7月1日 トルコがスエーデンとフィンランドと交わした3者協定は、トルコにとって外交上の勝利だと、エルドアン大統領は言い、もし両国がこの協定を実践しなければ、トルコ国会は両国のNATO加盟を承認しないと明言しました。協定は、NATO加盟を望む北欧2国は、対トルコ・テロ組織すべてと戦うことを義務づけています。
Hurriyet
「困難な交渉の末、取り決められた承認の覚書は、トルコとトルコ国民にとって、外交の勝利である」と、エルドアン大統領は、6月30日、マドリードのNATOサミットの最後の記者会見で言いました。
NATO加盟を希望するスエーデンとフィンランドは、PKK,PYD/YPG,FETOその他のテロ組織に対する戦いでトルコに協力し、これらテロ組織の存在と活動に対して対策をとることを約束しました。トルコはその代りに、両国のNATO加盟反対を取り下げることを容認しました。
「私は、覚書はトルコの微妙な立場が理解された証と考える。しかし、同時に、これは始まりであり、スエーデンとフィンランドへの提案でもある。われわれはわれわれと交わされた約束の実践を厳しくフォローする」とエルドアン大統領は言いました。
外交は「ゼロ和ゲーム」でなく、ウインウインの状態を保つためのツールと考えるべきだと、エルドアン大統領は言い、スエーデンとフィンランドに、この観点から覚書を重く見るよう勧告しました。「われわれの微妙な立場は、すべてこの覚書に記されている。これはトルコとNATOの利益だけでなく、スエーデンとフィンランドの国民にとっても利益である」
「スエーデンとフィンランドはテロに対する姿勢を変えるだろう」と大統領は言いました。「スエーデンは73人のテロリストをトルコに引き渡すと約束した。これは彼らが決めた約束だ。われわれは彼らが約束を実践するのを見ている」
NATO加盟を希望するスエーデンとフィンランドは、PKK,PYD/YPG,FETOその他のテロ組織に対する戦いでトルコに協力し、これらテロ組織の存在と活動に対して対策をとることを約束しました。トルコはその代りに、両国のNATO加盟反対を取り下げることを容認しました。
「私は、覚書はトルコの微妙な立場が理解された証と考える。しかし、同時に、これは始まりであり、スエーデンとフィンランドへの提案でもある。われわれはわれわれと交わされた約束の実践を厳しくフォローする」とエルドアン大統領は言いました。
外交は「ゼロ和ゲーム」でなく、ウインウインの状態を保つためのツールと考えるべきだと、エルドアン大統領は言い、スエーデンとフィンランドに、この観点から覚書を重く見るよう勧告しました。「われわれの微妙な立場は、すべてこの覚書に記されている。これはトルコとNATOの利益だけでなく、スエーデンとフィンランドの国民にとっても利益である」
「スエーデンとフィンランドはテロに対する姿勢を変えるだろう」と大統領は言いました。「スエーデンは73人のテロリストをトルコに引き渡すと約束した。これは彼らが決めた約束だ。われわれは彼らが約束を実践するのを見ている」
「ギリシアはキプロスを13番目の島にしたいのだ」タタル大統領
ギリシア政府とギリシア・キプロス政府の真の意向は、この島を完全に支配することにあると、トルコ・キプロスのエルシン・タタル大統領が言いました。
Hurriyet
「彼らはエーゲ海で国際法を侵している。彼らは攻撃的な姿勢を見せている。彼らはヘレニズムの名の下に、市民軍活動を行っているが、これでは両国の関係は破壊される」と、タタル大統領はミリエト紙に語りました。「われわれは決して彼らのゲームやワナには負けない。彼らは虚しい望みを持たないほうがよい」と大統領は付言しました。
トルコ・キプロスはこの島とエーゲ海の平和を望んでいると、タタル大統領は言い、問題は対話で解決されるべきだと強調しました。
「もし緊張が高まれば、ギリシアとギリシア・キプロスの経済は完全に崩壊するだろう」とタタル大統領は言いました。「トルコ抜きで、ガスをヨーロッパに送ることはできない。トルコ抜きで送ろうとしたら、非常に高価になる。彼らには他の選択肢はない。彼らはゲームを止めるべきだ」と、彼は言いました。「ギリシアの真のねらいは、キプロスを13番目の島にしたいのだ」
タタル大統領によると、ギリシア・キプロスはキプロス全土をギリシアの統治下に入れたいのです。「彼らにとって、完全なギリシアの統治は,ギリシアとの合併を意味します。彼らの心理には、いつかこの島はギリシアに統合されるだろうという思いがあるのです。われわれはそんなイデオロギーと向かい合っているのです」
「なんと自分勝手な。彼らは東地中海のバランスを無視し、国際法も考えていない」と大統領は付言しました。「キプロスはギリシアの統治下にあったわけではない。キプロスは300年以上、オスマン帝国の支配下にあった。いま、両国は平等な統治をベースにしている。キプロス島を統一することはできない」
トルコ・キプロスはこの島とエーゲ海の平和を望んでいると、タタル大統領は言い、問題は対話で解決されるべきだと強調しました。
「もし緊張が高まれば、ギリシアとギリシア・キプロスの経済は完全に崩壊するだろう」とタタル大統領は言いました。「トルコ抜きで、ガスをヨーロッパに送ることはできない。トルコ抜きで送ろうとしたら、非常に高価になる。彼らには他の選択肢はない。彼らはゲームを止めるべきだ」と、彼は言いました。「ギリシアの真のねらいは、キプロスを13番目の島にしたいのだ」
タタル大統領によると、ギリシア・キプロスはキプロス全土をギリシアの統治下に入れたいのです。「彼らにとって、完全なギリシアの統治は,ギリシアとの合併を意味します。彼らの心理には、いつかこの島はギリシアに統合されるだろうという思いがあるのです。われわれはそんなイデオロギーと向かい合っているのです」
「なんと自分勝手な。彼らは東地中海のバランスを無視し、国際法も考えていない」と大統領は付言しました。「キプロスはギリシアの統治下にあったわけではない。キプロスは300年以上、オスマン帝国の支配下にあった。いま、両国は平等な統治をベースにしている。キプロス島を統一することはできない」
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