市民の憩いの場 宮崎県西都市「まちなかギャラリー夢たまご」ブログ

宮崎県西都市小野崎1丁目76番地 電話0983-42-0027 入場無料 月曜休館

キャンプという名の犬

2011年07月11日 | 日記
西都市の田んぼは3月に田植えが終わり、
4月にはカエルの大合唱が始まり、5月の風に青々と緑の波…
そして今、もう稲穂が出揃っています。
家の庭には、早々とトンボが飛んでるのです。
噴火した新燃岳の麓(西諸方面)では、6月末頃に
田植えが終わり、これから成長の時。
同じ宮崎でも、地方によってこんなに違うんですね。

さて、ギャラリー夢たまごの前のあいそめ広場から小野崎通りでは
7月9日(土)、「夕焼け市」が開かれました。
歩行者天国になった商店街には模擬店が並び、
広場にはテーブルとイスが用意され、夕涼みしながらビールでカンパ~イ!
野外ステージではウクレレやアコースティックの演奏、フラダンス、ビンゴゲームなどのイベントも。
夕焼け市は夕方5時から。気分的にゆったり楽しめるな~と感じました
毎月1回ありますよ。こちらにもお出かけくださいね。







夢たまごでは、今週も引き続き和泉直樹写真展を開催しています。
ご観覧される方の中には犬好きの方や、犬とお別れしたことのある方も多く、
写真を見ながら涙ぐむという場面もあります。
アムもパピヨンを飼っているので、つい見入ってしまいます
写真は全てカメラを据え置き、セルフタイマーで撮るとのこと。
被写体は風景と二人。
ご希望の方は、実費で購入できるそうです。


子犬と和泉氏とのおはなし
 
和泉氏は、バイク事故で足が不自由になり宮崎に戻りました。
10数年後、あるペットショップで1匹の子犬と目が合い、一目ぼれ。
近所ではなく、佐賀県の映画館で上映時間待ちのため、ふと入ったお店…
これは出会う運命だったのでしょうね。



和泉氏とビーグルのメス(名付けてキャンプ)は一緒に暮らし始めます。
毎日散歩に出かけ、日に日に歩く距離が長くなり、これがいつしか和泉氏のリハビリになっていました。
そして、山歩きできるようになり、9年間いつもキャンプと一緒にでかけ、撮りためた写真。


ところが、和泉氏は肝炎を患い、ほどなくキャンプも肝臓がんに…。
同じような薬を服用する日々。
キャンプはいつも寄り添っていてくれて…
暑い夏でも、毎晩キャンプは和泉氏に抱かれて腕枕で眠ろうとしました。
撫でると尻尾を小さく振ることがあります。
夢の中で、大好きな山々を駆け回っているのかもしれません。

そして、少し体調の戻ったキャンプと大浪池に登ることができてたのです。
「また登れてよかったなぁ」と語りかけると、確かにキャンプは微笑んで…
その後、和泉氏は病を克服。がんへの恐怖から逃れられました。
でもキャンプは…。
「僕の身代わりになってくれたからだと思えてなりません。」
  
(和泉氏のエッセイをもとに)

  
宮崎の冊子の表紙にも登場。



(キャンプの愛らしいエピソードをひとつ)


横座りをよくするキャンプ。
ある日、窓によりかかって横座りでリラックス。
すると突然、キャンプが大きなお・な・らを一発。
その音のあまりの大きさに自分で驚いて「ワン!」と吠えたとさ












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