今回は一人一部屋、ゆっくりできました。夜中に目が醒めて、フリーWi-Fiで動画見たりしてまた眠る。
部屋からの眺めは前日午後4時ころ。
体育施設がいろいろあり、合宿にもいい宿かなと思います。
反対側は讃岐山脈。雲辺寺山が見えます。2010年、友人夫婦と登りました。
朝食はビュッフェ形式。いろいろおかずがありました。昨年、高知のかんぽの宿に泊まりましたが、食事は経営が変わってよくなったみたいです。スタッフの皆さんもいい感じ。
先日、古いアルバム整理していたら、1977年に函館に泊まった領収書が出てきました。一泊二食の旅館、二人で泊まってて一人1万円の値段でした。
今回は一人一部屋で1万3千円、旅行も大衆化したものです。足腰達者なうちにせいぜい出かけたいものです。
JR駅まで宿のワゴン車に送ってもらいます。それから坂出駅まで。
駅前の案内板。
久米通賢、久米栄左衛門は香川の生まれ、江戸後期、塩田開発をした人で、その資料館が近くにあるとのこと。行ってみます。
郷土博物館の建物は今年で100年、国の登録有形文化財に指定されています。
第一次大戦後のモダン建築の特徴がよく出ているように思います。京都大学本館にも似たたたずまい。
郷土の実業家、鎌田勝太郎が建てた私設の図書館が母体。。無料で利用できたそうです。
南隣の郷土資料館が都市計画とJR工事で取り壊され、その資料をこちらで収蔵しています。
図書館時代の蔵書カード。
コンピューターで検索するようになるまではこの形式でしたね。久しぶりに再会。
高い天井のスッキリとした仕上げ。
叩くと澄んだいい音のする石です。大きいのは低い音、小さいのは高い音。
左から右、右から左へ叩くと学校のチャイムの音色になりました。
説明。昔はよく土産物で売っていましたが、今は見かけません。採りすぎて少なくなったのでしょうか。
久米通賢について | 公益財団法人鎌田共済会郷土博物館|公益財団法人鎌田共済会郷土博物館|香川県の古文書・絵図・化石資料などを展示 (kamahaku.jp)
久米通賢の資料は見ごたえありました。
塩田を作るためには測量が必要。大坂で修めた学業が役に立ったことでしょう。
高松藩内の海岸線と仏生山街道、南海道?の測量図も展示しています。伊能忠敬が高松藩内を測量するときは接待役をしたそうで。その知識が大いに役立ったことでしょう。
銃と火薬も自作。これは殿さまの前で披露したとかで、自作しても実際に使ってはいけませんね。多方面に才能のあった人で、小学生の時には郷土の偉人として習いました。
あとは香東川を山の向こうへ付け替えた西嶋八兵衛。
★四経連1月号 本文Pマーク/●四国開発の先覚者 西島 (yonkeiren.jp)
ネットでこうして探せるのが本当にありがたい。
先日のブラタモリで、栗林公園の中の池は元は川だったと知りました。道理で川みたいだなとやっと気が付く私。
思いがけずに訪ねた場所で、いろいろ勉強になりました。
近くにはこのほかに資料館が二つ、またの機会に訪ねましょう。
駅隣接のイオンで買い物して、駅中で食事して解散。短かったけど、いい旅行になりました。
お菓子にうどん(日の出製麺所謹製)、練り製品など買う。エビ入りは香川の名産、スーパーで普通に売っていますが、よその土地にはありません。
行くといつも買うことにしています。こちらは山地蒲鉾製。
県人会の旅行で直接製造元を訪ねたこともあります。我がソウルフード、見ているうちにいろいろなこと思い出してちょっと涙が。この話はいずれまた。