12月30日 28日夜、イラク国境近くでのトルコ軍の空爆で“村人”35人が殺された事件で、テロリスト集団PKK(クルド労働者党)がここぞとばかり“暴動”を呼びかけています。
Hurriyet
空爆の犠牲者の遺体がシルナク県ウルデーレ町の病院の遺体置場に運ばれてくると、地元の人々が集まってきた。
空爆のあったウルデーレ町では、地元民たちがデモを行い、「地獄に落ちろ、エルドアン。いつか、お前もわれわれの痛みを知るだろう」と叫びました。
PKKの幹部バホス・エルダルは「クルディスタンの人々よ。この虐殺に応え、暴動で決着をつけよう」と呼びかける声明を発しました。「この虐殺は偶発ではない。計画されたものだ」
トルコ軍の司令官は、テロリストが出没するエリアで、12月28日夜、暗闇の中をイラクからトルコ国境へ向かって移動する集団を無人機が発見したため、軍はPKKのテロリストと思われるその集団に対し空爆を行ったと語りました。
「最初の情報では、その集団は密輸人であって、テロリストではないということだった」と政権政党AKP(公正発展党)のヒュセイン・チェリキ副党首。「だが、彼らがテロリストなら、これは軍による“作戦上の事件”だ」
一方、クルド系政党BDPのセラハッティン・デミルタシュ共同党首は「これは明らかに虐殺だ」と言い、クルド系の人々は「民主的な方法で、これに応じよう」と呼びかけています。
BDPが呼びかけた29日のタクシム広場の抗議デモには、2000人が集まりました。
殺された集団は最年長者が20歳とか。それにしても、そもそもフツーの市民が、夜陰にまぎれ、不法に国境を越えたりするでしょうか。
PKKの幹部バホス・エルダルは「クルディスタンの人々よ。この虐殺に応え、暴動で決着をつけよう」と呼びかける声明を発しました。「この虐殺は偶発ではない。計画されたものだ」
トルコ軍の司令官は、テロリストが出没するエリアで、12月28日夜、暗闇の中をイラクからトルコ国境へ向かって移動する集団を無人機が発見したため、軍はPKKのテロリストと思われるその集団に対し空爆を行ったと語りました。
「最初の情報では、その集団は密輸人であって、テロリストではないということだった」と政権政党AKP(公正発展党)のヒュセイン・チェリキ副党首。「だが、彼らがテロリストなら、これは軍による“作戦上の事件”だ」
一方、クルド系政党BDPのセラハッティン・デミルタシュ共同党首は「これは明らかに虐殺だ」と言い、クルド系の人々は「民主的な方法で、これに応じよう」と呼びかけています。
BDPが呼びかけた29日のタクシム広場の抗議デモには、2000人が集まりました。
殺された集団は最年長者が20歳とか。それにしても、そもそもフツーの市民が、夜陰にまぎれ、不法に国境を越えたりするでしょうか。
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