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日記

日々のあれこれ

五月の袷

2024年05月31日 | 着物

五月最終日、先日、頼山陽記念館で着物着た人に出会ったので、私も着てみることにしました。

袷は今日まで。今日は一日雨で気温も20度しかなく、楽に着られました。

自撮りは難しい。体形が亡き母にますま似てきた。何とも。

七宝、麻の葉などいろいろに柄があります。

昨年、メルカリを見ていて、つい出来心でクリック。普段着にしています。

帯はカメラを自分に向けて撮る。紬のパーチワーク、洒落袋帯。

紬に紬、ルール違反ですが、普段着なので何卒お許しを。


本日、夜は夫が留守なのでのんびりしています。見たくないテレビの音も聞かずに済む。朝も起きてから仕事に行くまで、ずっと情報番組がついています。

夫は耳が多少遠くなったのか、18とか19くらいで。私は13くらいが一番聞きやすい。大きな音は好みません。

そう言えば姑も晩年は大きな音でテレビを見ていて、隣のビルから苦情が来たことも。ひ孫の声が聞こえないと嘆いていた。高音から聞こえなくなるそうです。


何の話でしたか・・・

実は昨日も同じものを着て出かけたのですが、久しぶりに着てひどい着付け。

嫌になって、途中で電車下りて、書店はなくなっていたのでちょっとしたもの買って帰ってきた。

公設市場はマンションに。市役所前交差点から徒歩数分、便利な場所にあります。

奇跡的に喫茶店は残っています。

コンパの後の二次会によく行っていた店。50年以上前です。創業は7年ではなく、1の位がなくなっている。モーニング発祥の店だそうで。

近くに房州も健在。房州はフランスに菓子修業に行った若主人がフランス人のお嫁さん連れて帰って、お店もお洒落になりました。この話を嫁ちゃんにしたら「まっさんみたい」と竹鶴酒造の話を思い出して受けていました。

何屋さんだったでしょうか。

久しぶりに行くとホテルになっていました。

今は外国人旅行者がとても増えたので、市内、ヒルトンなどの超高級から格安までホテルもうんと増えました。


いよいよあすから6月。変わり映えのしない毎日ですが、健康に気を付けて、とりあえずは故姑と自分のゴミの片づけ。少しずつ。

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染大島に桜の名古屋帯

2024年04月09日 | 着物

友達との会食は13時から。朝からの雨が上がっったので着物を着る。

写真がないのでネット上から拾ってきます。

地味な染大島。帯は唐子が花びらと戯れるの図。

この帯、いつ締める?

今でしょ!

ということで久しぶりに着物を着ました。

相変わらず着付けは下手。下手だけど、気合で着て、出かける前にトイレのドアのハンドルにお太鼓を引っかけて、帯がびろろーーーんと伸びてしまった。

えええええっーーーー

慌てて二階へ上がって鏡で後姿を見る。当然直した方がいいんだけど、もう時間がないので、たれの上を片方ずつ引き上げて何とか修復。

羽織はいいのを持ってないので、それに帯の柄を見せたいので省略。

ショールがわりのスカーフで。

右側の藍染。故姑の作品。2021年に亡くなり、翌年、私の作品と合わせて展示をした時の写真です。

きょうから展示・よろしくお願いします - 日記 (goo.ne.jp)

木綿で暖かかった。


家を出てすぐ、犬の散歩に出かける隣の人と遭遇。素敵と褒めてくれたので、ありがとうございますとお礼を言った。

でも今日会ったメンバーは、最初、全員が無言。

あれっ!!場違いだった?

というか、普段からあまり着物に興味がないのかもしれない。

ネットで拾って来たリサイクル品。帯は少し汚れているような気がしてベンジンで拭いたらきれいになった。

着物を着るのは楽しい。

解散後、バス停で外国人旅行者に遭遇。

Oh!!Beatiful・・・ということにはならず、あちら知らんふり。

着物着たからと言って美人になるわけでもなく、むしろ容貌、体形の気になるところが一層気になるだけのことだけど。

着物着て出かけたときの効用の一つに、無駄な買い物しないということもありますね。とっとと帰る。

今日のメンバーとは夏ころまた会う予定。その時ももしかしたら着物かも。いちいち服を用意できない。買いに行く時間もない。

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振袖、まだあった

2023年12月31日 | 着物

それはこちらです。

昨日の千總に似てなくもないけど、やはりデザインは負けるかな。天下の千總様に。

千總、行ったことあります。たまたま泊まったホテルの近く、前もってお茶会の予約して、着付け、着物ができるまでの仕組みの説明、小さな博物館の見学などもありました。

今はしているのかどうか。

この振袖ですが、たまに覗くネット上のリサイクルの店で、セール品、八割引きとかだった。着るのではなく、タペストリーがわりにお正月などに掛けたら華やかかなと思って購入。

値段ですか・・・恥ずかしくてとても言えない。ユニクロのセーター2枚分くらい。

まさか孫娘が着物好きになるって知らなかったので、知ってたらもっといいもの買うんだったけど、だいいち長襦袢も、合う帯もないので、どうするかなあ~本人に聞きましょう。

姑のタンスに義妹の振袖用の帯が残っていたけど、汚れていたような気がする。後で確認。


小物も、今回は手持ちのもので。

ああ、着物のこと考えるだけで、なんでこんなに楽しいのでしょう。

女の子、欲しかったなあ。

2人でもよかったのだけど、3人目に掛けて、3人目も息子で、近所の人に笑われた。いえ、気を悪くしてませんよ。明るい笑い。私も一緒に笑う。


小さいころは犬コロのようにそこらで転げまわって遊び、手のかからない子でした。勉強は全然しなかったけど、3人目になるとさせるのも面倒で放置していたら、中二の中頃から人が変わったように勉強始めて、一浪したけど、自分の思う学校へ。

入学後は、自由の校風か何か知りませんが、めちゃくちゃな話ばかり。一時はサークルの部室で暮らしていたそうで、親が持たせたカーテンが部室の窓にかかり、持たせた電気釜でご飯炊いて・・・全然帰省しないので、サークルのホームページで確認していたのです。

部室には赤ちゃんもいましたね。うちの息子の赤ちゃんじゃないけど。なんか生理が来ないなと思っていたら妊娠していたというその先輩の方は、今は東京で作家になっているようです。素晴らしい。

明日は夕ご飯までに帰るそうですが、無事帰って来れますように。


またまた話がそれまくりました。

上前の裾模様。

扇がやがて青海波に。地紋入りの生地もどっしりとして染もしっかり、いい品物。

長襦袢がないので外へは着ていけないけど、肩に掛けるくらいなら。


本、いろいろ。

お正月にはNHKテキストと串田孫一を読む予定ですが、私ったら、新古今と間違えて買いました。古今集は定番すぎて、新古今の方が好きです。

自分の自我と向き合っているところが。高3の今頃、秋の遠足でコクられたよそのクラスの男の子と文通(昭和のコミニケーション)していて、お互い、その頃習っていた新古今がどうのこうのと。

文学少年は西行の歌について熱く語るのでした。新古今と言えば、受験勉強と、寒さと、あの男の子を思い出す。ばあちゃんに青春あり。

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孫娘「全部着たい!!」そうで

2023年12月30日 | 着物

孫がお母さんのスマホからラインしてきた。

「全部着たい」そうで。

わおう!!

それで昨日は半襟着けたり、アイロンで畳みじわを伸ばしたりしていました。

吊るしておけば少しは直る?

染疋田に昭和のミシン刺繍。

姑遺品は加賀友禅?

落款ありました。上品な色合いだけど、夾竹桃は着物柄には珍しい。

元々東南アジアかどこかの原産。古典柄には使わないのでは。

広島の戦後復興では早くに大きくなるこの木がたくさん植えられ、私が広島へ来た1960年代には川土手などによく見られましたが、今はほぼありません。

しかし、ある時期の記念としてか、平和公園横の本川土手には残っていますね。よく繁る木で今年のサミット前には枝を伐採したそうです。テロ対策らしい。

雑談深謝。

2年前、5年生の時にも着せたけど、この時は大きすぎた。

2017年11月、人に振袖着せたのはこの時が初めて。

ドイツから来たお嬢ちゃんに、友達の娘さんの振袖着せました。

美容師の友達が着付けの予定だったのに来られないので、私が担当することに。

相当焦りました。

息子ばかりで着せたことないので、急遽、帯結びの自主練。

階段の手すりに座布団巻いて膨ら雀をやってみる。

着せたのはこの振袖。

いい帯で締めやすかったのに、焦ってよれよれ。

着物は梅の柄に一部絞りだったかな、可愛く見えてとってもいいもの。

とても喜んでくれて、ドイツのご両親に写真送っていた。

この後、「娘はもう50歳、結婚式のお色直しにと思っていたけど結婚しそうにないし、お孫さんが着るのならもらってくれないか」と言われたけどお断りした。

着物百万、帯百万とかそんな値段と聞きました。そんなもの貰えません。

それにどんないいものでも本人の意向を聞かないと。着るものの押し付けになっても行けないし。

先日、「あれは千總」と話していた。いゃあ、恐れ入りました。着なくても本人が持っておくべき着物ですね。

その時に友達の家で持ちよりパーティして、なぜか「明治天皇はんが使わはった器」というのを出してきました。

親戚筋がお公家さんで、東京に行くまで、塀の破れたところからこっそり御殿を抜け出してそのお宅へ遊びに来ていたそうで。

東京へ行くまではわりと自由に暮らしていたのでしょうか。

話がどんどん着物からそれていますが。


七五三の時。月日が経つのは早いもの。

さらに遡る。一枡餅して泣かす。あれは本人はわけわからない恐怖、周りが喜ぶ。


女の子に晴れ着を着せる。それを見てみんなが笑顔になる。正月のめでたさ、ここに極まれり。

私の振袖、袂の内側に染みがある。それは元旦に初詣のあとみんなで喫茶店に行き、私はホットドッグのソースをぽたりと落としたのです。

50年以上放置していたのでくっきりと。

あの時、私の両親は嬉しかったのかなあ。いや、嬉しかったはず。


大きくなったね、おばあちゃんの古い着物でごめんね、

私成人式には絶対振袖着る。そうね。レンタルでも誂えでも好きにしてね。自分の好きなのを着るのがいちばん。

おばあちゃん、見に行きたい。けど、式のあとは友達と遊ぶはずだから、着付けする美容院の前で見る。

当日はいいお天気でありますようにって、まだ何年も先ですが。。。。

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お正月に着せる着物

2023年12月27日 | 着物

嫁ちゃん情報によると、孫娘は浴衣や着物が好きなんだそうで、それならお正月に来たとき、私の若い時の着物、着せることにしました。

リサイクルに出したり、解いてなんか縫ったり、捨てたのもあるけど、手元に残った着られそうなのを出してみました。

古い着物ばかりで恐縮ですが、よかったら見てください。

10代前半の子に合う、可愛いものはないのですが。

番外はクリスマス柄の名古屋帯。

中振袖と帯は親に作ってもらった。

手絞りではなく、描き疋田でもなく、プリント。

来歴。

18歳の夏休み、帰省せずに京都の叔母の家で長逗留して遊びまくっていたら、母親がたまりかねて上洛してきた。

来たついでに着物作ることになり、叔母の知り合いの西陣の染物屋に行き、見本の中から私が選んだ柄。

この頃、紅白で都はるみさんが総絞りの振袖を毎年着ていたので、それと同じかなと、ものを知らない私は錯覚したのでした。

都はるみちゃんは セーターどころか家が買えそうな総絞りのお着物がお約束

作り方は全然違う安価なものですが、写真に撮れば手絞りに見えなくもないのが私の中振袖の美点かと思われます。

今は京都で手絞りの職人さんも少なくなったことでしょう。贅沢な着物と、見ても分からない人が増えて、最早、見栄の張り甲斐もないのかも。

15年くらい前、西陣会館で手絞りの実演を見学しました。大きな可愛い柄で、十三詣りの着物とのこと。

その方が言われるのに、「貴乃花と宮沢りえの婚約会見の時の着物は私が作ったもの。私が作ったのであの二人は別れた」と話されていましたが、着物のせいではないと思います。

淡い色合いの特別に豪華な着物でした。卓球の福原愛さんの婚約会見も可愛い絞りの振袖でしたが、あんなことになって。

特別気合が入った可愛い着物が総絞り。20代前半までの若い時にしか着られません。着ると可愛く見えるのが絞りの良さですよね。

最近はリサイクルでも総絞りはあまり見ません。いずれ幻の着物になるのでしょうか。

向こうは姑の遺品です。義妹に持って帰るよう何度も言ったのですが要らないと言うので預かっています。お手入れした跡があるので、私の想像ですが、60代でなくなった夫の従姉の形見かなと。

夾竹桃の柄が珍しい。ちょっと孫には地味ですが。いろいろ見ると、どれが好きなのか自分で分かるのでは。

私の娘の頃の小紋や帯。

縞模様の袋帯は倉敷でリサイクル品を買う。ひな人形の敷物にしています。

無地のような小紋につづれ帯。

帯は留袖用に親に作ってもらった。ちょっと砕けた柄が珍しい。つづれ織りは手間がかかるので高価なはずですが、どんなきっかけだったのか。

母はバイトで呉服の仕立てをしていましたが、バイト料の代わりに呉服屋さんから着物や帯で受け取ることもあった模様です。見たら我慢できないのが母の悪い癖。たぶんこの綴れ帯もそんな経緯で我が家に来たと思います。

留袖は色焼けして柄も派手で、息子の結婚の時、袋帯も一緒に作り直しましたが、この銀の帯は今見ると、なんか好きになりました。

着物は15年くらい前に、フリマで三百円でした。ハンカチより安い。寸法も私に合ってたし、夕方で、業者さん、帰りたそうだったので、我が家にお越しいただきました。全然汚れてなかったし、着物って、要らない人には要らないんですよね。

すみません、貧乏臭い話で。

この他にとても好きな付け下げがあったのですが、ある時、何の気の迷いかリサイクルに出しました。とても上品な柄だったのですが、縁がなかったのでしょう。親に済まないと思う今日この頃。


さて、13歳のお正月に、どれを着るのでしょうか。

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