久々の楽譜売り場

いつもは必要な楽譜をアマゾンでチャチャッと注文。
でも楽譜売り場はやっぱりいいです。
パッと手に取って中身を確認することも、
出版社の違う同じ種類の楽譜を比較検討することもできて。

都内に出かけたついでに、広い楽譜売り場のあるお店に立ち寄りました。
最近新しく出版された楽譜、
調べてみたいジャンルの専門書、
流行りもののポピュラーアレンジ・・・。
気になっていたものにざざっと目を通し、
滞在時間わずか20分！

大急ぎで帰路につきました。

みんなおめでとう！

いよいよ新学年が始まりました！
週末の暖かさに比べると肌寒さを感じますが、
満開の桜がいまだ綺麗な姿を保っているのはそのおかげ。
やっぱり、新しい出発の日に満開の桜は似合いますね。

新一年生になった生徒たち、
ひとつ上の学年へ進級した生徒たち、
いつもよりちょっぴり大人びて見えます。
みんな今年は頑張るぞ！とやる気がみなぎっています。

職業病？

よし、こういう風に進めてみよう！と何か新しい指導のアイディアを試してみると、
それを受けてグイッと伸びてくれる生徒と、
それでもやっぱり壁を超えるのに時間がかかる生徒が必ず出てきます。
個性の差というのは、いつも予想以上に大きいのだと感じさせられます。

壁を超えるのに、何か他のよい方法がないかしら？
そもそもの指導の方向やタイミングが問題なのかしら？
無理なく定着するにはどのくらいの時間が必要なのかしら？

壁が見つかると、対策を考えずにはいられません。
一種の職業病ですね。笑
けれど生徒たちのかわいい笑顔が増えると思うと、
それだけでワクワクしてくるのです。

リズムがわかってきたかな？

リズミックホリデーから一週間。
ワークショップやピアノセッションに参加した生徒たちに変化が。

「なんで宙さんはあんなにかっこよかったんだろうね？」
「宙さんの神業のようなリズムも、もとは単純なリズムの組み合わせなんだよ。」
「同じビート感が続くって、すごく魅力的だよね。」

リズムの持つ表現力をドカンと味わった体験を、
少しずつ自分の演奏に取り入れ始めています。
子供たちの吸収力はやっぱりすごいです！

行く道

生徒さんの中で最高齢は御年85歳の方。
昨年体調を崩して入院なさってからというもの、
「ダメですね。病気をすると苦手なことから忘れてしまって・・・」と言うのが、
最近の口癖になりました。
それでもピアノは頭の体操になるからと、
ご家族の応援もあってレッスンを欠かさず続けていらっしゃいます。

今日はいつもより澄んで輝きのある音色です。
ご自身はあまり気が付いていらっしゃらないようですが、
そのことをお話しすると、
「ここのところ、いくらか体調もいいようですから。」と明るくおっしゃいました。

人生、来た道のことは多少わかりますが、
行く先の道のことはわかりません。
80歳を超えて見えてくる世界は、
きっと私がその年になった時に、本当にわかるのだと思います。

リズミックホリデーの動画を

リズミックホリデー2019のワークショップ動画を、
友人がブログでアップしてくれました。

最高に楽しかった一日の思い出に浸りたい方、
泣く泣く会場にいらっしゃれなかった方、
どうぞご覧ください！

　　　⇒リズミックホリデー動画(ピアノ教室フルールのブログ)

注射を2本

ルイを連れて、動物病院へ。
目的は年1回の予防接種と、血液検査。

ふつうネコは(人だって！)、病院はキライです。
いつもと違うただならぬ場所に連れてこられて、
ふつうの人とはちょっと違うニオイをさせている先生に囲まれて、
あっちやこっちを触られて。
イタイ思いをさせられることだってあるのです。

けれどルイは、診察室でも診察台の上でもくつろぎムード。
診察室を一巡すると、窓枠にのぼり外を行き交う車を眺めてのんびり。
注射はちょっと嫌だけど、
だからと言って暴れるわけでも威嚇するわけでもなく。
注射が終わればまた、もとののんびりムードに。

手がかからなくて助かるのですが、
いつも先生や看護助手の方に笑われます。。。
う～ん、筋金入りのおおらかさです。汗

グランドピアノ

先日、念願のグランドピアノをお家に入れたSさん。
長年教壇に立たれ(今もなお定年延長でお仕事はなさっていますが)
ようやく自分の時間が持てるようになってきたからと、
新しいピアノをご自分のためにお買いになりました。

今まで練習してきたアップライトピアノとのあまりの違いに驚いたそうです。
今までなんて無理をして、ただただ弾いてきたんだろう。
グランドピアノで美しく弾くには、
力づくで無理やり弾いても全く意味がないことに、
今更ながら気づきましたと。

楽器を変えただけでこんなにもよくわかるのなら、
もっと早くグランドピアノにすれば良かった・・・。

人生その時々にいろいろな出来事が起こりますから、
つい追われているうちに時が流れてしまうものです。
ですから、今ここで新しい楽器に出会えてその良さを噛みしめることが出来たことが、
何よりの幸せだと思います。

けれどSさん、おっしゃっていました。
だからこそ、これからピアノを始める小さいお子さんには、
グランドピアノの弾きやすさ、音の分かりやすさの中で育ってほしい。
その価値が十分に活きるはずだから。

いい楽器で練習を始めると、
今までは気づくことのできなかった世界が開けます。
私も経験済み。
音楽の世界が一段ときらめいて見えてくるはずです。

新年度

待ちに待った桜はほぼ満開。
新年度の幕開けと、来月から始まる新元号の発表が重なり、
明るくおめでたいムードに包まれました。

午後からは、春休みのお出かけなどで日にちを変更した生徒のレッスンが相次ぎました。
学校がお休みだからこそ、早い時間帯も自由に使えます。
いつもとちょっとちがう時間なので、
外から部屋へ差し込む日の光の加減もちょっと違います。
小さなことですが、ちょっと新鮮です。


裏の森の桜も見ごろをむかえました！