藤井祥子のいろいろ

ピアノ&ヴァイオリン教室・飼い猫のルイ…
いろいろな日々の話題をご紹介しています。

藤井祥子ピアノスタジオには、確実に上達できる喜びがあります 

『楽しい!』『練習したくなる!』のはとにかくわかりやすい指導だから。一人ひとりの成長に徹底的に寄り添って、生徒さんと一緒に音楽を楽しんでいます。 【ピアノレッスン】ピアノの楽しさをとことんお伝えします!年齢問わず、スムーズで音楽的な演奏ができるよう、工夫の詰まった指導です。お子様のレッスンは、心の成長を大切に見守りながら、自信と自己肯定感を育てます。合唱伴奏・ピアノコンクール・進学、全てお引き受けします。大人のレッスンは、初心者・経験者ともじっくり取り組みたい方が多数通われています。 【バイオリンレッスン】憧れのバイオリンだからこそ、身につくまで丁寧にお教えしています。東京芸大卒業後ドイツにて学んだ先生による、分かりやすく楽しいレッスンです。初心者も大歓迎! お問合せTel.090-2301-4587まで。レッスン詳細は藤井祥子ピアノスタジオHPをご覧ください。

ピアノが嫌いにならないように、けれどできるだけ上手になってくれたら

2016年10月30日 | ピアノレッスン
昨日のブログに書いた「ことはじめ」は、
ピアノを始めるきっかけとその年齢ごとのレッスンのイメージです。

けれど本音の部分、
習うならできるだけ上手になりたい(なって欲しい)、
でも無理をして嫌いになったら困るし…、
両極端とも思えるこの2つの心配は、いつも隣り合わせで心に湧きおこるのです。

これも私の経験から。
無理をしているのかどうか?嫌いになりそうかどうか?は、
親御さんや先生にはちゃんと分かります!
そのためにいつもそばで見ているのですから。

どれだけどんなふうに上手になれるのか?
これも分かります!
持って生まれた素質や才能ももちろんですが、
その子がどんなふうに音楽を捉え、感性を働かせているのか、
幼稚園の時に習い始めた生徒を見ていると、
やっぱり大人になってもその子の音楽の世界は変わらないのです。
上達していって、より専門的に学びたいという要求の出てくる場合、
専門的に学ぶならピアノじゃなくて…と別の進路が見えてくる場合、色々あります。

私はピアノの指導者ですから、
生徒がより専門的にと夢見たときに、
「もう今からでは手遅れですね…」という残念なことにだけはしたくない。
だからできるときにできる最善のことをと常日頃思っています。
コンクールに挑戦してみることも、
そのために少し練習に熱を入れることも、
将来必要になるテクニックを早めに身につけておくことも。

でも、今その生徒に覆いかぶさっているストレスも、
手に取るように感じます。
ペース配分をしたり、課題の量を加減したりは当然ですが、
こころとからだの成長具合には、いつも気にかかります。

もちろん、そんな学び方が性に合わない生徒もいます。
そんな生徒には、その子がよりピアノを弾いている満足度が上がる方向へとレッスン。

ちゃんと先生について教わるという安心感は、
その時々で最善の学び方をプロの目で考えてもらえるということですから。笑