存在からの2016年の指針(３)

人それぞれ、進化・成長する魂としての段階、そして今生きている環境・状況が違います。
存在は、そんな一人一人へと指針を伝えてくれます。


次に紹介するのは、40歳代後半のNさんという女性です。
Nさんは、幼い頃から美しい物が好きな方で、陶芸に打ち込まれた時期もありました。
結婚後は家事や育児に時間を割き、子供達が成人した後も家計と貯蓄のために仕事を続けられていて、
作品作りからは遠ざかっておられました。

それが数年前に、以前一緒に作品を作っていた人が活動を再開され、Nさんも一緒にと誘われるようになられました。
作品作りを始められたNさんには創作意欲が湧いてくるのですが、ビッシリ入れている仕事の予定もあり、
自分のための時間を取ることにどうしても踏み出せない状態が続いていました。

そんなNさんに伝えられた、新しい年に向けての指針です。

祈りの言葉の後に、(( ))で伝えられている言葉は、Nさんの心に”恐れ”が湧いて心が乱れた時に、
Nさんがその”恐れ”にすっきりと向き合えるようにという、存在からの言葉です。





＜＜祈りの言葉＞＞

『2016年、私が持つ力に気づき活かし始める、夜明けとなるような素晴らしい一年となりますように。
私の中にある力や可能性を開いていく道を、喜びを持って進んでいけますように。』


((二行目の文には、”恐れずに”という言葉を用いた文章が先ずもたらされました。
でも存在は、”喜び”に焦点を当ててもらいたいから、文中には実際には書かないよう伝えてきました。
これから進まれていく中、生活を変えようとされる時などに恐れが現れてくる可能性があるようです。
そんな時には、”恐れ”は横に置いてと言われていたな～と、思い出してもらえればと思います。))


★『まず、私たちはあなたに次の質問をしたい。
『あなたは、今の生活が好きですか？
今の自分が好きですか？』
どうだろうか？
そしてこの質問に、すんなりと自然に単純に「好きです。」と答えられるようになる、あなたへと変化してもらいたい。
この世界は、自分の内側に在る夢(希望)を生きる世界なのだよ。
そうすることによって、その人の中にある様々な可能性や力を開いていくことができる。
そして、その人しか味わえない格別な幸せを実現することができるようになっている。
これからはそのことを腑に落としていけるような、日々を生きて欲しい。
私たちから見ると～、
あなたは、これまでの人生の中で、いくつかの扉を閉めてきている。
それはあなたの心の中で開こうとしたもので、それは夢として希望として芽吹こうとしていた可能性・力である。
作品を作るならば、あなた自身が自分が納得する作品を作り上げようとして夢中になってもらいたい。
誰かに見せるためでも並べるためでもなく、あなたが最上に気に入る作品を作り続けて欲しい。
そうすることによって、まず、あなたの嗜好(個性的力)が現れ意思が現れてくる。
そうやってあなたの中で眠らせてしまった才能と力を開花していってもらいたい。』




この指針を受け取られたNさんは、自分も生活ももっと好きになりたいと、作品を作り続けておられます。
存在がいつも伝えてくるように、その魂が感じる最上の喜びは、その人自身しか開いていけません。

その喜びは、現象的視点から見たら千差万別です。
でも、すべての人の中に、その人だけしか繋がっていくことができない喜びや力があるというのは、
本当に素敵なことだな～と思います。






＊ここに紹介させて頂いている個人的な内容は、ご本人に了解を得て掲載しています。
また、本人が特定できるような内容は、一部変更しています。