寝ながら浮世絵本見てたら山くじらと描かれた絵が。山くじらは獣肉のこと。横の方に描いてある○やきは丸焼きの事だろうとここまでは分かったけど問題は十三里。解説に頼らず解明したくてあれこれ考えたけど謎。答えはさつまいもだそうな。九里=栗 四里=より つまり栗より美味しいということでさつまいもが九里+4里で13里…。こんなもん分かるかっ!とツッコミたくなったけどまあ、江戸っ子は言葉遊び大好きですからね。ちなみに和食の調理場でさつまいもは丸十。薩摩藩の旗が○に十だからと遠い昔に教わりました。かぼちゃは南京、きゅうりは利休、みかんは紀州、山椒は有馬などたくさんあります。あと縁起の悪い言葉を嫌うのですり鉢はあたり鉢。なのですり棒もあたり棒。梨は有りの実。梨=無しとは言ってはいけないわけです。あと食材以外では急ぎはせきまえ、調理した物や食材が無くなっときは山。古い食材は兄貴、新しいものは弟など。
その昔、山うなぎといえば自然薯のことですが、もうひとつの意味はヘビです。なので山うなぎ飯だと自然薯ご飯なのかヘビの炊き込みご飯なのか? ちなみにヘビの山うなぎ飯の作り方はヘビを生きたまま皮を剥ぎ、それを米の入った釜に入れ苦しくなったヘビが蓋に開けた穴から顔を出したまま炊き上げその後ヘビの頭を引っ張るとキレイに身がほぐれるそうです。ちなみに味は肝油ごとく酷く脂っぽいと本に書かれておりました。
以上、調理場隠語のはなしでした。
その昔、山うなぎといえば自然薯のことですが、もうひとつの意味はヘビです。なので山うなぎ飯だと自然薯ご飯なのかヘビの炊き込みご飯なのか? ちなみにヘビの山うなぎ飯の作り方はヘビを生きたまま皮を剥ぎ、それを米の入った釜に入れ苦しくなったヘビが蓋に開けた穴から顔を出したまま炊き上げその後ヘビの頭を引っ張るとキレイに身がほぐれるそうです。ちなみに味は肝油ごとく酷く脂っぽいと本に書かれておりました。
以上、調理場隠語のはなしでした。