クリスマス、子供のころから大好き。和風のお正月よりは好きかも。
とは言え、65年くらい前、私の子供のころは地味なクリスマスでした。小学校のとき、友達の家にはツリーがあり、バタークリームの大きなケーキが整理ダンスの上のガラス戸の中に飾ってありました。学校帰りに寄って見せてもらっていました。
バタークリームは日持ちするので、「クリスマスに食べることになっている」と言いながら、友達が後ろの方をちょっとほじくって食べていたのがとても羨ましかった。
我が家は貧乏だったのかな。
周りも生活の仕方が似ていたので全然そうは思ってなかったし、先生に、ある時、家の田んぼがどれくらいあるか一人一人言わされたときに(今なら個人情報を聞き出したと問題になるはず)、我が家がいちばん多かったので、特に貧しい訳でもなかったと思います。
何の見栄を張っていることやら。友達の家はお父さんがお勤めする人でした。生活習慣が違っていたのでしょう。
ケーキは戦争中、我が家の北座敷に疎開していた街の自転車さんが、毎年律儀にお歳暮で届けてくれていた。とても嬉しいケーキでした。
どうしてもツリーが欲しくて、織り紙を重ねて、ツリーらしきものを作り、空き箱に綿を敷いて街を作って遊んでいたら、祖母が「うちは一向(浄土真宗)やけん、そんなことせんのや」と言ってきました。
今思い出してもちょっと辛い。3年生の孫にそんなこと言いますか?普通。私なら言わない。よくできたねと褒めると思う。
祖母は気の強い母に何も言い返せないので、時々私に強く出ることがありました。その時もそうだったでしょう。
すみません。楽しいはずのクリスマスの日にお目汚しでした。
今はクリスマスだってしようと思えばできるけど、日本では後にすぐお正月が来るので、暮れに片付けで忙しいばかり。それで最近はほとんど出さない。絵付けしたお皿などですが。
中国に年末年始旅行したことがありますが、あちらは旧正月がメインなので元旦過ぎてもクリスマスの飾りが普通に見られました。それもお国柄ですね。
地元のクリスマス

タカキベーカリー本店、アンデルセンの庭。

旧広島市民球場のクリスマスマーケット。

写真スポット。

広場へ向かう。

イベントと軽食、お酒の販売。

やぐらを組んでライトを垂らして。
これに人が乗れる台を設置、ライトを提灯に替えたら盆踊りもいけるんでないかい?
会場はほぼ若い人だけ。
ばあちゃんは転ばないように気を付けて、用事が終わったら早くお家へ帰りましょう。
クリスマスマーケットですが、ヨーロッパのようにクリスマスのオーナメントなどの販売はありません。飲食のみ。

寒いのでそごうの10階で食事して帰る。

そごうの玄関から向かい側を見る。
モンベルの入ったビルに、後ろは広銀本店。
最近は何とかホールディングと名乗っています。

地下街に豚。豚は富貴の印、ヨーロッパの街ではよく見ます。

ブヒブヒ。
2012年11月。ドイツ、ネルトリンゲン。

同じくネルトリンゲン。カラフル。
ヨーロッパは初夏に行くことが多かったけど、ドイツだけは11月に。2012年11月、国中がクリスマスモードで賑やかで、それが建物や木々と大変よく合っていた。
またいつかと思ううち、こんなに時間が経ってしまった。
また行くことがあるかどうかは分からないけれど、フランクフルトに近い田舎町ゲンゲンバッハは市庁舎の窓がアベントカレンダーになって明かりが一つずつついて行くそうで、見てみたいなあ。
ドイツのクリスマスらしい写真、前のブログから引っ張ってきました。

ショーウィンドウ。ネルトリンゲン?

ニュルンベルク。職人広場。古い城門の衛兵の詰め所が今は土産物店に。

ドレスデンはシュトーレン発祥の地。一年中、シュトーレンだけを売る専門店があります。
メイアイトライイット?と試食させてもらってから、大2個買いました。10€、小さいのは5€です。1€が108円くらいだったので地元アンデルセンのよりうんと安いです。でもアンデルセンの方がうんとおいしい。高いけど。
こちらはパンみたいに柔らかくて、スーツケースの中で潰れそうに。
海外のものを取り入れて、バージョンアップさせるのは日本の得意技。あらためてそう思いました。
「ドイツ旅行」のブログ記事一覧-ブログ (goo.ne.jp)
あとはお時間ありましたらお立ち寄りください。
ドイツの街には無駄なものがありません。景観がうるさくない。早朝、落ち葉を清掃車が出て掃除しています。そして、必要なものは安価に提供されるという徹底ぶり。スーパーのパンもワインも、感動するくらい安かった。
私はヨーロッパへ行くと、旅行会社に誘導される土産物店では買わず、ホテルを抜け出して近くのスーパーで買い物していました。どの国もパンがとてもおいしかった。
硬くて味がないと言われる方もいましたが、あちらではご飯と同じ。ご飯のようなパンでした。
皆様もどうぞいいイブをお過ごしください。
それと今思い出したある方、今一部で話題になっているあの方ですが、お父様のお仕事は夏は昼までで、毎日海水浴に連れて行ってくれる小学時代だったそうです。
子供のころは、同じ地元でした。
海水浴、昔は夏のレジャーの王道でしたよね。我が家では地区の人と一緒に夏休みの初日、電車を乗り継いで約1時間の海水浴場へ。
近所の子と海で遊び、大人たちは桟敷席で話しながらのんびり過ごす。
海水浴はその一日だけ。あとはお盆に親戚に行ったりするうち、夏休みが終わる。
「ああ、家が海に近かったら毎日海で遊べるのに」と水田地帯の真ん中に暮らすことを、当時は恨めしく思ったのですが、同世代で毎日海水浴に行ける子が一方ではいたんですね。私にしたら思いもつかない贅沢。
皆様のブログを拝見するうち、そんないいお育ちのはずの人が、どこでどうなったのかと暗澹たる気持ち。どこで壊れてしまったのかと。
短歌の結社に匿名で通報はどうでしょうか。個人情報明かさなくても聞いては貰えるのでは。あとはお任せで。主宰の偉い先生のお宅の中の様子も写真に撮ってブログに上げてましたね。許可取ってればいいけど、どうだったんでしょうか。
まあ、私も年取って多少壊れかかってますが、一応感想を言わせていただきました。