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日記

日々のあれこれ

本日は登校日

2024年06月28日 | 機織り


50㎝まで


帰ります。
向こうビッグアーチ。広島アジア大会のメイン会場。1994年。

織りかけの糸を載せて上から布をかけて、また来週。

窓の外は自然の木が。石の彫刻や金属の造形などの工房への渡り廊下。

最近の記事がないので驚かれたと思います。

昨日、別のパソコンでマイクロソトのPWを再設定したら、そのせいかどうか、昨日たまたまさる検索サイトで私の名前を引いたらこのブログが出てくるのでびっくり仰天。

そう差しさわりあることは書いてないはずだけど、これはいくら何でもまずい。下書きに移していたけど、数が多くて途中で休憩しています。

2014年から2021年年末くらいまでは別のブログに書いていて、そちらは引っかかってないけど、なんで?????

読んでコメントくださった皆様、本当にごめんなさい。PCの知識は全然ないので、検索を避ける方法も分からず、困っています。

やれやれ。

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大学の寒さで不調

2024年06月15日 | 機織り
世間では真夏日の熱中症に注意と言われていますが、何事も間の悪い私、寒さでダウンしていました。

大学へは車ではなくて電車、バスで通っています。バスセンターで乗り換えて、自宅からは1時間かかります。
 
最近は乗り物の中で寒く、大学では工房のエアコンがとても効いています。
 
14日の朝はキィーカードで開けて一番乗り。
9時30分、南面する広い窓の網戸を開け、法面の木や山野草見て癒されまくってから作業開始です。
 
 
先週はここまで。もう少し太い糸にすればよかったのですが、細いのではかどりません。
10時過ぎ、助教が来てエアコンつけたので窓は閉めました。
で最初はそうでもなかったのですが、昼過ぎるととても気分が悪くなって、お腹も冷えたらしく絶不調に。
 
工房の外、廊下もロビーも全館冷房しています。織り工房はちょっとした体育館並みの広さ、その他も大空間で涼しくするのだから電気代大変でしょうが、今はどこもこうなんでしょうね。
 
58年前、当地の学校へ来たときは、戦前からの建物=コンクリートの躯体に化粧レンガ張り(中国軍管区本部に接収されていた)のほかは鉄筋の建物と木造が半分ずつくらい。原爆後の急増だったらしく、冷暖房なんて夢のまた夢。コンクリート打ちっぱなしの教室の床からしんしんと冷えて、コート着たまま講義受けていました。7月10~9月9日まで夏休みなので、暑かった記憶はあまりないのですが。
 
至れり尽くせりの今の環境に昔人間はついていけない。というか、大学は山裾にあるので、風の流れを取り込んだ設計にすれば冷房だけに頼らなくていいようにも思うのですが、これもまた昔人間の考え。
 
 
3時間の作業でここまで。後は気分悪くて早引き。
 
建物の外へ出ると、陽射しが暖かくて気持ちよかった。真冬に焚火に当たっているみたいで。
大学前からセンター直通に乗り、本通りからタクシーで帰宅。
 
最近、タクシーには全然乗らない。姑の自宅介護していたのは5年以上も前。その頃は病院へ連れて行くのによく乗ったけど、久しぶりに乗ると値上がりしているのか、前からそんな値段だったのか、自宅前まで1,950円だった。節約人間には痛い出費だけど、そう何度もないので割り切る。
 
昨日はおかゆ、柚子茶、水ようかんなど食べて後は横になって過ごす。
きょうも似たようなものを食べる。夫は昨夜は地元オケのコンサートに行き、帰りは食べてきてもらった。
今日もお粥などでしのぐ。体重が減ったのは喜ぶべきか。
 
つくづくと、無理は出来ない年ごろになったようです。これから先、どこへ行っても冷房がきついので、ウールのカーディガン必須?
 
自宅で、窓を開け放して風を通し、その時間に一番涼しい場所で横になって本読んだりするのが夏の幸せ・・・今年もそんな季節が来たようです。

朝、涼しいうちに庭の木の剪定をした。葉はそのまま置いて水分を抜き、月曜日のゴミに出す。

土曜日なので処方箋書いてもらって、近所の薬局へ薬を貰いに行く。
健康保険が変わったので、薬貰うのが楽になった。以前はいろいろと制約があり、面倒でした。午後からは眠ってしまった。つくづくと無理は出来ない年になったようです。
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夏用の小さな壁掛け

2024年06月09日 | 機織り


家で綴れ織りの練習をして、その残りで小さなタペストリーを織っています。
経糸はタコ糸。
組織織りはあっという間に完成です。。
昼前始めて、もう出来そう。
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本日、登校日

2024年06月07日 | 機織り
 
きょうは登校日。昼、あまりに気持ちいいお天気で、持参のお弁当を大学の裏山で食べる。
木陰の嬉しい季節になりました。木漏れ日の遊歩道が、キャンパスの後ろを周回しています。
 
元はアカマツ林だったようですが松はほぼ枯れて、クヌギ、コナラなどの雑木林に。雑木林・・・大好きです。その木の下に立つと生き返る心地。
 
地元の林とは植生が違います。地元は照葉樹が多いけど、こちらは落葉樹中心。
 
盛夏、秋、冬、これからの季節が楽しみです。
 
 
向こうに1994年に広島アジア大会のメイン会場が見えています。
開学も同じ年。西風トンネルが開通して、一山越えた郊外の都市開発が進みました。

 
木立の中のオブジェ。



ピンボケ深謝。つづれ織りは難しいです。一日に10㎝も進まない。
来年2月の展示に向けて、頑張ります。
 
織るのは何とか軌道に乗り始め、そうストレスを感じなくなりました。
学食はキャンパスの中で遠いのですが、暑くなるし、その前に雨も降るのでそちらも開拓予定。
 
大学に入ると、自分の年をすっかり忘れて、作品のことだけ考えている。それが心地よかったりして。
 
来週も頑張ります。
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本日、登校日

2024年05月31日 | 機織り


窓の外は山の斜面。
クヌギ?


隣の工房。
午後からも頑張ります。


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本日、登校日

2024年05月24日 | 機織り
 
楷の木は、岡山県の閑谷学校のが有名。
なんで学問の木なのか我未だ知らず。後で調べます。

 
赤い実がなっていた。葉だけ見ると漆の仲間のようにも見えるけど。。。
楷の木は紅葉の美しさで有名。秋が楽しみです。




本日は9時半から16時まで工房で作業。途中で一時間、集まりがあり、ライングループも作った。来年2月の展示に向けての相談いろいろ。
 
それまでに出来るかなあ。それが心配。
 
それにしても静かな学校。53年前に出た学校は今の時期だと、サークルの新入生勧誘も終わり、新入生は勉強もさることながら、サークルでいろいろなことを体験し始める時期。
 
どこかでしているのでしょうか。
 
留学生は、今日みたら漢字で広島と織り込んでいた。
どんなデザイン?
人のことだけど完成が楽しみです。
 
私のは50㎝幅で2m。掛け軸みたいな形で、デザインに苦労した。追々に見えてきます。
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綴れ織り、スタート

2024年05月22日 | 機織り
 
いよいよ今日から織り始めました。
4月は先生も忙しそうでしたが、今日はじっくり織り始めの調整、糸の選び方、道具の使い方など丁寧に教えてもらいました。
 
そして高価な道具がたくさんあります。つづれ織りの櫛もネットで見ると1万円くらいしますが、大学のはもっとしっかりしたステンレス製。それが20個くらいあります。柘植のつづれ織り用の櫛はもう生産していないそうで、破損しないようにとの注意書きが。
怖くて触れません。
 
メモ
曲尺10羽の50㎝幅の筬。
経糸は18/20のタコ糸。169本。緯糸は8/20を4本撚糸。

 
織り機は私の勘違いで、ほんとはこちらでした。いずれにせよ京都のメーカー。しっかりした作りです。ボルト、釘など使わず、ほぞなどで組み合わせているのが素晴らしい。木は時間が経つと湿気を取り込み、しっかりと噛み合って丈夫になるのではないでしょうか。
 
織り機は分解して保管したりしますが、再び組み立てようとしてもうまくいかない話をよく聞きます。移動も、分解せずにした方がよさそうです。
 
今年で創立30周年。中四国で唯一、公立の芸術学部のある大学です。
外国からの男子留学生も、私の隣の隣の織り機でつづれ織りをしています。
右下に自分の名前をカタカナで織り込んでいるのが素晴らしい。
彼は絨毯を織るようなとても大きな機はたで織っています。
 
秋にはもう一人留学生がくる話を今日聞きました。どんな学生さんでしょうか。ばあちゃんも楽しみです。
 
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撚糸に手間取る

2024年05月15日 | 機織り

さて毎度の機織りの記事、読者諸兄姉、うんざりされていると思いますが、何はともあれ、来年1月のゴールに向かって少しでも前に進めないといけない。

夏休みと2月からの一か月は、会派の作品を仕上げないといけない。それでメモ代わりに書いています。

私の悪い癖は人に頭を下げて教わるのが苦手なこと、つい自分で解決したがること。

糸を撚り合わせて太くするのは、大学の道具だと多分簡単。先生もそうしなさいとの話だったけど、わずかな登校日をそんなことでつぶせないので、糸は自宅であらかじめ作る。

これがたいそう手間がかかる。三つ編みを編む美容用品。織りの正規の撚糸道具は数万円もするらしい。編み物の簡単な道具もあるけど、手回し。美容用品は乾電池で動く。

昼までに白の8/20の糸を4本撚り合わせて、午後からは昨日見た、ひろしま美術館の前庭に咲き残り?のマロニエ(セイヨウトチノキ)の写真撮りに行くつもりだったけど、夫が昼休みのバイトに鍵も持たずに出かけたので、出かけそびれた。

ただのトチノキかもしれないけど、ピカソの娘さんが美術館ができたときマロニエを寄付してくれたと他の木に説明があるので、向かい側の木もそう思いたい。

気が付けば、コロナに機織りに、トチノキなど忘れていた数年間でした。

明日は用事があるので、明後日、カメラ持っていきたいのですがどうなりますか。

あちらのブログから、2014年4月に見たヨーロッパのマロニエの花を探してきました。

シャンゼリゼ通りに、4月初め、一本の木だけ花をつけていた。

凱旋門は修復工事中だった。

パリの街を一人で歩く - ブログ (goo.ne.jp)

トチノキの花は、広島県の山間部では6月に咲くと記憶しているけど、こう温暖化が進んで、もう咲いているのかも。平和大通りのベニバナトチノキと同じ時期だとしたらまだでしょうか。

最近、とんと外出しないので、私の季節感も狂いがちです。

これは翌年の四月でしたか。

フランスとドイツの田舎街ばかり巡るツアーに参加。

行きの飛行機から見た北極海。初め、山に雪が残っているのかと、手洗いの前で出会った若い女性に片言英語で聞いたら、ポーラーシィと教えてくれたのでした。

今は戦争中なので、飛行機は全部、ドバイなどで乗り継いで南回りになっているのでしょうか。長いフライトはもうきついし、こう円安ではもう行くこともないかもしれません。それで確認する気にもならないのです。

あちらの記事は大分下書きに移していますが、追々公開予定です。

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機ごしらえの後、美術館へ

2024年05月14日 | 機織り

大学で習った、床巻をせずに直接、織機に整経した糸を持っていくやり方。

慣れないので多少手間取ったけど、楽だった。

何よりも重い千巻箱を外したり、またセットしたりがないので簡単だった。

今までは片手で箱のバランスを取りつつ、棒を差し込んでねじを締める。うまくいくときと行かないときがあり、夏などこれだけで大汗かいていた。

このやり方を知っただけでも、授業料を払ったかいがあるというもの。週一なので、安いですけど。


午後から糸が届く。これを4本撚り合わせて太い糸を作る。それで織る。

綴れをするしない、織機があるないであれこれするうちもう5月も半ば。全30日のうち、あと22日くらいのはず。やれるところまでやりましょう。


午後からひろしま美術館へ行く。1,500円のところ学生なので無料。ありがたや。

今、若い人を中心に北欧風の使いやすくてシンプルなデザインの雑貨、家具などが流行っているけれど、その真髄のような作品の数々、楽しく鑑賞しました。

椅子に掛けたのは2月ころ織っていたもの。他のとつなげて作品にする予定だったけど、取りやめて、使っています。

色合いがどこか北欧風?

連休、みんなに「これいいでしょ」と同意求めるも、男たちは一切の関心がない。

最近は織りの人になっている私。余りにも基礎的素養がないので、今さらながらの俄か勉強。されど作品集などはすべて高い。中古本になるほど高くなる。とても手が出ない。

これは京都新聞に連載した記事をまとめたもので、写真は少ないので手ごろだった。

今から読みます。

なんか毎日忙しくて年取っている暇がない。この人生、今迄くらいの時間があればもう少し知恵ある行動ができそうですが、最早手遅れ。

し残したことは、来世に持ち越し。。。。となればいいのですが。

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京機にご用心

2024年05月12日 | 機織り

京機【-手織りの道具屋-稲垣機料】 (inagakikiryou.com)

今回はこれを使っています。ただし2枚綜絖です。

説明にある通り、つづれ織り用の頑丈な織り機のようです。写真はサイトよりお借りしました。

材はサクラとありますが、サクラもいろいろ、私としてはエドヒガンかヤマザクラを期待したい。ソメイヨシノはもろいような気がする。

いずれにせよ無垢材多用。色はたぶん30年経って褐色の落ち着いた色になってます。

先日、工房にまだ誰も来ていなかったけど、筬を入れ替えるつもりで筬框の枠を止めていた木のくさびを抜くと、筬框があっという間に分解、ついでに綜絖枠も外れて、見た目は一瞬にして織機が壊れたみたいな有様。

もうおーーーびっくりしたあーーーー。くさびはぴーーーんとどこかへ飛んで行って、必死で探したら机の下に転がっていた。

何とか元の通りに組み立てた後で先生が来たので、ばれずに済んだけど、自分の道具でないので気を遣います。


本日はホテル21階で今年度初めての懇親会。いろいろ連絡事項に表彰式も。受賞のお祝いに地方グループから5,000円頂いた。これから精進しますという挨拶もした。挨拶苦手だけど、これもまた浮世の流れ。流れには素直に乗って行く。

今年入った工芸の人は、ジャンルは違うけど、長く人に教えているプロ。和裁に着付けにと多彩な方のようで、今度一緒に着物着ましょうと約束した。一人じゃあまりに浮きすぎるので、仲間がいると心強い。

会の後、雨の中を歩いて美術展のはしご。駅中を通らない近道を行けばよかったけど、ついついて歩いたら大回り。足元ずぶぬれ。

広島の川を横切る時は必ず上流で。下流ほど橋が長いので。

私、いつの間にか美術の人になっているらしい。この世界にも上手な人は多数。人と較べると落ち込むので、毎回、前よりいいものを目標に頑張りましょう。

昨日、夫は一か月ぶりの整形外科受診でほとんど治ったと言われたそうですが、出かける時慌てて電柱に車の後ろをぶつけ、えらいことに。

3月、私がぶつけたのと同じ場所で今度の方がダメージ大きい。同じ修理屋へ持ち込む予定らしいけど、「毎度有難うございます」とか言われそう。帰った時えらくめげているので、悪い病気が見つかったのかと一瞬心配した。そのぐらいで済んでと言えないのが辛いところ。

やれやれでございます。

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タコ糸で整経

2024年05月08日 | 機織り

多分初めて。

18/20の硬い糸で、難しかった。しかも相変わらず、綾を一つ落としてしまった。

本数は165本だけど、167本くらいになったかも。

事程左様にいい加減で、すべからく現物合わせ。

今朝はデザインが気になって早くに起きて(5時前)、夫が起きてくるまでに下絵ができた。

明後日は大学で機ごしらえのみ。糸を買って撚糸をして来週からスタートできればいいんですが。

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連休が終わって

2024年05月07日 | 機織り

機織りです。

綴れ織りのデザインです。縦横の線で構成という縛りがない分、とりとめもなく、何をどうしていいやら、一日中、方眼紙のノートにあれこれ描いておりました。

そして、デザイン決まったとして、果たして自分が織れるのか、どのくらい時間がかかるのか、見当もつきません。

織り機はすったもんだの挙句、2枚綜絖のに決まりました。

面接でつづれ織りだけはしたくない、難しすぎると言っていたのですが、4枚綜絖の織機は巨大で、扱いにくそうだったし、結局は収まるところへ収まったのかもしれませんが、2枚綜絖は平織りしかできない。

芸術的に仕上げるにはデザインに融通の利くつづれ織しかないという、意外な結末に。

気が重いことです。夏休みには外して持って帰ってもいいけれど、筬がない。

曲尺の10羽です。4羽/1㎝は持ってるので、時々空羽にしてゴマかす?

この夏は織り機二つ並べ、あちらが行き詰まったらこちら、こちらに飽きたらあちらとなるのかも。

こんなこと、昨年は予想だにしてなかった。いえいえ、二十歳のころ、将来機織り婆さんになることすら。

それも言うなら、年取ることも想定外の若い日々があったと言うことです。

明日こそは整経をする。大学へ持っていく道具をそろえる。

中央展の作品が帰ってきました。着払いで、4,090円でした。絵画に比べたらまだしもですが、すっかり忘れていたので不在配達票を見て、アマゾンの送り付け詐欺かと身構えて待っていた自分の迂闊さに情けない。

送り付け詐欺はアマゾンには対応の窓口がなく、配達した近くの佐川急便に連絡するようでした。昨年、夫があれこれやっていました。

一度開けて中身を確認。別なのが入っていたら大変です。そんなこともないでしょうが。

連休中、長男と次男が屋上菜園の整備、サツマイモの苗着けなどしてくれたようでした。夫はしてはいけないと整形外科で言われたようです。

三男は農業男子ではなくて車男子。時間かけて、中古で買ったイタリア製某スポーツカーをオートマからマニュアルに改造したそうで。

部品はネットで探したり、鉄工所で作ってもらったり、3Dプリンターも使うんだったかな。帰り際に30分ほどゆっくり話して、そんな話も出た。びっくり仰天。

先日の作業はお正月と同じく、キィの中の小さなメデイァを取り出してあれこれするらしい。やっていることの意味が、母にはいちいちわかりません。

まあ、息子三人、機織りには何の興味もないのでお互い様ですが。

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目からうろこの機ごしらえ

2024年04月25日 | 機織り

下絵の完成には2日間だけ。

昨日はデザインをあれこれ考えて寝たのが26時。気になって今朝は5時半に目が醒めた。

続きを早くと思いながら、試験前の試験勉強のように、取り掛かるのが億劫で庭木を切ったり、鉢を植え替えたりして10時半スタート。

午前中に2/5スケールで絵は完成。本日中に方眼紙に書き換え、実物大に拡大しないといけない。

出来るかな。明日は8時半に家を出るので、何としても今夜中に。頑張れ、婆ちゃん。


先日貰ったカラーコピーの一枚に、整経から機ごしらえの図解があった。

綴れ織りは糸の本数が少ないので、1本ずつするらしい。

私は今までは4本同時に。

驚いたのが機ごしらえ。緒巻に糸を巻き取ったり綾返しをせず、すぐに織り機に持っていき、本筬、綜絖の順に通して最後に緒巻に結ぶ。そこから巻き取って最後に手前で結ぶ。

本当に簡単そう。

私の織機はX機なのでやりにくいけど、横棒2本渡せば解決すると思う。

初心者の頃に(今も初心者ですが)泣かされた綾返し。一大決心で櫛筬を誂えたのに、それも使わなくてもいいなんて。

織りでも何でも一度外の風に当たることは大切ですね。

昼夜織りの本数は今年の作品は5×4×120=2,400本。綾棒を動かしつつ巻いて行くのがどれだけ大変だったか。

その難行苦行から永遠に解放されることを期待しています。


本日電気工事が入って、夫の仕事はお休み。冷蔵庫は家から延長コードを引いて対応。

思えば1993年の19号台風で一週間停電。表通りが先に復旧したので、あの時のコードです。

31年前にはスマホもなく、インターネットも一部マニアだけのパソコン通信。今、停電すれば悪影響は計り知れない。

何もかもマイナカードに載せるのも不安じゃないでしょうか。


後で気が付いた。一目に複数本入れるのは↑のやり方ではできない。やれやれでした。

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大学初講義

2024年04月24日 | 機織り

昨日は勉強を始めた大学の、私にとっては実質の初講義でした。先週は一人でガイダンス。本来は週に一回、別の曜日ですが、昨日は学生さんへの導入としてつづれ織りの歴史の座学があり、出席させてもらいました。

先生、助手の先生、学生さん(2年生?)3人、それに私。私一人で平均年齢をだいぶ上げていますね。

工房横のセミナー室で13時から17時まで、途中10分の休憩をはさんでしっかり学びました。

たくさんの書籍、図録を見て、紀元前の遺跡から見つかったつづれ織りの断片に始まり、西洋、東洋でどのように発展してきたかの概説。

特にフランスで王侯貴族の城や館の装飾として、中世に全盛期を迎えたとのこと。図録、貴婦人と一角獣のシリーズは、本当に見応えがあった。背景の百花模様は庭の花の代わり、ウィリアムモリスがその流れを汲むという。

フランスでは今も国立をはじめとしたタペストリーの工房が各地にあり、すぐれた作品を産みだしているとのことでした。

今でも、日本人の織りの留学先はフランスだそうです。

日本では主に和服の帯として作られますが、大きなものとしては祇園祭の山車の装飾、そして劇場の緞帳だそうです。意外な所では電車バスの模様の入ったシートの布。京都の有名メーカーが作るそうで、知らんかった。

街に美術あり。

入札の資料として?50㎝四方の緞帳の見本がいろいろあり。とてもごつい糸で、全体の重さやいかばかりか。初め、ギャッベの座布団かと思った迂闊な私。

で、最後に「本学名誉教授の遺作の展示が今日まで、5時まで」という話になり、駆け足で学内の美術館へ移動。

初代の教授の御遺族から委託を受けた見事なタペストリーが10点ほど。どれもでかい。2m×3mくらい。

今まで見たどのタペストリーよりもデザイン明快、そして和風を感じる。京都の芸術系大学の出身で、当地の大学が開学したとき招聘されたらしい。

本日の先生の話だと、広島、京都、東京で講義を持っていたとか。東京は東京藝術大学で、織の講座ができたときだそうです。

見応えがあってほんとに感動した。近畿地方の美術館で数年前に展覧会があり、その時の図録がまだ買えるので購入するつもりです。全然安い値段です。

その他に先生に見せていただいた本で、今も買えそうなのをネットで探しましたが、新技法シリーズの一冊はもう50年以上前の本ですが、とても高かったです。でもいずれ買うかも。23,000円のサイトもあった。

そのシリーズの別の本を買った時も、一冊一万円くらい、新宿区図書館の廃棄図書の印が押してありましたが、織の技法は有史以前からのもの、今でも十分使えます。

もう一つの本はメルカリで630円。メルカリは送料込みなので嬉しい。アマゾンは他のシリーズ本2冊と抱き合わせで4,000円+送料。

これからも本は気長に探すことにします。


次は金曜日までにデザイン考える。あと二日しかありません。

しかし、婆ちゃん、宿題がないとぼんやりしているだけだから、頑張りましょう。

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国立新美術館から上野公園内の店へ

2024年04月13日 | 機織り

タイトルが機織りと関係ないようですが、機織りさえしなければ、慣れない東京で、移動しなくてもいいというもの。

行き方いろいろ。

でも結局は六本木まで歩き、地下鉄の日比谷線で乗り換えなしに上野まで。これが一番簡単なようです。

JRの上野駅を過ぎて公園口から上野公園へ。国立西洋美術館の前を通って藝大方面に進み、右手奥に東京国立博物館の見える広場まで来たら左折、しばらく行くと建物が見えてくるらしい。

入口はどこかなあ・・・???

行って見ないことには分からない。

明るいうちに移動して、決して遅刻しないようにしなければ。

昨年末、京都の懇親会場で、「来年はコロナも終わって懇親会があるはず。私は絶対行く」と宣言したら「あれは入賞した人だけ。入選しただけじゃ呼んでもらえない」と会の先輩の方から有難いご教示があり、いつかは行けたらいいなと思っていたのですが、思いがけずに参加できることになりました。

ここは出席の一択。人生いろいろなことがあった方が楽しいので、新しいことも臆せずに経験してみましょう。


というわけで、本日、友達のご主人から友達の様子などを聞いた後、服を買った。若い人のブランドだけど、何とか上下揃ったスーツに見える服を。ブラウスは手持ちで済ませる予定。

友達のご主人からお菓子は頂くし、ビールの試供品も貰い、大荷物を持ち歩いて服を探して疲れた。


しかしまあ、世の中、機織りをしないで済んでいく人が殆ど。機織りさえしなければこの私も毎日のんびりと過ごすはずだけど、どこでどうなったことやら。

東京で無事移動できますように。前日上京するので、練習に行って見ますか?

そこまでしなくていい気もするけれど。

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団塊の世代

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