How many rivers must I cross? I don't know...

幸せになりたくて川を渡る・・・

30年来の心の恋人

2015-02-15 00:29:28 | 音楽徒然
10歳の時にほぼ一目惚れに近いかたちで「かわいいなあ」と思い、以来ずっと心の恋人であり続ける女性。
この方です。

原田知世さんです。

正直に言うと、途中で浮気?というか、別の女性に魅かれたりもしましたが、鮭が生まれた川へ帰るようにやっぱり知世さんに魅かれる。

いや、白状すると「美しいものを美しいと言って何が悪いのだ?美しいものに魅かれる気持ちを抱いて何が悪いのだ?」と開き直って、深津絵里さん、カヒミ・カリィさん、石田ゆり子さんも好きですがね。

でもね、やっぱり30年以上もずっと追いかけていると特別な存在になりますよ。
平成の世より長い間思い続けているのですからね。
僕にとっては今年は平成27年というより、知世32年なのですよ。
多分僕は死ぬまで知世さんのことが好きです。





そんな永遠の心の恋人の原田知世さんですが、世間では女優・原田知世として認識されている方が多いのかな。
実は知世さんはかなり熱心に歌手活動をされています。
国内外の気鋭ソングライターやプロデューサーと組んで佳曲をたくさん歌っていらっしゃる。
有名な曲はyoutubeにもアップされていますが、なんでこんないい曲がアップされていないのかなと不思議に感じることもあり・・・
先ほどアップしました。


tell me why / Tomoyo Harada you tubeへ

ビートルズの好きな方はタイトルを聞くとジョン・レノンの「テルミィワァ~ァ~ァ~アーユゥクラァイ?」という歌声が頭の中で再生され始めるかもしれませんが。
アコースティックギターの音色とエレキギターの素の音とアコーディオン、それらに絡む知世さんのヴォーカルとコーラスがホンマに耳に心地よい。
20代の頃に僕が自身で曲作りをしていた頃に目指していたサウンドなのですよ(そして実際に形にした曲もあります)。
ホンマに僕が好きでやりたかったことを凝縮してくれている感じ。
だからこそ大好きな曲なのですがね。
2002年にリリースされた「My Pieces」というアルバムに収録されています。
アルバム・ジャケットは下の画像↓


エディ・リーダーさんのセカンド・アルバム収録曲の日本語カヴァーですよと言っても違和感ないと思うのですがね。
いかがでしょう?



因みに下の画像は知世さんの40歳のときのものです。
世間では「奇跡の○○歳」とか「奇跡の40代」とか言われている方がいらっしゃいますが、知世さんは昨年11月28日で47歳。
いつまでも童女のような可愛らしさで僕の心の恋人で居てください。






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笹尾テスターが振る新しい「琥珀本流エアマスター」

2015-02-11 23:22:44 | 渓流釣り 徒然草
昨年購入したダイワの「釣れる!」シリーズの「新・渓流釣り4」。


白滝さんがサツキマスを両手に持ってこちらを見ている。
サツキマスを狙う際に何か参考になることがあるに違いないと思い買った。
そして、何度も何度も繰り返し観た。
ワナワナしながら凄く興奮した。

そして今シーズンも買ってしまった「新・渓流釣り5」。
今回は笹尾さんによる新しいエアマスターを使っての実釣が収録されている。
観ないわけには行かない。



先代のエアマスターがラインアップされたのは確か2007年のシーズンから。
僕はそのシーズンの7月に入手し、以後2014年のシーズン終了までほぼ毎週末のように振り続けた。
使い始めた頃はなんと分不相応な竿を持っているのだろうと、自分の釣果を振り返る度に情けなく感じた。

長尺故の利点は確かにあるのだが、当時の僕には利点よりも弊害の方が大きく作用していたと思う。
繊細なコントロールは出来ないし、振り込みも達者だったとは言えない。
でも当時はとにかく長い竿が欲しかった。
長さが足りないから諦めるというのは極力避けたかった。
「この竿で届かなければもう諦めるしかない」。
それくらい長い竿が欲しかった。

そしてもうひとつ、エアマスターの開発に携わった笹尾さんの釣り方に感銘を受けたということもあった。
本流釣りを始めて試行錯誤の連続だった頃、なんとなくイメージを思い描いていた流し方があったのだが、最終的な答えが出ないままでいた僕に、完成形を示してくれたような気がした。
「上波ドラグ釣法」。
笹尾さんの釣り方は当時はそう呼ばれていた。


僕もそれに倣って、3個付けた目印の下2個は水中に沈めて流していた期間が長かった。
しかしここ2年くらいはそれをあまり行っていない。
流れの筋、流速、押しの強さ、糸の太さ、オモリの重さ、探りたいタナ、それらを総合的に考えて目印を沈めることもあるが、沈めなくとも思い描いた通りの流し方が出来るようになったというのが大きな理由だ。

勿論ドリフトの後半から流し切りの状態になる頃には目印を沈めなければ流せない場面は多々ある。
そうではなく、僕がここで言っているのは自分の正面辺りから後半にかけてのドリフト時に目印を沈めるか沈めないかということだ。



さて、ダイワの笹尾テスターが振るエアマスターでどんな魚が釣れるのか楽しみにしながら再生を始めた。
竿を振り込み、ドリフトに入った段階で「おや?」と思った。
そのポイントでは必要がないだけなのかもしれないが、「上波ドラグ釣法」の提唱者かつ実践者であったはずの笹尾さんが、目印を3個とも水面から出して流している。
流れに合わせて竿をコントロールし、ドリフトが後半に差し掛かるとやはり目印は沈ませているその流し方は、基本的に僕のそれと大差ないように見えた。
勿論それはカメラで追っている映像を見ている限りのことであって、水中での流れ方については全く分からない。
間違いなく僕とは大きな差があると思う。
名人、達人と呼ばれる人と大差ない流しが出来ると思うようなおこがましさを、僕はさすがに持ってはいない。


そしてもう一点感じたことがある。
その日の魚の着き場を予測して笹尾さんは最初は瀬に入った。
付き場の予測というのは多くの釣り師が行うことだと思う。
勿論僕も予測して入川する。
しかし、基本的に瀬の釣りが苦手な僕はどうしても淵やトロ場を優先して入川する。
しっかりとしたドリフトの技術が備わらないうちに長尺の竿を使い始めたことで、瀬でのコントロールが非常に苦手なのだ。

ところが、入った「瀬」は、瀬と言えどもさほど急瀬ではない。
これくらいの流れなら僕でもよく入る。
これは参考になるぞと思ったがその時は反応はなかった(再度の入川時に魚が掛かる)。
しかし瀬でのドリフトについても、カメラが追う限りの映像では僕の流し方も特段悪いわけではないということが分かった。
少し自信を持って瀬釣りにももっと挑戦しなくては。


最後に竿の曲がり。
先日新しいエアマスターを振ったとき、先代の方が胴に入る感じだなと思った。
言い換えると、元上から曲がっているような感覚だった先代に比べると胴に張りがあるように感じたのだ(つまりパワー自体が上がっているように感じたということなのだが)。
映像を見ているとその感覚もあながち間違いではなかったなと思う。
美しい弧を描くことには変わりないが、先代だったらもう少し元の方から曲がるのではないか、そう感じた。



毎年シーズンオフやシーズン初期に思うことがある。
「今シーズンは瀬での釣りに積極的になってみよう」とか「本流に拘り過ぎず、水況が思わしくなければ嘗てのように渓や沢に入ってみよう」と。
しかしながら結局は自身が得手とするポイントに入ってしまうし、本流に潜んでいるに違いない大物を狙い、厳しい水況だと承知しながらもそのまま本流に立ってしまう。
これでは釣りの幅も広がらないし、渓や沢、或いは小渓流での釣りが本流釣りにヒントを与えてくれることがあるかもしれない。
例年僕の釣り初めは多くが4月に入ってからなのだが(初期は寒くて釣りをする気になれない)、本流の魚が動き出す前、大きく成長してくれる前に、一度くらいは小渓流や渓、沢に入ってみようかなあ。