前回から時間が経過しましたが、今回も、生きる力〜と題しての、子育てへの提案です。
今回は、親だから気づくことができる、子供の素晴らしい力や個性に気づき伝えましょうというお勧めです。
私は、10代20代の、親に守られた環境におられる子供さん達にもお会いします。
その時に驚くのが、"学校の成績判定のような見方"ばかりを、自分に向けている子供さんが多いことです
‥‥〇〇教科が得意だとか、〇〇高校合格とか、〇〇大学の〇〇学部出身とか、、、
‥‥クラブで活躍したとか、表彰されたとか、勉強は苦手とか、スポーツは苦手だとか、、、
『自分の好きなところは?』とか『自分で良いと思うところは?』と聞いても、なかなか返事をもらえない時も多いです。
『どんなことが得意?』と聞いても、五教科かスポーツに関することを口にされることが多いです。
個性的な自分の世界を持っていても、成績判定を、主要な自己評価としている子供さんも多いです。
この世界は、<一対一>の関係を作り、他者や出来事を鏡として自分を知り、変化・成長していく場所です。< サーラHP >
だから『自分を見つめる力』『自分に気づく力』は、とても大切なものです。
"成績表や履歴書を読めば分かるような見方"だけではなく、身近でずっと見つめている親にしか分からない、
その子の人や物事に向ける姿勢や心今の性質や気質素晴らしいと感じる部分などを、
気軽に話したり伝えたりする機会を、持って頂けたらと思います。
そうすることによって、次のような生きる力が育まれていきます。
★自分を見つめる力
★他者や出来事を見る力
★今の自分の個性と力量を知り、今できることに気づき把握する力
子供達が、これらの力を自然に伸ばしていけるよう、身近な人には、次のようなことも大切にして頂きたいです。
どんな部分でも、『今のその子らしさ』として暖かな眼差しで、見つめ伝えてあげることです。
すると子供は、どんな部分も、ダメージを受けることなく『今の自分の在りのまま』として受け入れることができます。
こうして子供の今の姿を伝えてあげることは『あなたの全部を喜んでいるよ〜』『愛しているよ〜』という、
その子への愛と信頼を伝えていくことになります。
心の器に愛を満たし『私は私でOK』という安定した土壌を作り素直な気持ちで自分の今を見つめることができたら〜
達成したい成果・や目標をクリアーに持ち、それに向かって、淡々と軽々と今できることを重ねながら、
魂の夢である変化・成長を楽しんでいけるのではないでしょうか
参考〜出会った子供達
私がお会いしてきた子供さん達に感じた、素晴らしいな〜という個性や気質などを紹介します。
ご自分の子供さんの、素晴らしい個性や力を、見つける参考にして頂けたらと思います。
どの個性も気質も、その子の持ち味であって、良いも悪いもありません。
その子として誕生した魂は、その個性や気質だからこそ、味わうことができる、何か素晴らしい目的があるはずです
その子(魂)しか歩めない人生を、自分の力を楽しむように発揮して、充実させてもらえたら嬉しいです
☆☆
とても負けず嫌いで、頑張り屋で、人よりも上に立とうとする子〜
勝ち負けの関係は苦手だけれど、集団から外れている人に気づき心遣いができる子〜
細かい作業を淡々と続けることが好きで、一つ一つを丁寧に仕上げられる子〜
大雑把だけれど、広い視野で全体的なことを把握することが得意な子〜
正義感が強く、他者を傷つける人に腹立ちを覚える子〜
こだわりが少なく、出来事や人を、違う角度から見ることに長けた子〜
見えない目立たない、手助けや気遣いを、自然に行える子〜
人の中心にいることが好きで、人を引っ張るリーダー的な資質を持つ子〜
多数の人と一緒にいることが好きで、グループ行動や作業に喜びを感じる子〜
一人でいることが好きで、独自の世界を創造していける子〜
どんな仕事でも勉強でもこなせる、器用でこだわりの少ない子〜
好きなモノがハッキリしていて、嫌なものを受け付けられない子〜
夢見ることが好きで、想像をふくらまして楽しそうな子〜
一緒にいるみんなが和やかで、争いや批判のないことを好む子〜
☆☆
親の子供に対する見方が、変化するだけでも、ストレートに子供に影響を与えます。
それほど親と子供は繋がっています。
もし伝えるような機会があったら、ぜひ決めつけずに『今のあなたに感じること〜』としてサラサラと伝えてあげて下さい