藤井祥子のいろいろ

ピアノ&ヴァイオリン教室・飼い猫のルイ…
いろいろな日々の話題をご紹介しています。

藤井祥子ピアノスタジオには、確実に上達できる喜びがあります 

『楽しい!』『練習したくなる!』そう思っていただけるわかりやすい指導を心がけています。一人ひとりペースに合わせ、生徒さんと一緒に音楽を楽しんでいます。 【ピアノレッスン】ピアノの楽しさをとことんお伝えいたします!年齢問わずスムーズで音楽的な演奏ができるよう、レッスンしています。お子様のレッスンは、親御様と一緒に心の成長を大切に見守りながら、自信と自己肯定感を育てていきます。合唱伴奏・ピアノコンクール・進学など、ご相談ください。大人のレッスンは、初心者・経験者ともじっくり取り組みたい方が多数通われています。 【バイオリンレッスン】憧れのバイオリン、自然に身につくまで丁寧にお教えしています。東京芸大卒業後ドイツにて学んだ先生による、分かりやすく楽しいレッスンです。初心者・経験者とも歓迎いたします! お問合せTel.090-2301-4587まで。レッスン詳細は藤井祥子ピアノスタジオHPをご覧ください。

響き+響き

2014年06月17日 | ピアノ演奏や審査や・・・
フルートの友人との本番まで、1週間を切りました。
今日は本番に向けての最後の合わせ。

楽器は発音方法によって、いくつかの種類に分かれます。
たたいて音を出す打楽器。
弓でこすって音を出す弦楽器。
息を吹き込んで音を出すのは管楽器。

そしてピアノは鍵盤楽器と言われますが、
この呼び方は音の出し方を表してはいませんので、音の出し方を言うなれば撥弦楽器。
撥弦楽器とは、何らかの方法で弦をはじいて音をだす楽器の総称です。
(ギターや琴も撥弦楽器の仲間です。)

ピアノはピアノ線をハンマーで叩いて音を出します。
絶対に打点があり、そこが音の鳴り始めで、その後の響きは時間とともに減衰していきます。
でもフルートの音の鳴り始めは、打点ではないのです。
瓶の口に息を吹きかけてボーと鳴らすあれと同じ原理です。
そして楽器から出てきた響きは、その後大きくしたり小さくしたり自由自在。

そんな二つの楽器の響きが融合するのかしら…と思いますが、
アンサンブルの響きを追及していくと、溶け合うのです。
二つの楽器の響きは一緒になり、音楽の求める方向へ動いてゆきます。
本当に不思議で素敵なことです。

目指すものを求め続けるのは大変ですが、
刻々と聴こえる世界が変化していくので飽きることがありません。
さて、あと一息、どこまで行き着けるのか楽しみです。