昨今

昨今の中学受験は、どうもものすごいようです。
そのための塾通いが大変で…という話は耳にしていました。

8月は塾があまりにも忙しくピアノのレッスンを休んでいたTくん。
9月に入りまた小学校へ通い、夜だけ塾に行く生活に戻り
「やれやれ、ホッとした。」とのこと。
彼にとっては学校もホッとする時間、ピアノもホッとする時間。

「勉強好きじゃないんだよね～」と言っていても、
これから半年が正念場。
そんな生活の中で、ピアノが心の潤いになりますように…。

次回のVariations

4月に開催した大人のピアノパーティーVariations。
次回をいつにしようかというお話が、早くも出てきています。

いままではおよそ1年3ヵ月ごとに開いてきました。
そのペースで考えると次は夏ごろなのですが、
ご旅行やご家族のことetc.で落ち着いて練習が案外できないもの。
ということで、秋に開催の方向で進めることにしました。

芸術に浸ってみたくなる季節、そして1年中で一番美味しいものに溢れた季節。
来年の秋の楽しみが早くも1つできました。

秋

秋の空気に入れ替わりました。
爽やかで透明感があって、ひんやりとして…。
季節の変わり目が、まるで目に見えるような1日です。

自分を知る

大人になってからのピアノレッスンで直面する問題は、「自分は」ということ。
その後ろに続く言葉として、
「何が好き」「何を感じる」「どうしたい」「どうなりたい」etc.。
こうして並べてみると、奥ゆかしい日本人として育った方々からは、
なんてわがままな！といった声まで聞こえてきそうです。笑

大人のピアノの醍醐味は、大げさでもなんでもなく、
その魅力に取り付かれ続けることではないでしょうか。
今風に言うと、はまっちゃった自分がすごく幸せ!!笑
だから、自分は何が好きなのか知ることがとても大事なのです。

引越しした先から1時間半かけて電車を乗り継ぎ、レッスンにきてくださるYさん。
子育て＆主婦業の中で、自分のピアノのペース作りに試行錯誤されているKさん。
そのほかにも沢山の大人の生徒さん。
皆さんそれぞれに、自分のもっと好きと感じるを方向を一緒に探し、進んでいける。
それができるピアノレッスンでありたいと、心から思います。

声・声・声・・・

今日は、これまた友人の出演したゴスペル・コンサートのお話。

多くの民衆の思い・願いを歌にのせ、神へと祈ったゴスペル。
大勢の声の重なりがエネルギーの渦をおこします。
アメリカ南西部、黒人奴隷達の日々の想いが、
現代を生きる人々の心のメッセージに重なり、共感を呼びます。

どこまでも高みに登っていく興奮に圧倒されます。
人間の声は凄いです。

声

友人が出演する声楽のコンサートに行ってきました。
声の魅力、すべての人が持っているもの、一人ひとりまったく違っているということ。
人間にとって人間の声というのは、きっととても暖かく懐かしく心安らぐ音なのです。
(無人島に行って自分以外の声に出会えない状況、
そんなシチュエーションでどこからか人の声が聞こえてきたら…きっと無条件でそう思いませんか?)

その声を楽器にして音楽をする。
声楽が他の楽器とくらべて特殊なのは、
伝えられるメッセージも感情も、あまりにもダイレクトだから。
そんなことをふと考えました。

ひまわりとハトとルイ

先日植えたひまわりの種、5粒のうち4粒から芽が出ました。
太い幹、大きな葉と花に成長するだけあって、
ひまわりのふた葉は緑も濃く、大きく肉厚です。

そのふた葉が、ある朝突然3つに!!
消えてしまったふた葉のあったそばには、ハトの羽が…。
ちょっと気を許した隙に、庭木に巣を作ったハトの仕業に違いありません。
長雨が続いたせいでしょうか？
卵を温めているハトの栄養源にされてしまったようなのです。涙

いつも庭で日向ぼっこをしているルイには、
くれぐれもよく見張って置きように言っておいたのですが、
やはりルイはネコでした×××。

残り3つのひまわりの芽、大きく育ちますように。

調律

昨日、ピアノの調律をしました。
前回の調律から今までになく期間があいてしまったので、
数ヶ月前から音の狂いや鍵盤の不揃いが気になっていたのです。
今回はたっぷり時間をかけて手を入れてもらいました。

音が狂っていないと、弾いた音の重なりが何より違います！
和音の響きは澄み、和音それぞれの色の違いが美しい。
鍵盤の具合もきちっとそろえられていると、
指のふれ方によってちゃんと音色が作れます。
1本のメロディーの音色を一つなぎにすることも、
いくつかのメロディーを弾き分けることも、自由自在。
ペダルも踏む深さによって、ちゃんとかかり具合を変えられます。

空間に絵を描くように、楽器を操り音をつむぐ面白さは、
楽器のコンディションが整えられてこそなのです。
どうぞ、レッスンの時に味わってみてください！

陸の孤島？

先週末より、なぜか電話もネットも使用不能。
雷のせい？それとも掃除中に機械を壊してしまった？とドキドキしつつ、
でもどうやっても復旧不可能～涙。
おかげでこの3日間は手も足も出せず、陸の孤島状態。
こうなってみると、文明の恩恵の有難さが身にしみます…。
(ブログを覗いて気にしてくださっていた方、ご心配おかけしました。)

やっと今日NTTから修理にきてもらい、復旧しました。
原因は光ケーブルの切断だったそうです。
ケーブル中継地点というのが住宅地のそばにあり、
束ねられた400本ほどのケーブルが各家に1本ずつ引かれているのだそうです。
その中のわが家へきている1本だけ、
なぜかその中継地点で切れてしまっていたと。
そんなこともあるのですね～。
ともあれ、私が機械を壊したわけではないことが分かり、ホッとしました。笑

響き

荷物や楽譜をすべて隣室に移してみると、
部屋の中の音がよく響くことに驚きました。
いやおうなく迫ってくるピアノの音に、
レッスンでも「よく音を聴きながら弾いてね！」という注意は無用のようです。

なんとなく様子の変った部屋と、いつもとはまったく違う響き。
こうなると五感が驚くほど敏感になるようです。
新鮮な感覚の1日でした。