雑賀孫市(まごーん)の中の人ブログ

まごーん(中の人)が独りでぼちぼち呟く。

満洲国国勢調査章証書と同章佩用許可証書(旧所蔵者・海軍大将豊田貞次郎)

2015年11月04日 19時59分50秒 | 収集品
どーも、携帯壊れてにっちもさっちも行かなかったまごーんやで。2週間ほど携帯から解放されてましたわ。
さて、復活の今回は満洲国国勢調査章の証書とその佩用許可証です。

こちらが満洲国国勢調査章(ヤフオクより)
ウチも実物の画像を見たのはこれだけです。
証書も然り。
幸い、その証書を手に入れましたので展示します。

こちらが証書です。保存が悪く、カビが殆どを占め、破れて破損しております。

満洲国の国章と国務院の印です。

そして、それの佩用許可をする日本政府の証書です。
両方揃ってるのは希少ではないでしょうか。
さて、この証書2枚は海軍大将豊田貞次郎のものです。

豊田貞次郎(兵33期首席・大17期首席・海軍大将)

豊田貞次郎のごく簡単な経歴を記します。
1885.8.7 和歌山県和歌山市広瀬通町に生まれる
1911.12.1 英国駐在(1914.7.15帰朝)
1917.12.1 海軍大学校甲種学生
1923.11.10 在英国大使館附武官(1926.12.1帰朝)
1927.4.26 ジュネーブ海軍軍備制限会議全権随員(9.28帰朝)
1929.11.12 ロンドン会議全権随員
1930.12.1 海軍少将
1935.11.15 海軍中将
1937.12.1 佐世保鎮守府長官
1940.9.6 海軍次官
1941.4.4 海軍大将・第二次近衛内閣商工大臣
1941.7.18 第三次近衛内閣外務大臣兼拓務大臣
1945.4.7 鈴木内閣軍需大臣兼運輸通信大臣
1945.10.5 貴族院議員

とまぁ、海軍大将まで上がり、その後は大臣を何度も歴任してます。
こういう人好きですねえ、左近司とか寺島とか。
同期の坂野常善中将も豊田貞次郎は頭脳明晰な人物と評してました(「遺稿」より)

では、今日はここまで。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿