藤井祥子のいろいろ

ピアノ&ヴァイオリン教室・飼い猫のルイ…
いろいろな日々の話題をご紹介しています。

藤井祥子ピアノスタジオには、確実に上達できる喜びがあります 

『楽しい!』『練習したくなる!』そう思っていただけるわかりやすい指導を心がけています。一人ひとりペースに合わせ、生徒さんと一緒に音楽を楽しんでいます。 【ピアノレッスン】ピアノの楽しさをとことんお伝えいたします!年齢問わずスムーズで音楽的な演奏ができるよう、レッスンしています。お子様のレッスンは、親御様と一緒に心の成長を大切に見守りながら、自信と自己肯定感を育てていきます。合唱伴奏・ピアノコンクール・進学など、ご相談ください。大人のレッスンは、初心者・経験者ともじっくり取り組みたい方が多数通われています。 【バイオリンレッスン】憧れのバイオリン、自然に身につくまで丁寧にお教えしています。東京芸大卒業後ドイツにて学んだ先生による、分かりやすく楽しいレッスンです。初心者・経験者とも歓迎いたします! お問合せTel.090-2301-4587まで。レッスン詳細は藤井祥子ピアノスタジオHPをご覧ください。

忘年会

2008年12月12日 | ピアノ演奏や審査や・・・
幼稚園で行っているお母さんのためのピアノクラス。
今日は今年最後のレッスン日でした。
子供の頃習っていたピアノを再び始めた方や、
今春生まれて始めてピアノを習い始めた方、いろいろな顔ぶれです。
家事と子育ての合間に少し自分だけの時間をもつ贅沢感と、
上達する喜びはこのクラスの生徒さんみんなの共通点です。

レッスン終了後に全員でランチに出掛けました。
そこでは赤ちゃんが生まれたためしばらくお休みをしていた2名も、
赤ちゃんとともに合流。
少し気の早い忘年会と称し、おしゃべりに花が咲きました。



集中力

2008年12月11日 | ピアノレッスン
練習をする時に大事なのが集中力。
けれどこれが難しい問題で、個人差こそあれすぐに途切れるのです。
夏の夜、部屋に入ってしまった1匹の蚊のように、
期せずしてあちらからプイ~ンとやってきて、
「めんどくさいね」とか「そろそろ疲れたでしょ」とか「のど乾かない?」とかとか、話しかけてきます。
「そうだね、そろそろやめようか」なんて返事をしようものなら、
集中した練習はすぐに終わりを迎えます。
集中力を乱す『蚊』は、ほんの15秒も我慢すればまたどこかへ飛んでいってしまうもの。
「もう少しがんばるぞ~」と誘惑に負けずにいられれば、その後も集中力は続きます。

先日この話をした生徒は、「ヘンなの!」と笑って聞いていましたが。笑
最終的には、集中力も訓練の賜物です。

熱気(クレエこぼれ話8)

2008年12月10日 | ピアノレッスン
12月に入り、どの生徒もレッスンの中身がどんどん濃くなってきています。
小学生以下の生徒達は、春から始めたソルフェージュのせいもあってか、
練習さえ充分に足りていれば、レッスンでの吸収力は去年一昨年とは比べ物にならないほど。
また中学生~大人の生徒も、1ヵ月後のリハーサルに向けての追い上げは、
目を見張るものがあります。
ここまで高まってきている今だからこそ!と、
レッスンで吸収して欲しいことがいっぱいで、ついつい私も熱を帯びてきてしまいます。
そして1日のレッスンが終わると、頭から湯気が出そうなほど放心状態に。
いずれにせよ、一生懸命になれるというのはいいことです。笑

五割増し

2008年12月08日 | 日々のくらし
用事を済ませるためにあちこちへ出向いたり、
電話、片付け、準備、練習、勉強、
不意の来客・・・。
12月は、仕事がなぜか五割増しのような気がするから不思議です。

来月のクレエ『コンチェルト広場』へ向けての出演者の練習、
やっとエンジンがかかってきたようです。
こちらも五割増しで、がんばれ がんばれ 

また、春に。

2008年12月07日 | ピアノ演奏や審査や・・・
今日の障害者の日記念事業をもって、今年のコーロ・オアシスの活動が終わりました。
毎年春、定員30名の枠に多数の障害者・高齢者の皆さまが応募くださって、活動がスタートします。
ようやく仲間が打ち解けあうのが、秋の初め頃。
それなのに、12月ではもうこの講座が閉講に。

また来春申し込んでくださいねと、数ヶ月の別れを惜しみます。
ご高齢の方々、障害をお持ちの方々にとって、この冬の数ヶ月がどれほど長く寂しいものか、今日はいっそう感じさせられました。
誰しも若いままで…というのはありえません。
またお会いするまで怪我も病気もせずにと、心の底から願います。

お上手

2008年12月06日 | ピアノレッスン
午前中、2名の大人の生徒さんをレッスン。
まず始めにいらっしゃったNさん。
数ヶ月練習している曲が、仕上がり間近です。
ペダル使いもなかなかのもの。

次にSさんがいらっしゃって、しばらくNさんの演奏を聴いていらっしゃいました。
そしてNさんがお帰りになった後、一言。
「素晴らしい音色ですね~」
そうなのです!
Nさんの演奏に何を隠そう私も「週末の朝にふさわしい」と、思わずうっとり。
続いてSさんのレッスン。
来月のステージへ向けて、今日は何回か通して曲全体をつかむ練習。
ただ音を並べるだけでない、息づかいのある演奏がだいぶ堂に入ってきました。

Sさんがお帰りになった後、
外で演奏を聴いていた私の母が一言。
「Sさん、本当に上手になったわね~!!」
みなさん、素晴らしいです。笑


大風

2008年12月05日 | 日々のくらし
色づいた木の葉が次から次へと、舞い落ちてきます。
地面はまるでじゅうたんのようになり、
あちらこちらで落ち葉が風に回っています。

この時期の大風はめったにないことですが、
こういう景色もいいものです。

戻りました!

2008年12月04日 | ねこのルイ+猫犬ベッドの”Nite nite.”
過度の食欲、まるで文句たらたら~に聞こえるなき方・・・
ほとほと困り果てていたルイの性格が、元に戻りました!
どうやら原因は、寂しさがストレスになったヒステリーのよう。
この10日ほど、私と母でべたべたの猫かわいがりをして、いやというほど遊んであげたら、
目つきもずいぶん穏やかになり、台所でゴミをまき散らすこともなく、
鳴き声もギャーギャーからニャーニャーに。

いつも家に一緒にいるのですが、レッスンをしている数時間ルイは1階で一人ぼっち。
普通ネコは孤独を好む生き物ですから、そんな事は平気のはずなのです。
けれどルイは、その孤独がどうやら耐えられないほど苦手のよう。
そしてストレスがたまりにたまってしまい・・・。
まったく、ネコの性格もいろいろです。



フェルメール

2008年12月03日 | 日々のくらし
念願のフェルメール展に、やっと行ってきました。
1600年代のオランダは、貿易の富が集まる比較的裕福な時代だったようです。
民衆の文化水準の高さと平和な空気が、文化を育むのですね。
芸術的な絵画の探求や、その価値を世論や経済が支持している社会。
現代オランダの芸術への意識の高さは、400年前からはぐくまれてきたと納得。

数々の画家の作品の中でも、フェルメールのものは別格といっていいほどの素晴らしさでしたが、
フェルメール突然現れた天才ではなく、その時代の粋をキャンバスに結実させる能力が群を抜いて高かった画家のように感じました。
けれど、彼の人生は「特別」に彩られたものではなく、
職業人として言ってみれば平凡なものだったようです。
探究心の深さと、たった30数点しか書かなかったこと、
言い換えるなら、かなりのこだわりを持って作品を仕上げ、量産しない・・・
お世辞にも世渡り上手とは思えません。
そんなところ、なぜか身近に感じてしまいました。笑

来週いっぱいでこのフェルメール展も終わるそうです。
快晴の下、上野公園の銀杏も最後の饗宴でした。