長い時間の中で淘汰されることなく今に引き継がれたクラシック音楽ですが、
それを生み出した作曲家たちにも、
それぞれの人生があり、人間関係があり、生きた時代の背景があります。
レッスンでは色々な作曲家の作品に触れていますが、
案外希薄になるのがこの部分かもしれません。
ソビエト連邦時代に作曲された曲を前に、
こんな時代があってね・・・
世の中はこんな感じでね・・・
作曲したこの人だって、きっとこんなことやあんなことを悩んだと思うよ・・・
そんな話をしたところ、
小学生の生徒さんはまさに目が点！！！
文化がちがうという事のすごさはいつも簡単に想像を超えてきます。
生徒さんのお母様からお借りしたこの本、
作曲家が活躍した当時の様子を本当にシンプルに、
でもわかりやすく書かれています。
のぞき見しているような面白さで、楽しんでいます。
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少し前から教室においてあるプッシュアップバブル。
これを気に入ってしまう生徒さん続出です。
レッスンの前に必ず触って、
「指がしっかりしたよ～」と宣言してからピアノに向かう生徒さんがたくさん。
そして「ママに買ってもらった！」という生徒さんが何人も。笑
SNSでは少し前から話題なのだそうで、
それもあって喜んでくれているのでしょうね。
指先のタッチ感覚がぐんぐん目覚めています。
今日は大人の方より体験レッスンのお問合せをいただきました。
ピアノを弾けるようになりたいという夢への第一歩、
お声をかけていただけてとても嬉しく思っています。
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初めて出会う曲は“耳から”という事がほとんどだと思います。
聴いてみて「この曲好きかも！！！」というトキメキは嬉しいですよね。
そこから「これ、もしかして弾けるかな？」になって、
その後「じゃあ、練習してみよう・・・」と。
練習が好きな人は“ワクワク”かもしれません。
でも練習が苦手な人は“おそるおそる”かも。
ここからの進展が、時間もかかるし忍耐も必要。
来月の発表会に出る生徒さん達は、
みなさん今この部分で頑張り中です。
お家での練習をサポートするために、
曲の音源やピアノパート模範演奏(ゆっくりバージョン)を、
リクエストのあった生徒さんにお送りしています。
そして、一足早く“弾いたらもっと好き！”になってきた生徒さんもちらほら。
「毎日喜んで弾いています」という言葉をきくと本当に嬉しいです。
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コンクールが大好きなお兄ちゃんと違って、
小2のRちゃんは順位がつくとドキドキするからちょっと・・・なのだそうです。
でも沢山の人に聴いてもらうのも嫌いじゃないし、
響きのいいコンサートホールで弾くのは大好きだそう。
来年2月に開催される‘入賞者記念コンサート’をお知らせしたところ、
とっても喜んでくれました。
春のコンクールでステージに立ち、
その響きがとても気に入ったさいたま芸術劇場。
そこでまた弾けるのも嬉しいポイント。
「ショパンが弾いてみたい！」と、さっそく曲もリクエストをくれました。
コンクールじゃない、自由な選曲のコンサート。
出演者ののびやかな演奏にたくさん出会えます。
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いわゆるシニア世代と呼ばれる生徒さん達とのおしゃべりから。
ピアノは・・・
誰かと予定を合わせなくても、自分一人の都合でできる
わざわざ出かけていかなくてもいい
はじめるための準備がいらない、ふたを開けて座ればOK
片付けに手間がかかったり、使ったものを洗濯をしたりという後始末もなし
だから体力が落ちても楽しめる
そして何より、練習ができる幸せをいつも感じることができる！
(この点、「今日も練習しなくちゃっ」と思っている若者とは真逆です。笑)
みなさんが今までに色々な趣味をなさって来た挙句のお言葉です。
思わず深くうなずいてしまいました。
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山のように付箋を貼った楽譜をもってレッスンにやってくるのは小1のMちゃん。
9月は緊急事態宣言中だったせいで学校はお家でのリモートになってしまったそう。
だからたくさん練習できたのかな？
ピアノに座るなり、
「先生、今日はこれぜーんぶ弾くからマルちょうだいね！！！」
と宣言してから、猛烈な勢いで弾ききります。笑
ここを弾く！の目印に貼った付箋は10枚以上です。
しっかり自分の力で譜読みもできて、
よく考えながら指も動かせています。
そして少し前は苦手だったテンポコントロールも身についてきてます。
発表会の曲も順調に練習が進んでいる様子。
学校のお友達に会えずちょっぴり寂しいけれど、
出来た時間でピアノに楽しんで取り組んでくれたことが嬉しいです。
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子供の成長は本当にそれぞれで、
その様子にはいつもレッスンで驚かされています。
凄く能力の長けている部分と足りない部分の差は大人の想像を超えますが、
でもそんな問題はどの子も抱えていることです。
そして、それをどういう過程で克服していくのかも千差万別です。
演奏する音域がとても広く、
手をいっぱいに伸ばしてもつかみきれないほどの和音がバンバン出てきて、
おまけに速いテンポの曲に挑戦中のKくん。
小学2年生の男の子なんて、
身体のサイズはまだまだ小さくて、
足台も補助ペダルも駆使したうえでの演奏ですから、
身体的ハンデは相当なものだと思います。
けれど大人になって身体が大きくなればハンデはなくなるのかといえば、
実はそんなことはありません。
弾く曲や求める音によって自分の身体をどう使うのかという問題は常にあって、
その時に最適の動きを見つけられる身体感覚が養われているかどうかが大事になります。
子供の時に身の丈のほんの少し先をチャレンジすること、
身体感覚を伸ばす大きなチャンスです！
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5年に一度開催されるショパン国際ピアノコンクールの本選が始まりました。
世界の頂点を目指す若いピアニストが挑戦するコンクールだけあって、
毎回このコンクール時期に合わせてツアーが組まれ、
日本からも多くのピアノ好きがポーランド・ワルシャワを訪れます。
そんなコンクールがなんとお家で見られる！
YouTubeの画面を開けば、そこはなんとコンクール会場。笑
一人ひとりのピアニストの表情も手の動きも、
会場にいるよりずっとはっきりと見えます。
ワルシャワ・フィルハーモニーホールのステージからの眺め。
そして2階席からステージを。
純粋に音楽やコンクールを楽しむことプラス、
お宅訪問のような気分も味わえます。
会場の空気感やホールに響く音色は現地に行ってこそですが、
お家で用事をしながら傍で世界のコンクールを覗けるなんて、
凄い時代になりました。
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