How many rivers must I cross? I don't know...

幸せになりたくて川を渡る・・・

2018/05/26 南飛騨 益田川 アマゴ 30cm

2018-05-28 00:19:59 | 原色美魚図鑑

長良川での釣れないサツキマスを狙った釣りに少し疲れて、益田川のアマゴに会いに来た。
できれば尺アマゴを拝みたい。

二日間の釣りで、20cm台のアマゴたちとはたくさん出会えた。
よく肥えて、魚体の色艶もよくて、本当に輝くような美しいアマゴたちだった。

でも尺アマゴには出会えない。
解禁から尺アマゴが出るような川ではない。
5月後半か。
まだ少し早いかもしれないが、居ないわけではなかろう。


二日間の釣りの最後、夕まずめに賭けたポイントで、もうあと数分で日没という時に、正真正銘の最後の魚として相対してくれたのがこの尺アマゴだった。
出会えて嬉しいよ。
ありがとう。
僕は暮色に染まる益田の流れに彼を返した。





当日の道具立て

竿:ダイワ 琥珀本流エアマスター 105M
水中糸:フロロ 0.8号
ハリス:フロロ 0.6号
鈎:オーナー スーパー山女魚7.5号
餌:ミミズ





尾鰭の形

2018-05-24 00:01:40 | 渓流釣り 徒然草

サケのふるさと千歳水族館のインスタグラムに投稿されていた、海から遡上してきたサクラマスの画像。
※下記URLクリックで別ウィンドウが開きます。

https://www.instagram.com/p/BjGrMTzBneT/?utm_source=ig_share_sheet&igshid=1ii28k3llxwsr


尾鰭の形は所謂「ホークテイル」。
降海したサケ科魚類は皆こうなるものだと思っていた。
海水での生活履歴がなくても、湖やダムに降下したり、川で一生を過ごした大型個体もこのような形状になると思っていた。
勿論シロザケの尾鰭もそうだと思っていた。

でも、実際にはシロザケの尾鰭は、V字型になっている。
「一般的には海で回遊しながら過ごす魚はV字型になっている、だからシロザケは特殊なのだ」と思っていた…のだが。

いや、ちっとも特殊ではないのだな。
シロザケの尾鰭はV字形状だな。
サクラマスの尾鰭は何故ホークテイルなのだろう。
サツキマスもホークテイルだな。
時々V字型の個体がいるが、あれは降海していないと思っていたが、実はしていたのか?

わからんよ。
サケ科魚類って、本当に不思議なところがたくさんあって興味深い。






2018/05/20 追憶のサツキマス 2018年 その2~相変わらず釣れないサツキマス

2018-05-22 00:15:36 | 渓流釣り 釣行記(サツキマス)

前日の飛騨の小渓流での釣りは正直なところ疲れた。
寒いし、久しぶりに渓を歩いたし。
明け方もかなり冷え込むだろう。
早朝から川に降り立つのはあまり気乗りがしないな・・・
そう考えながら寝袋に潜り込んで熟睡し、目が覚めたのは8時頃だった。

長良川のいつもの場所は釣り師もまばら。
恐らく今朝は誰も釣っていないのだろう。
別の場所を当たってみようか。

ということで8時半頃から14時近くまで、何箇所かのポイントをかなり丁寧に流してみたが、疎らなのは河原の釣り師だけでなく、水中の魚も同様というのが長良川からの回答。
本当に魚が居ない。








※画像はポイントのイメージ図、且つ釣り師が居なくて釣れていないことの証左となる画像



釣れなくて当たり前なのが遡上魚の釣り。
もう相当以前からボウズでも特に何も感じなくなっている。
はっきり言って慣れた。
でも、見込みがあるならボウズが続いてもいいよ。
現在の状況はそういうわけではないだろう?
魚が、サツキマスが居ないのだよ。
市場への出荷本数が5月14日時点で20本なんてどうかしてるよ。
そんなごく僅かしか遡上してきていないのに、それが釣り師の竿に掛かるのは・・・偶然の要素が大半じゃないかな。
僕の遡上魚の釣りは下手くそだから釣れなくてもさほど問題にはならないが、名手と呼ばれる釣り師の方々も釣っていないのだよ。

今シーズンもサツキマスは諦めようかなあ。
本当に幻の魚になっちまったよ。






2018/05/19 ~ 飛騨の小渓流 春遡上には会えず

2018-05-20 22:51:47 | 渓流釣り 釣行記(一般)

自分の住んでいる岐阜県の東濃地域の昨日の気温は30℃を超えたらしい。
外回りの社用車のエアコンは冷房モードにしていたのに、今日の飛騨の山上の小渓流からの帰路は暖房モードにしなければならないほど寒かった。
道路端の外気温計が示すのは10℃。
風もかなり強く、体感温度も余計に低くなる。
去年の9月の、もうシーズンが終わるのだなというあの寂しい空気を思い出す釣りだった。




昨夜は日付が変わる頃からかなり強い降雨が岐阜県のほぼ全域を襲った。
降っていた時間としては、明け方にはほぼやむくらいのものだったため、多少無理をすれば長良川本流でサツキマスを狙えるかなと期待したが、風が物凄く強いという予報。
とても本流竿を振っていられないだろうと考え、山上の小渓流に脚を伸ばした。


渓に入れば風の影響も受けにくいし、そもそも長い本流竿は使わない。
昨シーズンの終盤に何度か入ったあの渓。
まだ藪に覆われていないこの時期のあの渓に入って、もっと広範囲にポイントを探っておきたいというのもあったし、もしかしたら春遡上の個体に出会えるかもしれないという期待もあった。

でも実際にはそううまくはいかない。
画像にある通り。
これくらいのサイズのアマゴが相手をしてくれただけで、春遡上の個体には出会えなかった。
そもそもそういうのが居ないかもしれないし。






※画像は釣り場のイメージです。



水が高くて川通しがしにくかったということもあるし、気温が低くて身体が冷えてしまい、動きがこわばっていてちょっと危なっかしかったということもある。
もう若くはないのだし、無理して渓を歩くのはよそうと判断。
16時くらいには納竿とした。
それでも川の様子は昨シーズンよりもよくわかり、幾つかは新たなポイントの目星は着いた。
今日みたく本流で竿を振れない日にまた遊びに来るのもいい。


嘗ては渓の釣しかしなかったのに、今ではほぼ本流での釣りしかしなくなった。
久し振りに身を屈めた低い姿勢から、竿の全長よりも短い仕掛けを振るという釣りが物凄く新鮮だった。
僕に、というか人間に?ヒトに?どう言ったらよいのか、もし狩猟本能というものが備わっているなら、確実に何かが作用しそうな釣りだと改めて感じた。
本当に狩りをしているような気分になる。
渓流釣りを始めた頃にこんな釣りをしていたのだから、そりゃ釣った魚は直ちに絞めて魚籠に入れたくなるよな。
今日は全てリリースしてきましたがね。
またこの渓に遊びに来よう。











スティーヴ・マリオットのサングラス  マッギンのサングラス

2018-05-14 23:33:09 | 音楽徒然

Small Faces のSteve Marriott が若かりし頃にかけていた四角いレンズのサングラス。



有名な写真だから、見たことがある方も多いと思う。

「いいな、いいな、欲しいな」と思ったのは、ついこの前のことのような気がするが、それは20代そこそこの自分、もう20年以上前のことだ。


そんなモッドなファッションを今でも大好きな僕が、モッドとは無縁な延竿の本流釣りに行って、川の近くで車中泊をしようとしていたときのこと。
寝袋に潜り込んでなんとなくスマホの画面を眺めて「モッズ 帽子」「モッズ サングラス」などという検索語で表示されるページを楽しんで見ていた。
どうやら、件の四角いサングラスはここ何年かの間でリメイクされていたようだ。
勿論販売もされていたようだ。
しかし、そもそも生産数に限りがある。
僕の欲しい色はどのショップでも品切れ。
「ああ、やっぱりモッドなアイテムを探している人は飛び付くだろうからな。欲しいけど縁がなかったな。」なんて諦めようと思ったとき、とあるショップで1個だけまだ残っているのを見つけた。
僕は反射的に「購入する」という表示画面をタップしていた。

翌朝になって冷静に考えてみた。
欲しいなと思っていたのは二十歳そこそこの自分。
それから20年以上経過していまでは正真正銘のオッサンだ。
こんなとんがったサングラスを買って、一体いつかけるのだ?
年齢を考えろよと自分で自分を叱ってやりたくなった。



今日、帰宅したらそのサングラスが届いていた。






うん、確かにカッコいい。
でもモノがカッコいいのと、それを自分が身に着けた時に自分がカッコいいかとか、画として違和感が無いかというのとは全くもって別問題。


判断力が低下しているときの買い物は怖いですね。
気をつけなきゃな。
家とかクルマとかでなくてよかったよ。


ところで、モッドモッド、モッズモッズと連呼していますが、僕はモッズ・ムーヴメントやモッズ・ファッションが好きで、それらを好んだ若者たちが愛聴していた音楽が好きですが、自身はべつにモッドではありません。
どちらかというと、というかほぼ間違いなくネオアコくんですのでその点よろしくお願いします。