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米国の20倍!コロナワクチン副反応はなぜ日本人に多いのか

2021-03-10 18:58:09 | 日記

下記の記事は日刊ゲンダイデジタルからの借用です


日本人には合わないのか。懸念された事態が起きている。

 新型コロナワクチン接種によって起こる重いアレルギー反応「アナフィラキシー」について、「日本はいま7万件接種で8件という話でありますから、アメリカ、イギリスと比べると多いように見えます」と、田村厚労相が9日の閣議後会見で発言した。担当大臣が「件数が多い」と認めるのは、よほどのことだ。

■アメリカの20倍!

 実際、アメリカは20万件におよそ1件だから、日本は20倍である。イギリスも10万件あたり1~2例だから、日本は約10倍だ。

 息苦しさや、じんましんなど「アナフィラキシー」の発症例は、10日までに女性ばかり17件に達している。

 懸念されるのは、ファイザーのワクチンは、白人に比べてアジア人の治験データが少ないとされていることだ。やはり日本人は副反応が出やすいのか。医療ガバナンス研究所理事長の上昌広氏がこう言う。

「一般的にワクチン接種によってアナフィラキシーが発症する割合は、100万件に1件とされています。新型コロナワクチンは多い印象です。ただ、日本人にだけ多いのかどうかは、まだ母数が少ないので確かなことは分かりません。アナフィラキシーが発症しても、適切に対応すれば、一過性の発作で終わり、後遺症も残りません。対応を間違うと命を落とすことがあります」

 まだ日本ではワクチン接種後に死亡するケースはないが、ノルウェーでは接種後に高齢者が相次いで死亡している。韓国でも11人が亡くなっている。ノルウェー医薬品庁は、接種後3週間以内に高齢者が亡くなった111例を検査し、「多くは高齢者施設の入居者で、すでに衰弱していたり持病があった」「ワクチン接種計画に影響するものではない」としているが、本当にワクチン接種と死亡は関係ないのか。

「ワクチン接種の数日後に亡くなった場合、自然死と判断されます。でも、本当に自然死なのか、ワクチン接種によって強い炎症反応が起こり、持病が悪化して死に至ったのか、因果関係がハッキリしないのが実情です。もし、ワクチン接種の数日後、体調が悪くなったら、すぐに主治医に相談すべきです」(上昌広氏)


「死について考えない」日本人を待つ壮絶な最期

2021-03-10 15:30:00 | 日記

下記の記事は東洋経済オンラインからの借用(コピー)です

終末期、緩和ケア、尊厳のある死に方……「死」をどう迎えるかをテーマに、メディアやニュースで語られるのを耳にする機会は増えた。新型コロナウイルス感染拡大はとまらず、自らがどんな最期を迎えるのか、想像してしまうという人も多いかもしれない。死をどう捉えるかは人それぞれだが、おそらく誰でも死を前にした苦痛を思えば恐ろしくなるだろう。
兵庫県尼崎市で、30年以上にわたり在宅医療に関わってきた長尾和宏氏が、2016年に刊行した『痛くない死に方』が、高橋伴明監督・柄本佑主演で2021年2月、実写映画として公開される。映画に描かれているように、いざ「その時」がきたとき、私たちははたして「痛くない死に方」を選択することができるのだろうか。原作者の長尾氏に話を聞いた。
「死について語るのはタブー」とする傾向強い
──映画に登場する、奥田瑛二さん演じる在宅医は、長尾さんがモデルになっているとのこと。長尾さんはすでに10年以上前から、末期がんや認知症の患者さんが病院ではなく、在宅で穏やかに最期の日々を過ごすことの意味を訴えられていました。この10年でいわゆる終末期の過ごし方への人々の考え方は変わりましたか。
残念ながらほとんど変わりませんね。最近になって「終活」といった言葉がメディアで扱われますが、それでも「死について語るのはタブー」とする傾向は強い。
『痛くない死に方』 (c)「痛くない死に方」製作委員会
海外の多くの国では、死は避けられないものとして受け入れていく考えの下地がありますが、日本人にとって死は穢れ、忌み嫌うもの、という意識がまだ残っている。
何より医学においても、患者の死を扱う教育が確立されていません。そういう現状の中、一般の方が、自分たちの死にどう向き合えばいいかを考えろと言われても難しいですよね。さらに、医学が発達して高度な治療が可能になるほどに、自然かつ平穏な死を迎えにくくなってきているという気すらしています。
──医学発達のために平穏死ができないとは。
明らかに終末期に入っていると考えられる患者さんの場合でも、治療をしようと思えばどこまでも医療が介入できる状態にある。例えば「ドクターX」のようなドラマがはやるでしょう。「絶対失敗しない」スーパードクターが人気で、実際に“名医”と呼ばれる医師がメディアで取り上げられて、死にそうな人をある程度よみがえらせてくれることもある。
「医療にかかわればいつまでも生きられる」という治療信仰が強くなっているように感じます。でも、人は誰でも死ぬものです。医療の発達に伴い、「終末期」がどこにあるかが医療者にも見極められなくなってきて、曖昧になってきていることが問題なんです。
「枯れる」ように死ねれば「鎮静」は必ずしも必要ない
──映画の中で、宇崎竜童さん演じる末期の肺肝臓がん患者が登場します。病院で点滴など多くの治療を受けてベッドに縛られるのが嫌で、自ら在宅医療を希望します。病院医療と在宅医療の大きな違いはどこにありますか。
同じ病名であっても、その人の年齢や進行具合によって、また個人の状態によって当然異なりますから、どういった医療がその人にとっていいのか、明確な正解はありません。
長尾和宏(ながお・かずひろ)/
1958年生まれ。香川県出身。1984年に東京医科大学を卒業後、1986年から大阪大学医学部附属病院で診療と研究を行う。1995年に長尾クリニックを開院。1999年に医療法人社団裕和会長尾クリニックに移行し、理事長に就任する。現在、兵庫県尼崎市の長尾クリニックにて多くの看取りを行う。日本慢性期医療協会理事、日本ホスピス在宅ケア研究会理事、日本尊厳死協会副理事長関西支部長、全国在宅療養支援診療所連絡会理事など多くの団体、医学会、大学の理事を務める(撮影:ヒダキトモコ)
しかし、例えば今回の映画で取り上げたような末期がんの人の場合、死に向かうまでにいくつか段階があります。どこで医療の手を緩めていくのか、抗がん剤治療のやめ時はいつかなど、医療者側からもっと意識するべきだと思います。
病院では、最後期まで積極的に治療をしますが、それが本当に患者さんの利益となっているかどうか……。
例えば、本当に末期の方の場合、過度な点滴や栄養剤は不要どころか苦痛を増すだけです。終末期の脱水を許容すると、やせて枯れていきます。脱水を自然なこととみて上手に見守ることができれば、大きな苦痛を伴わずに穏やかな最後期を迎えることはできるんです。そういうことを、私たちの在宅医療チームは日常的に行っています。
──「上手に枯れる」とは? 最近では、モルヒネなどの医療用麻薬を使用しても激しい痛みを取り除けない場合、鎮静薬を使って眠らせた最期を迎える方法もあると聞きます。長尾さんのいう「自然に枯れる」最後期の迎え方と、それとは異なるのですか。
自然に枯れることができれば鎮静はほぼ必要ありません。脱水が自然の麻薬の役割をするのです。しかし、こんな単純な事実は医療界でほとんど知られていません。2020年、私のチームで、在宅で看取った方は140人ほどいらっしゃいましたが、鎮静を行って看取った人はゼロです。しかし、ある大病院では鎮静率が50%を超えるという。もちろん鎮静剤が必要な場面もあるでしょう。しかし、平穏な死を迎えるために脱水さえあれば、鎮静を行う必要はほぼないことがわかっています。
例えば映画でも出てきましたが、末期の肺がん患者さんの場合はとくに、1日500ml以上の点滴をしなければ、せきやたんで苦しむこともなく酸素も必要ありません。
病院では終末期の患者さんにも毎日約2リットルの高カロリー点滴を行うことが普通になされています。でもそうすると、胸水や腹水がたまって苦しくベッドの中で溺れたような状態になる。だから今度は胸水や腹水を抜いたり、酸素吸入、鎮静となる。するとせきやたんが出て眠れない。
その結果、鎮静剤投与のような、本来は必要がないような介入が起きてしまうことがあります。つまり過剰な医療こそが、鎮静をせざるをえない要因になっているのです。
私自身、勤務医だった35年前、同じことを終末期の患者さん全員にしていました。苦しむ患者さんを楽にしたいと思って。でも実際は逆でした。患者さんを苦しめていたのは、がんではなく私自身が指示した点滴でした。枯れていくことを見守り、待つことさえできたら鎮静は必要ないのです。
平穏に死ぬとは何か
──映画では柄本佑さん演じる若い在宅医が、患者を苦しませて死なせてしまうというシーンがありました。家で穏やかに最期を迎えたいという希望が本人や家族にあっても、それがかなわないこともあるということですか。
残念ながら、在宅で看取りを希望しても、必ず穏やかな最期を迎えられるかというとそうではありません。長く在宅医療をやっていらっしゃる先生ならきっと問題ないでしょうが、病院の医療をそのまま在宅に持ち込むことが在宅医療だと思っている医師も最近は増えています。そうすると病院と同じで、すごく苦しんで死にます。
柄本さん演じる若い医師のエピソードは、実話です。東京にお住まいだったある40代の女性から、「長尾先生の平穏死に関する本を読んで、在宅医療なら父親を穏やかに見送れると思って病院から連れて帰ってきたのに、とても苦しみながら死なせてしまった。私が父を殺した。在宅医療なんて選ぶんじゃなかった!」とクレームを受けたのです。
その女性と私が直接お会いして、一体、何がいけなかったのか実際のやりとりを記録したのが、この映画の原作となった『痛い在宅医』という本なのです。
どんな医師に最期を診てもらうかを、元気なうちから考えておければいいですね。在宅医療に関する本や雑誌もたくさん出ています。どんな選択肢があるのか、自分はどんなふうに最期を過ごしたいのか、元気なうちからある程度でも考えておきたいですね。
自分の「最期」のあり方を考える
──患者が「リビングウィル (終末期医療における事前指示書)」を書くというシーンも出てきます。延命治療を含め、どこまで医療を受けるか受けないかについて書面にするというものですが、実際、元気なうちに家族とそういったことを話し合うのは難しい気もします……。
もちろん難しいですよ。私も自分の母親に最後期はどうしたいかと聞いたらひどく怒られましたね。「親に縁起が悪いことを聞くものじゃない!」ってね。
でも、そういう人にこそ、今回の映画を見てほしい。本作はあくまで1つの物語で、みんな同じではありません。でもそれをきっかけにご自身の最期を考えてもらえたら。誰もがリビングウィルを書くべきと言っているわけではなく、あくまでひとつの提案です。
現実は患者さん自身もご家族も日々思いが揺れて、考えも刻々と変わります。また患者と家族と医者の思いはたいていの場合は三者三様なので、すれ違ったり葛藤の連続です。
医師は自分の意見を押し付けるのではなく、その揺れる思いに伴走する存在であるべき。どんな人生を送ってきたか、最期までどんなふうに生きたいかを時間をかけて話し合ってくれる医師を探すことが大切です。映画に描かれている世界は、私のチームの日常なんです。この物語と同じことを、毎日やっている。
──平穏に死ぬということは、最期までその人らしく生きられるかということでもありますね。
そのとおりです。だから平穏死といっても簡単にマニュアル化できるものじゃない。映画で宇崎竜童さんが詠んだ川柳が大きなヒントになるはずです。あの川柳は、実際は、高橋伴明監督がすべて作ったものだけど。あの一句一句をかみしめてほしいですね。
自分の死についても家族の死についても、考えるのが怖い、考えてもしょうがないという人がいるけれど、少しでも考えておけば、その人なりの準備ができるはず。もちろん、どんな病にかかるかも、今日どんな急病が起きるかもわからないですから、完璧な準備などありません。でもこの映画をしっかり見て自分なりに考えておければ、少なくとも「こんなはずじゃなかった」と悔やみながら死ぬことはないでしょう。


平均賃金は韓国以下「貧しい国」になった日本が生き残るための“新常識”

2021-03-10 13:30:00 | 日記

下記の記事はプレジデントオンラインからの借用(コピー)です

「日本は世界でもトップクラスの豊かな先進国である」というのは、多くの日本人にとって当たり前の話だった。
だがその常識は近年、音をたてて崩れ始めている。諸外国と比較して日本人の賃金は大幅に低くなっており、近い将来、中国や東南アジアに出稼ぎに行く人が増えるのはほぼ確実と言われている。
多くの読者の方は「そんなバカな」と思われるかもしれないが、日本が急速に貧しくなっているのは紛れもない事実である。私たちはこの厳しい現実を受け入れ、従来の価値観から脱却する必要がある。
平均賃金ではすでに韓国以下
OECD(経済協力開発機構)が行った賃金に関する調査は衝撃的だ。2019年における日本人の平均賃金(年収)は3万8617ドルだったが、米国は6万5836ドル、ドイツは5万3638ドルと大きな差を付けられている。
それだけではない。かつては途上国というイメージの強かった韓国ですら、4万2285ドルとすでに日本を追い抜いている。日本人の賃金は米国の6割程度しかなく、韓国よりも低いというのが偽らざる現実である。
平均賃金ではついに韓国を下回った
こうした数字を出すと、為替の影響があるので単純には比較できないという意見が出てくるのだが、OECDの調査は購買力平価を用いたドル換算なので、為替や物価の影響をすべて考慮したものである。数字の差は、各国の本質的な豊かさの違いと考えてよい。
初任給「50万」の壁
もう少し分かりやすい例をあげてみよう。日本における大卒初任給は約20万円だが、米国では50万円を超えることも珍しくない。
筆者は以前、香港のホテルで一杯飲もうとビールを注文したところ1500円以上取られてビックリしたことがあったが、海外では価格が高めの店に行くとビール一杯1500円から2000円というのはごく普通である。
国内にいるとピンと来ないかもしれないが、海外にしょっちゅう行く人の間では、日本の豊かさは先進諸外国の3分の2から半分程度というのがリアルな感覚といってよいだろう。
仮に賃金が安くても、国内の物価が安ければ生活しやすいという見方もできるが現実はそうはいかない。
私たちが日常的に購入するモノのほとんどは輸入で成り立っており、海外の経済状況から影響を受けてしまう。海外の方が豊かであれば、輸入品の価格が上昇するので、日本人が買えるモノの量が減ってしまうのだ。自動車はまさにその典型である。
日本人にとってクルマはもはや高嶺の花
自動車はグローバル商品なので世界中どこで買っても価格は同じである。
トヨタ自動車の1台あたり平均販売価格は世界経済に歩調を合わせ約20年で1.5倍になった。だが日本人の賃金は横ばいなので、日本人にとってクルマはもはや高嶺の花だ。
多くの若者が愛用するiPhoneは機種によっては1台10万円くらいするが、初任給が20万円の日本人と50万円の米国人では負担感の違いは大きいだろう。
近年、食品などにおいて価格を据え置く代わりに内容量を減らすという隠れた値上げ(いわゆるステルス値上げ)が増えている。内外の賃金格差というのは、こうした形でジワジワと日本人の生活を苦しめていく。
日本人の賃金が上がっていないのは、バブル崩壊以降、日本経済が成長を止めてしまったからである。
同じ期間で、諸外国は経済規模を1・5倍から2倍に拡大させたので、相対的に日本は貧しくなった。日本だけが成長から取り残された原因は、ビジネスのIT化を軽視し、従来の産業モデルにしがみついたことだが、これについては本稿の主題ではないので割愛する。
原因はともかくバブル崩壊以後の「失われた30年」で、日本経済はかなり弱体化しており、私たちはこの現実を前提に今後のキャリアや資産形成について考えなければならない。
活路は「脱日本」
海外の方が豊かになっているのが現実ならば、今後はその富を何らかの形で自身に取り込んでいく工夫が必要となる。
これまで日本人の資産運用はほとんどが日本国内を対象としていたが、その考え方はあらためた方がよい。30年前であれば、日本における大企業は世界における大企業だったが、今となっては国内で大企業であっても、グローバルでは弱小企業に過ぎないというケースは多い。
株式投資の王道は優良な大手企業に長期投資することだが、その基準に合致する日本企業は大幅に減っている。投資の初心者であればなおさらのこと海外企業に目を向けるべきだ。幸い今はネットが普及しているので、オンライン証券を使えば海外企業にも国内と同じ感覚で投資できる。
仕事という点では、海外で稼ぐことも視野に入れる必要があるだろう。シニア層であれば、これまで得たノウハウや知見を海外で生かせる可能性は高い。かつて海外で仕事をするのは商社マンなどいわゆるエリート層ばかりだったが、状況は変わっている。
東南アジアではすでに多数の日本人コミュニティが出来上がっており、日本人向けのサービスを提供する企業も多い。こうした企業は基本的に日本人相手なので、それほど英語ができなくても問題はない。
若い人の中には、日本の大学を出て、日本人向けにサービスを提供するアジア企業にいきなり就職する人も出てきている。海外で稼ぎ、最終的には物価の安い日本で暮らすというライフスタイルは今後、当たり前のものとなるだろう。
現状を悲観するのではなく…
国内から出る予定がない人でも、日本のモノを海外に売って稼ぐという手段がある。
メルカリは海外の消費者向けに商品を購入代行するサービスを提供している。日本のグッズは海外では意外と高く売れるので、センスのある人はチャレンジしてみるとよい。
現状を悲観するのではなく、外に機会が増えたと前向きに捉えることが重要だ。


欧州王室にみる眞子さま結婚の道 涙の会見で世論一変した例も

2021-03-10 11:00:00 | 日記

下記の記事は女性自身オンラインからの借用(コピー)です

「眞子内親王の結婚については、国民の間で様々な意見があることは私も承知しております。このことについては、眞子内親王が、ご両親とよく話し合い、秋篠宮が言ったように、多くの人が納得し喜んでくれる状況になることを願っております」

誕生日会見で天皇陛下は、眞子さまの結婚問題について初めて言及された。

「陛下も秋篠宮さまと同じく、眞子さまの意志を受け止めつつも、現状ではまだ小室さんとの結婚に“賛成”はできないとの認識なのではないでしょうか。お二人への“苦言”といっても過言ではないご発言でした」(皇室担当記者)

結婚に向けて「多くの人が納得し喜んでくれる状況」を実現するという“宿題”に、しっかり向き合わなければならなくなった眞子さまと小室さん。

しかし、ヨーロッパの王室に詳しいジャーナリストの多賀幹子さんは「お二人にはまだチャンスがある」と語る。眞子さまと小室さん以上に絶体絶命の状況から、結婚を成就させた例がいくつもあるというのだ。

「ヨーロッパの王室では、本人や家族の過去の言動などを理由に、国民から結婚を反対された例がいくつもあります。しかし、辛抱強い努力によって、その多くは結婚を成就させているのです。たとえば、ノルウェーのメッテ=マリット王太子妃。シングルマザーで子供の父親は麻薬常習者、さらには本人も麻薬パーティに参加していたことまで明るみに出て、国民から批判を受けました。

しかし彼女は、婚約発表会見の場で『過去は変えられないが、未来は変えられる』と涙ながらに訴えました。その場にいた記者まで泣いてしまったほどで、彼女の誠実な思いは国民の心に響いたのです。結婚後も王妃は薬物依存症の治療を受ける人たちを支援する団体のパトロンを務めるなど、会見での言葉を裏切らない活動を続けており、国民からたいへん信頼されています」
■結婚のため“肉親と決別”の覚悟も

小室さんは母・佳代さんの金銭トラブルにより結婚延期に追い込まれたが、比較にならないほどの大問題で批判を浴びたのがオランダのマキシマ王妃だ。

「アルゼンチン人のマキシマ王妃の父は、大量虐殺を行ったアルゼンチンの軍事政権で大臣を務めた人物。国民からは結婚に猛反発が起こりました。しかし、数カ月でほぼ完璧に習得したオランダ語を披露した婚約会見で、世論は一変。そして結婚式には父親を招待しませんでした。父と決別し、オランダ国民のために生きていく覚悟を示したのです。結婚を問題視する国民のほうをしっかり向いて、自分に都合の悪いことでも包み隠さず誠実に向き合う姿勢が、反発していた国民の心を動かしたのではないかと思います」(多賀さん)

ただ、これらの例はあくまで、王族の結婚相手の努力によって逆境をはねのけた例だ。眞子さまお独りだけでピンチを脱する方法はあるのだろうか。

「オランダのヨハン・フリーゾ王子は、マフィアの麻薬王の元愛人とされる女性と結婚するために、王位継承権を放棄しました。同じように、王位を捨ててまで結婚を選んだ人物といえば、イギリスのエドワード8世も有名です。アメリカ人のシンプソン夫人と不倫の末、国民の反発を押し切って国王を退位してまで結婚することを選びました」(多賀さん)

王族としての地位や権利を放棄するという“代償”を支払うことで、結婚を成就させることができたというわけだ。

一方、眞子さまはこの王族たちとは違い、もともと結婚によって皇室を離れる立場ではあるが、結婚に際して1億4千万円近い一時金を受け取ることになっている。

「一時金の減額や辞退を申し出ることも一つの選択肢といえます。ただ、もっとも大切なことは、小室さんとの結婚を不安視し、反対する声に、眞子さまがきちんと耳を傾けることでしょう。問題を解決しないまま“強行突破”しようとしてきた姿勢を改めて、会見でご自身の思いを誠実に伝えれば、心を動かされる国民も少なくはないと思いますが……」(前出・皇室担当記者) 


「気づけば1日の歩数119歩」ステイホーム中の"骨老化"を防ぐ栄養素2つ

2021-03-10 08:30:00 | 日記

下記の記事はプレジデントオンラインからの借用(コピー)です   記事はテキストに変換していますから画像は出ません

「動かない生活」で筋肉と骨が老化し、転倒の危険性も
新型コロナウイルス感染拡大による「おこもり生活」も2年目に突入した。ステイホームの長期化で懸念されるのが活動量の低下だ。
筆者も、運動不足に危機感をもつ一人。もともと運動習慣はないが、取材に出かけるだけでも1日に8000歩くらいは自然と歩いていた。しかし、今は取材の多くがオンラインとなり、家から一歩も出ない日もざらにある。1日の歩数がわずか119歩という日もあり衝撃を受けた。以前と比べて活動量は減っているにもかかわらず、夕方になると疲れやすい。
慢性的に活動量が低下すると私たちの心身にはどのような悪影響が現れるのだろうか。東京・砧にある「そしがや大蔵クリニック」院長で内科医の中山久徳先生は、「“動かない体”から“動けない体”となり、悪循環に陥る」と警鐘を鳴らす。
「活動量が減ると、心肺機能低下や消化機能低下、筋肉の萎縮など体の働きが衰えてきます。それが進むと、“動かない体”から“動けない体”となり、悪循環に陥ります。体を支える骨の老化も加速し、進行すると『生活不活発病』という病気に発展する可能性も出てきます」(中山先生)
若い世代にも広がりつつある「生活不活発病」
厚生労働省によると、“生活不活発病”とは学術用語でいう「廃用症候群」であり、「“動かない”状態が続くことにより、心身の機能が低下して“動けなくなる”こと」を指す。動かない状態が続くと、歩くことが難しくなったり疲れやすくなったりして動きにくくなり、ますます生活不活発病が進んでいく。家の中でつまずく、転ぶといったことも増えるという。
「生活不活発病」は当初、災害などで避難所生活を送る高齢者に多発する傾向があったようだが、コロナ禍で運動機会が減少している今、年代を問わず心身の機能低下を引き起こす可能性が高まっているといえる。
「動かないと骨や筋肉が衰えるだけでなく、手足の動きと脳がうまく協調できず、動きが鈍くなり転倒などにつながります。さらに、骨が弱っているので骨折を引き起こす可能性が非常に高くなります」(中山先生)
骨のピークは20代。骨老化は若年層でも起こる
運動量が低下することでもっとも心配なのは「骨老化」だという。骨密度は思春期から高まり、女性ではおよそ20歳、男性ではそれより少し遅れてピークを迎える。このピークは女性の場合閉経の頃まで維持され、男性の場合は40歳代頃から低下していくという(図表1)。
出所=武田薬品工業「骨粗しょう症ガイド」より
年齢とともに、男性は緩やかに骨密度が低下していくが、女性は閉経を境にガクンと低下する。骨の破壊を防いだり骨の形成を促したりしていた女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が急速に減少するためだ。
「最大骨量に達するまでの間、さらに一定量を維持できる期間に、骨密度を高める努力、つまり骨貯金をしておくことがとても重要となります。しっかりとした骨格をつくる時期に活動量が少なくなるのは問題です」(中山先生)
骨量アップにはカルシウムだけじゃない! ビタミンDとクエン酸がカギに
中山先生によると、骨を丈夫にするために重要なのは「栄養」と「運動」。ただし、カルシウムを摂取するだけでは不十分だという。
「骨を丈夫にするにはビタミンDが重要です。ビタミンDは日光にあたると皮膚でつくられるため、おこもり生活でも積極的に日光に当たる機会をつくりましょう。また、カルシウムの吸収効率を高めることも重要です。レモンに含まれるクエン酸はカルシウムの吸収効率をアップさせることがわかっています」
カルシウムは吸収しにくいミネラルで、カルシウムを豊富に含む牛乳でも吸収率は50%程度、小魚は30%程度にとどまる。レモン果汁に含まれるクエン酸はカルシウムをキレート(溶けやすい形に変えること)して、腸からの吸収を促す(※1)。実際、レモン果汁とカルシウムを含む食品の摂取で、骨密度が改善されることがわかっている(※2)。
※1堂本時夫「レモンの健康効果に関する研究の動向」より 
※2ポッカサッポロ「広島県大崎上島町におけるレモン長期観察介入研究」より
小魚料理にレモン果汁をかけたり、牛乳と混ぜてラッシーにしたりなど、カルシウムを含む食品と一緒に摂ると効果的だ。
適度な骨への刺激運動で、骨密度を高めよう
骨密度を高めるには、骨に適度な負荷をかける運動も取り入れたい。骨は運動の刺激を受けると、骨にカルシウムが沈着しやすくなり、骨をつくる骨芽細胞の働きが活発になる。普段から骨に刺激をあたえることが大切だ。
室内でもできる簡単で効率的な運動を中山先生に聞いた。
●片足立ち
テーブルなどにつかまり、片足を床につかない程度に、左右1分間ずつ上げてキープ。目を閉じて行うと運動強度が上がるが、転倒しないように注意。左右1分間ずつを1セットとして、1日3セット行う。
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●階段の昇り降り
階段の1段目を利用して、踏み台昇降の要領で片足ずつ登って降りるのを繰り返す。背筋を伸ばして行うのがポイント。1分1セットを1日3セット行う。
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●なわとび
室内で「エアなわとび」でもOK。1分1セットを1日3セット行う。
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●かかと上げ下ろし
両つま先をそろえて真っ直ぐ立ち、かかとを上げ下ろしする運動を10回1セット、1日3回行う。フラつく場合は、壁やイスにつかまって運動してもよい。
「骨の老化なんてまだまだ先のこと」と油断は禁物。ステイホーム中に骨の老化が進んでしまわないよう、骨に刺激を与える適度な運動と骨密度アップの栄養を意識したい。