昨日は新町のボルゾイレコードさんでイベントがありました。
高円寺からレコードをまわしに田口さんが来鳥。
田口さんは高円寺の名物レコードショップ円盤のオーナーであり、いろいろおもしろいこともされております。
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今回のテーマは大阪万博レコード寄席。
大阪万博にまつわるレコードとそれにからむお話を聞こうというイベントでした。
まずは、万博とは関係ない円盤オススメ音源から。口琴にまつわるお話が面白かったです。口琴とは口のとこでびょ~んとするやつですね。世界中にあるんですが日本でも江戸時代に大流行したそうです。しかし、しばらくして流行は終わってしまいます。町人があっちでもこっちでも口琴で幕府の悪口を言いはじめ、慌てた幕府が口琴を禁止にしてしまったそうです。
さて、万博ですが、凄いイベントだったんですね。何年も前から煽りまくり、来場者数は6000万人で、そのほとんどが日本人だったそうです。人口の半分以上の人が日本の中を大移動してたって、ちょっと考えられないレベルです。
自分も一歳の時に母親に抱っこされ参戦した模様…。
そんなこんななんで音源も凄まじいんです。とくに太陽の塔で流れていたものはヤバすぎで口あんぐり状態になります。
120人の演奏家を集めて、渋谷公会堂を二日間貸切っての一発録音。もう信じられない熱量です。2時間待ってもみくちゃにされてパビリオンに入ったらループでこれが流れ続けるって…。
万博が終わっても続々と音源が発売され、10年後には10年後記念のレコードも出たり…。
早速、当時のことを母親に聞いてみよう。
ボルゾイレコードさん、円盤レコードさん楽しい時間をありがとうございました。