ケアマネさんが「電話越しに大きな声が聞えたから、何かありました?」と父に聞いても
「何もない」「家族のことに口を出すな」と怒り出す父。
こうなるともう手はつけられません。
(ていうかお母さん、反省文2枚目に突入しとるやん)
どうにも会話ができない状態なので、一旦ケアマネさんは外に出ることに。
私も一緒にリビングを出、母もトイレに行くと出て来た。
そのタイミングで支援センターの方登場。選手交代でリビングへ。
母と一緒に外に出てみると、そこにも市の職員の方?が2名いらっしゃった。
えっ全部で4人!いや、ちょっと大事過ぎないか?
正直そんなつもりじゃなかった感ある。
でも、確かに傍から見たら超異常事態なんだよな。
こういうことが今までに何回もあり過ぎて、いやいやそこまでは…ってなる。
やっぱり私もおかしいか?
しばらくすると、支援センターの方も外に出て来られた。
(やっぱり会話にならないですよね。すみません。)
とりあえず玄関の外で、どういう状況なのかという話をする。
しかし、しばらくすると、父が出て来た!
職員の方が「話を聞いてるところです」と言っても「家族のことに口を出すな」の一点張り。
とにかく話を聞かせて欲しいと粘るが、断固拒否。
するとお一人が怒り狂う父に向って、いきなり自己紹介を始め「お話を聞かせて下さい」と
淡々と話しかける姿には、鋼のメンタル!プロすごくない!
私は黙るか、口ごたえの2択なんですけど(それで火に油そそぐ)
しかし、そんなんで「はい、そうですか」となるわけもなく。
とにかく「近くに車を止めてるので、そこで話を聞かせてください」と言われ、
移動しようとするも父の怒りヒートアップ。
母の手を引いて移動していたら、目の前にあった私の車に「乗って下さい」と言われ、
いやいやスマホは持ってたけど車のキーは?と思ったら、ポケットに入ってたー。セーフ!
あわてて母と車に乗り込む。やってくる父。
うぁーーロックロック!とあわてて鍵をかける。
案の定助手席側のドアを父がガチャガチャ。
セーフ!危なかったー。
しかし、今度は私の車の前に立ち、職員の方と父の押し問答始まる。
この時点でまたお一人増えてたかな。もう記憶があやふやで。
とにかくどこうとしない父。
あの手この手でなだめて、職員の方が父を移動させ話を聞こうとするも頑として聞かない。
「俺は一晩中でもここにいる」とか「話すことは何もない」
「もう時間が…」とか(父は何時に風呂入って、何時に食事してとルーティンを大切にするタイプ)
延々と続く。
私のいる運転席側にやってきた時、「お互いの言い分を聞いてもらおう」と言ったら、
一瞬納得したようにも見えたが、どうだったか。
いやでも、この後もまたごちゃごちゃやってたよな。(もう記憶もおぼろげ)
近所中に響き渡る父の声。
職員の方も冷静に対処してくださっているが、とにかくこうなったら手がつけられない。
そんなことが30分くらい続いたのかな。
すると、パトカーやって来た。えっ?いやいや大事になり過ぎて私も唖然。
しかし、今度はお巡りさん相手にバトル。
警察ごときに(失礼)怯む人だとは思ってなかったけれど、ここまでとは。
あまりにも埒が明かないし、たくさんの人巻き込み過ぎて、とんでもない大事になり過ぎて
「もういいです!」って出ていきたくなるほどだった。
でも、ここはもうプロに任せるしかない。
母は隣で「今帰ったら殺される」とか呟いてるし。
でも、フロントガラス越しに繰り広げられる光景があまりにも非現実的過ぎて、
思わず私が「なんだかテレビドラマを見てるみたいだよね。なんかすごくない?」
と言っても母笑わず。(そりゃそうだ)
こういう時って当事者感がありそうでなさそうな不思議な感覚で、
まさに台風の目の中にいるみたいで、実感がどこか伴ってない。
すると、携帯に電話が。こんな時に誰?
普段は登録してない番号には出ないんだけど出てみたら、ケアマネさん。
そして、またまた電話。今度は警察官の方でした。
事情を聞かせて欲しいということ。(確かに電話という手があったか)
で、今度は運転席側にまた別の方が話を聞きに来たり、
助手席側にも警察官の方が母に話を聞きに来たり。
誰と何を喋ったんだか、よく覚えてない。
そうそう、そうこうする内に父がまた運転席側にやって、ドアを爪でカツカツして、
「開けろ。一言いいたいことがある」と。父の両脇にはお巡りさんと職員の方が待機。
私が窓を閉めたまま「何?」と言っても父は黙ってる。
お巡りさんが「娘さん、聞こえてますよ。窓閉まったままでも聞こえますから」と言ってくれるが、
頑なに「開けろ」と言って、肝心の一言を言わない。(ろくな一言じゃないだろうが)
お巡りさんも私にジェスチャーで開けないでと(もちろんです!)
で、また押し問答している内に一瞬父の手がお巡りさんに!
手首握られ、公務執行妨害か!逮捕か!と思ったが、まだまだ続く押し問答。
いやいや、ほんといい加減にしてくれ。
私だって事件になんかしたくない。穏やかに普通に暮らしたい。
雨も降って来るし、そんな中たくさんの方が懸命に対処して下って、
ほんとにほんとに申し訳ない。
ていうか、あれ?父はどのタイミングで家の中に入ったんだ。
ここら辺記憶がない。
一方、押し問答してる間に他の職員の方々が母の行き先を探しておられたんだよな。
ほんと感謝です。
そして、行き先が見つかったということで、
「お父さんお風呂に入ってます。今のうちに荷物を」って。
ラッキーと思いつつ、いやいやこの状況で風呂って!
娘はともかく妻のことはいいのか?一晩中でもここにいるって言ってたよな。
恐るべし、父のルーティン。やっぱ只者じゃないぞと思いつつ、
とにかく着替えと薬さえあればいいと言われたので、急いで準備。
キッチン脇の収納に母の衣類があるので、どれを持って行くかと選んでいたが、
キッチンの蛍光灯が切れて薄暗いよーと思っていたら、どなたかがライトで照らしてくれた。
神ー!!
バタバタでどなたか覚えてませんが、ありがとうございますー。
あっそうだ下着は洗面所だ、まだ間に合うかもと母の下着を取りに洗面所のドアを開けると、
風呂のドア開いたー!ひーっ!!逃げろー!
身体拭いて着替えるからすぐには来ないはずとリビングに戻り、服を手に取り
玄関へ行くも、あっ肝心の薬薬!
リビングに戻り、どこどこ?状態。
ここでも「これじゃないですかって」またもや神。
ていうかいつもの場所に置いてあったし、落ち着け自分。
外に出て、職員の方が行き先を教えて下さったので、ナビに入れる。
夕食は用意できないので、準備して来てくださいとのことだったので、
途中コンビニに寄ってから、目的地へ向かう。
続く。
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