トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

東地中海地方でフラミンゴが2倍に増えた

2025年03月08日 | 国内
3月8日 トルコの東地中海地方の湿地に住むフラミンゴの数が、昨年真冬の水鳥数調査の2倍以上になり、23,303羽に達しました。

 Hurriyet

調査はトルコ東南部のアダナ県、メルシン県、ハタイ県、オスマニエ県で行われ、70種、311,945羽の水鳥が記録されました。

「自然調査協会」が行ったこの調査では、この地方の湿地15か所で、23,303羽のフラミンゴが観察されました。フラミンゴが最も多く集まっていたのは、アダナ県カラタシュ地区のアクヤタン沼でした。

「自然保護・国立公園局」の第7部のヒルミ・チャタル副部長は、東地中海地方の真冬の水鳥調査は、1月17日から22日の間に行われたと言いました。

上記4県で、総計311,945羽の水鳥が数えられ、最も多かった水鳥はオオバン(大鷭)で、次がコガモとフラミンゴだったと、チャタル氏は言いました。

「2024年の真冬の水鳥調査では、フラミンゴの数は11,268羽でしたが、2025年には23,303羽に増えていました」とチャタル氏は言い、106.8%の増加は「きわめて貴重」だと付け加えました。

チャタル氏はチュクロヴァ・デルタでのフラミンゴの保護活動について語り、「増加の主な理由は保護活動と生息環境の改善です」と説明しました。


「パレスチナ人の強制移住は絶対に受け入れられない」フィダン外相


ハカン・フィダン外相は、金曜、パレスチナ人を移住させ、彼らの土地を奪う計画は「絶対に許容できない」と強調しました。

Hurriyet

「パレスチナ人を移住させ、ガザを奪取しようとしている人々は、パレスチナ人の土地をイスラエルが占領している理由を想起しなければならない」と、フィダン外相は、サウジアラビアで開かれている「イスラム協力機構臨時審議会」の外相会議で言いました。

「われわれは“西岸”を併合しようというイスラエルの過激派の要求を断念させなければならない。また、アルハラム・アルシャリフの歴史的政治的状況を変えようとするイスラエルを許すことはできない」とフィダン外相は語りました。

トルコ外相はまた、「ムスリムは多くの不正に直面してきた。パレスチナ人はまだ大きな苦しみの中にある」と強調しました。「歴史はわれわれの行動によって判断を下すだろう。われわれはパレスチナの兄弟姉妹たちに、より大きな支援を送るために、団結して行動しなければならない」

外相はガザは現在も未来も、パレスチナ人の土地であるという確固としたメッセージを世界に送る必要があると力説しました。



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春が来ると、トルコ西部では「ババ・マルタ」を祝う

2025年03月04日 | 国内
3月4日 トルコ西部では、3月1日、活気あふれる「ババ・マルタ」の祝祭で、春の到来を祝います。

 Hurriyet

「ババ・マルタ」はバルカンの民間伝承に根ざした、何百年も続く伝統的な祝祭で、繁栄と健康と幸運をもたらすと信じられています。

祭の日には、復活と幸運のシンボルとされる「マルテニツァ」という、赤と白のブレスレットが配られます。エディルネでは、ブルガリアの総領事館が祝賀会を開催し、領事館員や、民族衣装を着た子供たちが、マルテニツァというブレスレットを住民たちに手渡しました。

ブルガリアのラドスラヴァ・カフェジスカ総領事は、住民たちの健康と幸福を願って、自らブレスレットを配りました。

「マルテニツァは、トラキアの人たちにとっては昔からの習慣です。ブルガリアだけでなく、ギリシア北部、モルドヴァ、ルーマニアでも、ババ・マルタは春の使者として祝われています。人々は健康と幸福と繁栄を願って、マルテニツァを身につけます」と、カフェジスカ総領事は説明しました。「コウノトリを見たら、幸運を願って、ブレスレットを、花が咲いている木の枝に結びつけます」

エディルネのエルトゥールル・タンルクル副市長は、ババ・マルタは20年ほど前に復活し、バルカンではいまも祝われていると強調しました。


交通事故の半分はオートバイ関連

アリ・イエルリカヤ内相が、オートバイがらみの交通事故に関する懸念を表明し、都会の交通事故の52.3%、すなわち事故の2件に1件は、オートバイが関与していると語りました。

 Hurriyet

イエルリカヤ内相は、今年1月1日から2月27日までのデータを示し、この間に150万件のオートバイの検査が行われ、326,472件が罰金を科されたと言いました。内相はライダーたちに注意を促し、常にヘルメットと防具を着用するよう勧告しました。

2月20日から27日の間、当局は全国でほぼ290万台の車両を検査しました。検査の結果、ライトやサイレンを違法に使用したドライバー50人が罰金を科されました。

さらに、143,008人のドライバーが、スピード違反で罰金を科され、23,886台の車両が定められた検査を受けていなかったと、内相は指摘しました。

他の違反としては、シートベルト不着用が27,293件、無免許運転者12,898人、強制保険の未納入が7,182件で、合計456,058件が罰金を科されました。


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オジャランがPKKに武器を置き、解散するよう呼びかけた

2025年02月28日 | 国内
2月28日 収監されているPKKの指導者アブドゥラ・オジャランが、テロ・グループPKKに、武器を置き、解散するよう呼びかけました。この歴史的声明は、「人民の平等と民主党」(DEM党)によって読み上げられました。

 Hurriyet

「PKKは自発的に会議を招集し、決定を下すだろう。すべての集団は武器を置き、PKKは自ら解散しなければならない」と、オジャランはテレビで放映された集会で言いました。

オジャランの発言はトルコ語、クルド語、英語、アラビア語で配信され、トルコ東部のヴァンやディヤルバクルと、シリアの7都市では大スクリーンで生中継されました。

「愛国者運動党のデヴレト・バフチェリ党首の呼びかけや、エルドアン大統領の意志の発表、他の政党の積極的な関与によって生まれたこの状況下で、私は武器を置くことを要請し、この要請の歴史的責任を負う」とオジャランは言いました。

イスタンブルの沖合のイムラル島の刑務所で終身刑に服しているPKKのリーダー、オジャランを、親クルドのDEM党の代表が訪ねたのは、2015年4月に、DEM党の前身、人民民主党(HDP)のメンバーが訪れて以来のことでした。

今回の声明は、2月27日の代表団の訪問後に出されました。オジャラン訪問代表団には、DEM党の共同議長テュライ・ハティモオールラル・オルチュ氏とトゥンジェル・バクルハン氏、ジェンギス・チチェキ議員、アフメト・テュルク前マルディン市長、オジャランの弁護士ファイク・オズギュル・エロル氏らが入っていました。

オジャランと政治家たちの会談は、バフチェリ氏がオジャランを国会に招聘したことから実現しました。エルドアン大統領はこれを「歴史的チャンスの窓」と呼んで支持しました。

PKKはトルコ、アメリカ、EUがテロ組織のリストに入れています。DEM党は、2024年12月28日の最初のオジャラン訪問後、一連の記者会見を行っています。


フィダン外相がアメリカにPKKへの支援を止めるよう要請

トルコはアメリカがテロ組織PKKへの支援を止めるよう期待していると、ハカン・フィダン外相が言いました。

 Hurriyet

「アメリカはシリアのISILとの戦いで、この問題を再考し、トルコにとって脅威となっているPKKへの支援を止める必要がある」と、フィダン外相は、水曜、アルジャジーラのインタビューで語りました。

「PKK問題はわが国にとって重要な国家安全保障の問題です。アメリカはPKKを、ISILを刑務所に入れておくための方便と考えています。しかし、われわれにとっては、PKKを支援することは国家安全保障への懸念になります。これはわが国とアメリカの関係を害する問題です。PKKへの支援はやめなければなりません」と外相は言いました。

アメリカとの貿易関係は活発だと、外相は指摘し、両国間の輸出は多くの分野で継続していると言いました。

トルコはシリアの新政府に、憲法上の市民に平等に接触することが平和に大きく貢献すると助言しています。

フィダン外相はまた、イラク、トルコ、イランからのテロリストが、シリアの領土内に隠れていると言い、「シリアの領土保全への脅威、イラクの領土保全への脅威、トルコへの脅威は解決されなければならない」と強調しました。


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イズミルの人口は2050年までに560万人に増加すると予想される

2025年02月23日 | 国内
2月24日 トルコ西部イズミル県の人口は、移住者の増加によって、2050年までに560万人に達するだろうと、当局は指摘しています。

 Hurriyet

「移住者がなかったら、イズミルの人口は2050年には430万人に減少すると予想されます。しかし、イズミルの人口は現在増加中で、今後も増えつづけそうです」と、イズミル開発局(IZKA)のメフメト・ヤウズ氏は「イズミル地方計画」の会議で語りました。

トルコ統計局によると、イズミルの現在の人口は約450万です。ヤウズ氏はまた、イズミルの人口の高齢化を強調し、「現在、イズミルの人口の12%は65歳以上です。2050年には、住民の4人に1人は65歳以上になると推定されます」と言いました。

人口が変化すれば、都市計画や、インフラ、資産管理などにも変化が必要になってきます。ヤウズ氏は、都市が拡大すれば、人口の分散が必要になると言い、市のセンターへの圧力を緩和するために、アリアーア、トルバル、ケマルパシャなどを小地区のセンターにすることを提案しています。

産業技術省の下に開発されている「イズミル地方計画」は、持続可能な経済、社会、文化の発展のために、市の資産を最大限活用することを目標にしています。


トルコはウイルス感染のトマトの種子対策を強化

農林省は、ウイルスに感染しているトマトの種子の入国を防ぐための対策を強化しました。汚染されたトマトの種子はトルコの農業の厳しい脅威となるかもしれません。

Hurriyet

当局は国境での検査と安全対策を強化し、この45日間に6回も検査を行い、主としてアジア諸国からの汚染された種子を排除しました。

検査の結果、汚染された種子は、トマトのモザイク斑紋ウイルスと褐色果実ウイルスを含んでいることが明らかになりました。これらウイルスは作物の生産にダメージを与え、消費者の健康にリスクを及ぼす可能性があります。

1月23日2月10日、13日、15日には、中国産のウイルス感染種子が、2月10日にはタイ産の感染種子が押収されました。押収された種子はトルコでの感染を防ぐために、原産国に送り返されました。
これら危険な植物ウイルスは、最初、2010年代に、北米と中米で発見されました。メキシコでは2013年に、アメリカでは2018年に、大発生が報道されました。

これらウイルスは野菜やフルーツの生産の厳しいダメージとなり、農業に大きな損失を与えます。2021年には、イスラエルでウイルス・発生が起こり、同国の温室に急速にひろがり、全国の温室作業がほぼストップしました。

先月、トルコ当局は南部のメルシン港で、船荷のポテトに病原菌が発見されたため、汚染ポテトを何トンも廃棄しました。


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トルコとウクライナのファーストレディが 戦禍を逃れてきた子供たちを訪ねた

2025年02月19日 | 国内
2月19日 トルコのファーストレディ、エミネ・エルドアン夫人が、ウクライナのファーストレディ、オレナ・ゼレンスカ夫人といっしょに、戦争を逃れて、トルコの首都アンカラに滞在しているウクライナの子供たちを訪ねました。

 Hurriyet

ウクライナの戦争を逃れ、「エルヤマン子供の家」に暮らす子供たちは、エルドアン夫人とゼレンスカ夫人に、両国の国旗の色の花束を贈って迎えました。

夫人たちは子供たちとゲームや読書をして、子供たちとひとときをともにしました。エルドアン夫人は、外科手術を待っている10歳のミハイロ・ポパザフ君を見舞いました。

夫人たちは子供たちの手工芸品の展覧会を見学し、子供たちの音楽やダンスのパフォーマンスを楽しみました。エルドアン夫人はXで、トルコは困窮している人々の味方だと言いました。「トルコで3年間、平和に教育を受けている子供たちは、平和は可能だということの証です。私たちはすべての子供たちが愛と知識と希望に満ちた未来を得るに価すると信じています」


昨年、トルコ人旅行者100万人がギリシアの島々を訪れた

運輸・インフラ省によると、昨年、115万人の旅行者が、トルコのエーゲ海岸の港からギリシアの島を訪れています。

 Hurriyet

2024年、ギリシアの島を訪れたトルコ人の数は、前年に比して93%増えました。ギリシアが島を訪れるトルコ市民のために定めた到着時ビザ制が拍車をかけたようです。

2022年、トルコからギリシアを訪れた人は416,000人でしたが、2023年には805,000人になりました。ボドゥルム、チェシュメ、アイワルク、クシャダス、マルマリス、フェティエ、カシュ、イズミルなどのトルコの港を発着する船は、総計17,288便になっています。

トルコから8,629便の船が、コス、シロス、カリムノス、シミ、ロードス、パトモス、キオス、サモス、レスボス、メイスなどのギリシアの島々へ115万人の乗客を運んでいます。

ギリシアの島々を訪れる旅行者数は、昨年8月、最高の296,980人に達しました。7月は236,000人、9月には208,000人の乗客が島々を訪れています。

昨年、トルコ人旅行者に一番人気だったのはコス島でした。ボドゥルムから340,303人が、クシャダスから2,493人が、コス島を訪れました。コスの次に人気はロードス島でした。


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科学者らが東部の雪山でオオカミを追った

2025年02月15日 | 国内
2月15日 科学者のチームが、トルコ東部の厳しい寒さの中で、カルス県サルカムシュ地区でオオカミを追跡し、その数を観察し、この地方の野生動物の生態系の重要な観察を発表しました。

 Hurriyet

「クゼイ・ドーア協会」のこのチームは、このプロジェクトのために「自然保護・国立公園局」の許可を得て、雪に覆われたアラフエクベル山、ソーアンル山、ハマムル山の山々を調査しました。

マイナス20度まで下がる気温の中、7人のメンバーは険しい山中を徒歩でめぐり、遠隔地では「ヘディク」と呼ばれる昔ながらの雪靴を着用しました。

彼らの目標は、この地方のオオカミの数を査定し、オオカミの冬季の行動を研究することにありました。研究者たちは雪上の足跡を分析し、オオカミの食物と行動パターンを知るために、毛のサンプルや、糞、食物の残りなどを集めました。

「この研究目的は、オオカミたちは群れに属しているのか、もしそうなら、群れの大きさはどれほどかを認定することにあります」と、チームの科学コーディネーター、エムラフ・チョバンさんは言いました。「雪の上の彼らの足跡をフォローすれば、彼らがどう動き、どのようにして食物源に近づいていたかなどを調べることができます」

チームはまた、以前、オオカミに取り付けた衛星送信機を利用したり、ドローンやカメラを使って生態を記録することもあります。


フィダン外相がミュンヘンで米国務長官とガザやシリアに関して討論

ハカン・フィダン外相が、金曜、アメリカのマルコ・ルビオ国務長官と会い、シリアやガザなど多くの問題を話し合ったと、外交ソースが言いました。

 Hurriyet

フィダン外相は、第61回ミュンヘン安全保障会議で、初めてルビオ国務長官と面談し、テロ・グループISILとの戦いに対する対策について、トルコの見解を話しました。

フィダン外相はまた、ガザの恒久的停戦の重要性を強調し、イスラエルとパレスチナの紛争を解決し、中東の平和を確立しなければならないと力説しました。ウクライナとロシアの平和が確立するかもしれない最近の状況についても、詳細まで話し合われました。

フィダン外相はイギリスのデイヴィッド・ラミ―外相と、ドイツのアナレーナ・ベアボック外相とも話し合いました。ラミー外相との会談では、フィダン外相は、シリアの政治的統合の重要性を強調し、2024年12月のアサド政権崩壊後、実権を握ってきたシリア政府を支援すべきだと語りました。


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水位が下がって、ボドゥルムの「王の道」が出現

2025年02月11日 | 国内
2月10日 海面の水位が下がったため、西部ムーラ県ボドゥルム地区のギュミュシュリュクの古代の道路が出現し、「ウサギ島」へ通じる小道が現われました。

 Hurriyet

地元民には「王の道」として知られる3500年昔の道は、かつては古代都市ミンドスへ通じていました。最近はドローンで映像が撮られています。

海面が下がってよく見えるようになった舗装道路は、いま、内外のツーリストたちの注目を集めています。ツーリストたちは古代都市ミンドスへ思いを馳せながら、歴史的な小道を歩いています。「王の道」で記念写真を撮る人たちもいます。

歴史的には、この道路はミンドスへ行く旅人たちの重要なルートでした。今日は考古学的重要性と同時に、観光資源としての重要性にも着目されています。専門家たちは「王の道」の保護の必要を主張しています。


トルコ大統領がマレーシアを公式訪問

エルドアン大統領は、月曜、アジア3か国訪問の最初の国として、マレーシアを公式訪問しました。

 Hurriyet

大統領はクアラルンプール国際空港で、マレーシアのアンワル・イブラヒム首相夫妻、エミル・サリム・ユクセル駐マレーシア・トルコ大使、マレーシアのモハメド・カレド・ノルディン国防省、大使館職員らに迎えられました。

エミネ・エルドアン大統領夫人、ハカン・フィダン外相、アルパルスラン・バイラクタル・エネルギー天然資源相、ヤシャル・ギュレル国防相が、エルドアン大統領に同行しました。

その他、メフメト・ファティフ・カジル産業技術相、イブラヒム・ユマクリ農林相、オメル・ボラト貿易相、ビナリ・ユルドゥルム長老協議会議長、アキフ・ジャガタイ・クルチ大統領顧問も、大統領に同行しました。

エルドアン大統領はマレーシアの首都で、ペラ州のスルタン・ナズリン・シャーと会ったと、X は言っています。

エルドアン大統領はプトラジャヤ国際コンベンション・センターで、名誉博士号を授与され、5年ぶりにマレーシアに来た喜びを語りました。「われわれの強い団結と友愛がつづきますように」

大統領は「トルコとマレーシアは地理的には遠いが、友情と兄弟愛は強い。両国の連帯は2022年に戦略的レベルが引き上げられている」と言いました。

訪問中、エルドアン大統領は「新世紀におけるトルコ=マレーシアの戦略的協力」の一環として、公務員や大学生らに講演を行います。大統領はまた、ガザの問題を含め、あらゆる分野で両国関係を強化するため、アンワル首相とハイレベルの会談を行うでしょう。

この後、大統領はインドネシアとパキスタンを訪れます。


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大雪のため20都市で学校閉鎖

2025年02月09日 | 国内
2月9日 予想された寒さと降雪で、トルコの20県余で日常生活がストップし、当局は学校の授業を一時停止しています。

 HUrriyet

気温は季節の標準を下まわり、25都市では大雪が生活を麻痺させ、地方の道路は通行困難になっています。

イスタンブルでは、1月5日に 降りはじめた雪とあられが降ったり止んだりして、北部の地区は猛烈な寒さに襲われています。市内の高地は雪に蔽われていますが、天気予報は、週末は雨に変わると言っています。

隣のコジャエリ県では、悪天候のため、当局がスクーター、オートバイ、配達便の通行を禁じました。また、デュズジェでは、早くから降りはじめた雪が、高地では50センチも積もりました。バルトゥンでは、高地の積雪は80センチに達し、市の中心でも20センチの雪に蔽われています。

黒海地方では1000余の村がアクセス不能になりました。東部黒海地方の内陸の高地と、東部アナトリアの急勾配の斜面では、大きな雪崩のリスクがあり、当局が注意を呼びかけています。

一方、南部のアンタリヤでは、夜間の気温が氷点下に下がるため、農業者たちは作物を冷害から守るために、夜もハウスを見まわっています。


イスタンブルの人口は131か国の人口を超えた

イスタンブルの人口は、2024年、1570万人に達し、、人口統計学的規模において131か国を超えました。

 Hurriyet

2024年のトルコ統計局と国連人口基金(UNFPA)のデータを分析すると、巨大都市イスタンブルの人口は45,678人増え、1570万Ⅰ602人という天文学的数字に達しました。

イスタンブルの人口はトルコ全土の人口の18.3%になり、男性は782万人、女性は788万人になりました。イスタンブルはその途方もない人口によって、世界の多くの国々を凌駕しました。

国連人口基金の2024年の数字に基づいてみると、イスタンブルはその人口において、204の国と地域の中で131か国を凌いでいます。イスタンブルは、ヨーロッパではベルギー、チェコ、ギリシア、ハンガリーなどの諸国より人口で優っています。

同様に、ヨルダン、イスラエル、チュニジア、アゼルバイジャンは人口統計学的にイスタンブルに負けています。驚くべきことに、イスタンブルの人口は、セルビア、ハンガリー、パラグアイ、リビアの人口の2倍以上になります。

イスタンブルはまた、ベルギー、スエーデン、チェコ、ギリシア、ポルトガル、ハンガリー、オーストリアなどのEU諸国を人口で超えています。

しかし、この絶えまない住民と訪問者の流入は、住環境を永続的に悪化させています。 その中でも、交通渋滞と、中心部の住居費の高騰が挙げられます。

大手カーナビ会社による年間レポートは、イスタンブルを世界の大都市の中の最悪の交通渋滞の都市のひとつに指定しています。


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チャナッカレで水鳥が記録的に増加した

2025年02月02日 | 国内
2月3日 2025年の「冬期水鳥調査」(KOSKS)によると、北西部チャナッカレ県で、水鳥の生息数の著しい増加が記録されました。

 Hurriyet

「過去5年間、とくにこの2年間、私たちはチャナッカレの鳥の生息数の増加を観察しています。主要な理由のひとつは、ヨーロッパの厳しい寒さと降雪と凍結から逃れて、鳥たちが南へ移動してきたためです」と、バードウオッチャーで、野生動物写真家のジェンク・ポラト氏は語りました。

「自然保護・国立公園総局」が、適切な規制の下に行っている調査は、主要な湿地帯での水鳥の生息数を観察するのが目的です。今年は気候による移動パターンで、鳥の数が著しく増加していることが観察されました。

鳥の生息数を査定し、鳥の動きを追い、潜在的な脅威を認定するために、水鳥調査 が北半球全土で、同時に行われていると、ポラト氏は言いました。

ポラト氏は、今年、鳥が記録的に集中したカワク・デルタの重要性を強調しました。「私たちはフラミンゴやペリカン、その他の水鳥や、絶滅危惧種の鳥を観察する機会を得ました」

彼はまた、気候変動の拡大が鳥の生息数に影響していると警告しました。「私たちは毎年、記録破りの気温を体験しています。2023年と2024年には、気温はいままでになく上昇し、鳥の生息数にも大きな変化をもたらしました。ある種の鳥は寒さを逃れて南へ移動しました。地球の気温上昇は全鳥類の数を減少させています」


シリアの変化で、トルコが地域のエネルギーの中心になるかも

シリアの政権が変わって、トルコが東地中海のエネルギー環境の主要なプレイヤーとして浮上してきたと、この問題の専門家、「チャタム・ハウス」のカリム・エルゲニー氏が言いました。

 Hurriyet

何十年も続いたアサド体制の崩壊が、地域再建の新たな可能性を開きました。「シリアの変化が、東地中海のエネルギー地図を描き換えようとしています。ガス・パイプラインと、LNGターミナル(液化天然ガスの末端施設)の広大なネットワークを持つトルコは、東地中海のエネルギーの中心になる準備はできています」と彼は言いました。

エルゲニー氏によると、トルコの現在のエネルギー・インフラは、7つのガス・パイプライン、5つのLNGターミナル、3つの水上貯蔵ユニット、2つの地下収納施設など、この地域のエネルギーの中心になり得るだけのものを備えています。

「シリアのアラブ・ガス・パイプライン・ネットワークに接続できれば、地域の生産者は、ヨーロッパ市場へより実用的なルートを得ることになります。カタール・トルコ・パイプライン・プロジェクトの復活の可能性は、地域のエネルギーの流れを再形成するかもしれません」と、彼はさらに言いました。

エルゲニー氏はまた、トルコの再生可能エネルギーは、現在、電力生産の43%に達していると指摘しました。これがシリアの再生可能な再建に役立つかもしれないと、エルゲニー氏は示唆しました。


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「トルコはガザの現実を暴露しつづける」エルドアン大統領

2025年01月29日 | 国内
1月30日 報道局によると、エルドアン大統領は、水曜、トルコはガザの現実を暴露しつづけると言いました。ガザでは、1月29日、3段階の停戦が有効になりました。

Hurriyet

エルドアン大統領はアンカラの大統領官邸で、ハマス・シュラ協議会のムハムマド・ダルウイシュ議長と会談し、最終的にイスラエル軍がガザから完全に撤退し、再建が始まる停戦の第2、第3段階が成功裏に終了するよう希望を表明しました。

エルドアン大統領はまた、ガザで471日間、持続しているパレスチナ人集団の抵抗精神を再確認し、彼らの努力を賞賛しました。

イスラエルは2023年10月以来、ガザで4万7000人以上の人々を殺害し、領土を廃墟にしました。殺された人の大部分は女性と子供です。

ハカン・フィダン外相、イブラヒム・カルン情報局長、アキフ・チャアタイ・クルチ大統領首席顧問、その他高官らが会合に出席しました。


トルコ軍代表が安全保障交渉のためシリアを訪問した

トルコ軍の代表団が、防衛と安全保障協力に関する技術的談合のため、シリアを訪れたと、国防省のゼキ・アクテュルク報道官が1月30日、発表しました。

 Hurriyet

「わが国はこの地域にテロリストの存在を許さないことを明らかにした」と、アクテュルク報道官はアンカラでの週間記者会見で言いました。「トルコはシリアの新政府とともに、防衛と安全保障の力を強化し、シリア難民の安全で自由意志による帰国を容易にするために努力している」

シリアの国営ニュース局SANAは、トルコの代表団は、ダマスカスで、シリアのムルハフ・アブー・カスラ国防相と、アリ・ヌーレッディン・アルナアサン参謀総長と会談したと報じました。

記者会見後、国防省ソースは記者団に、「両国の軍司令官はこれまでも接触してきた。話し合いは高いレベルに達している」と言いました。会談は両国に対するテロの脅威に対抗することが中心になりました。

「今後もわれわれは必要に応じて話し合いをつづけていく」と高官らは語りました。


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