに要請しました。

Hurriyet

「わが国はアゼルバイジャンを支持する。わが国はアゼルバイジャンの領土保全のプロセスとして、一国二国家のモットーの下に、ともに行動する」と、エルドアン大統領は、9月19日、国連総会でスピーチしました。

アゼルバイジャンの国防省は、9月19日、アルメニアの武装集団が活動しているカラバフの数か所で、対テロ作戦を開始しました。アゼルバイジャンは、2020年、44日間の戦いによって、30年間アルメニアに占領されていたカラバフの自国の領土を取り返しました。トルコは、自国の領土を取り戻すためのアゼルバイジャンの戦いを支持しました。

「今日、だれもが認めているように、カラバフはアゼルバイジャンの領土です。不当な要求は受け入れられません」と、エルドアン大統領は力説し、基本的目標は、アゼルバイジャンの領土で、アルメニア人も含むすべての人々が平和に共存することだと付言しました。

トルコは総括的な和平合意のために、アルメニアとアゼルバイジャンの話し合いを長きにわたって支援し、アルメニアとの関係正常化のための対策にも着手していたと、エルドアン大統領は語り、アルメニアは南コーカサスに平和と安定をもたらすチャンスを失ったと非難しました。

アゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領は、カラバフからテロリストを一掃し、憲法に基づいた秩序を再建するための自国の努力を支持するエルドアンに感謝する声明文を発表しました。「親愛なる兄弟よ、国連総会のスピーチで、アゼルバイジャンへの支持を誓ってくれたことに感謝したい。トルコはいつも、アゼルバイジャンの側に立ち、わが国の正当な理由を支持してくれた」

アリエフ大統領は「戦略的同盟国」としての両国の関係を賞賛しました。


EU諸国からトルコの地震被災地に4億②600万ドルが提供される

EU加盟国が、トルコの2月初旬の2度の地震による被災地の災害救助のために、4億4000万ユーロ(4億2600万ドル)を支出することを承認しました。

 Hurriyet

EU理事会は、「ルーマニアとイタリアの2022年の自然災害によるダメージの修復と、トルコの2023年2月の地震災害の救助支援に、総計4億5480万ユーロを提供するEUの予算修正案に合意した」という声明文を発表しました。トルコはこの支援パッケージの主要な受益国になるでしょう。

「EUは、2023年2月、トルコのカフラマンマラシュとハタイを襲った大地震に関して、トルコに4億ドルの支援を提供すると誓った」と声明文は言っています。ルーマニアとイタリアは厳しい干ばつと洪水後の再建活動の支援に、ルーマニアは3390万ユーロ(3615万ドル)、イタリアは2090万ユーロ(2229万ドル)を受け取るでしょう。

この財政支援金は、欧州議会とEU理事会の最終承認を得た後、緊急支援のためのEUの予算から支払われるでしょう。


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アンカラでカラフルなランニング・フェスティバルが開催された

2023年09月19日 | 国内
9月20日 アメリカで始まり、世界にひろがった「カラー・スカイ5K」として知られる、活気溢れるランニング・フェスティバルが、何千人もの人々が参加して、首都アンカラで行われました。

 Hurrriyet

ギョルバシュ地区と、全スポーツ連盟、障害者団結協会の支援で組織されたカラフル・ランニングは、自閉症の子供たちのために行われました。

5キロのコース沿いに指定されたポイントでは、ボランティアが、ギョルバシュ・アタテュルク沿岸公園に集まった約2000人の人々に、黄色、ピンク、紫、グリーンの粉末を浴びせました。ゴールに到着した人々は、衣服も顔もカラフルに彩られていました。

レースが終わっても、フェスティバルの楽しみはつづき、音楽、ダンス、写真撮影、ブース、物売りも現れ、色彩溢れる、最高にすばらしいパーティになりました。

2011年3月、カラフル・ランニングは、アリゾナ州フェニクスで初めて開催され、6000人が参加しました。


トルコ人の平均寿命は77.5歳

新生児が今後生きる年数,すなわち平均寿命は、2020年から2022年、77.5歳で、前年に比して僅かながら減少したと、トルコ統計局がデータで示しました。

 Hurriyet

9月19日、トルコ統計局が発表したデータによると、男性の平均寿命は、2020年から2022年、75歳から74.8歳に減少し、女性も80.5歳から80.3歳に下がりました。総じて、女性は男性より長命の傾向があり、男女の間には5.5年の差がありました。

労働年齢に入る15歳時の平均余命は63.5年でした。男女で見ると、この数字は、男性は60.8年、女性は66.2年になります。30歳の人の平均余命は、48.9年。男性の場合は46.3年、女性は51.5年でした。この年齢の男女間の寿命の差は5.2年になると、データは示しています。


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