日記

日々のあれこれ

8/13 雨の入笠湿原で濡れる、、、

2022年08月19日 | 旅行

8/13入笠湿原へ行く。9:47頃

キバナヤマオダマキ。

木道から出られないので、遠くの花はうまく撮れない。素人写真です。

チダケサシ・・・かな?

オオバセンキュウ。

ツリフネソウ。

ワレモコウ。

アケボノソウ。

エゾリンドウ。

サワギキョウ。

チダケサシ?

クサレダマ。

コバノギボウシ。

ウド?

オオバセンキュウ?

せり科は見分けが難しい。

ハンゴンソウ?

雨に煙る湿原。

滑らないように。

ホソバトリカブト。全草有毒。

昔、沖縄旅行に妻を誘い出し、トリカブトを使った事件がありましたよね。

トリカブトは沖縄に自生しないのでわからないと思ったらしいですが、トリカブトの鉢植えを買っていたことがばれて・・・という事件。

ミズバショウの葉

サワギキョウ、タムラソウ、白いのは・・・?

わおう、サルオガセじゃないの。びっくり。山彦荘とトイレの間で。

高山の湿気の多い場所に見られる地衣類。

空気中の水分を取り込んで育つ。

見たのは三回目。一度は広島市植物公園。二度目はフランスの奥地。2014年6月。

6/15 午後からピレネー山中のゴーブ湖とスペイン橋へ行く - ブログ (goo.ne.jp)

ちょっと見るとぼろ切れか引っかかっているように見える。

ヤナギラン。

北半球の寒いところに広く分布する。2015年8月、ロシアでも見た。旅行自慢深謝。

ノハラアザミ。

コオニユリ。

マツムシソウ。

ヨーロッパにはセイヨウマツムシソウが分布する。花の時期が長い。園芸店で売られているのはセイヨウマツムシソウかな?

ハナイカリ。

指導票。

クサボタン。

ニッコウキスゲの咲き残り。

梅雨明けに咲くので今の時期まで残るのは稀。

キツリフネ。稀。

一度目は中軽井沢のセゾン美術館前庭で。二度目は地元の安芸冠山登山口で。

今回が三度目。もう一度どこかで見た気もするけど忘れた。道後山だったかな。

ノコギリソウ。


雨がやみません。台風は太平洋沖を進んで静岡へ上陸しそうで、新幹線も遅れているそうな。

入笠山の登山は諦めて早めに帰宅することにしました。

ゴンドラ乗り場の前に、御柱祭の柱が。地元富士見町の神社用?小振り。

タマアジサイも。これは植えたものらしい。

無料シャトルバスは15時だけど、タクシー呼んで駅まで。

かわいらしい富士見駅。

分水嶺だそうで。ここで日本海と太平洋へ川がそれぞれ流れているということですね。

駅で特急しなのの指定席券を一便早いのにしてもらいました。新幹線は遅れているから名古屋で買った方ががいいとのこと。

やれやれ、長旅です。新幹線乗ればもう安心。

デジカメのディスプレイが、雨にぬらしたせいか変な光と影が出るので試しに移しました。

画像は大丈夫でした。

最近はデジカメ持つ人もいないけど、スマホ濡らすのも嫌なので、一眼レフは旅行に邪魔になるしとくどくど。

お付き合い、ありがとうございました。

花の名前、間違っていたら教えてください。よろしくお願いします。

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8/13 入笠山すずらん山野草公園へ行く。雨、、、

2022年08月18日 | 旅行

8/13 8時半ころ、宿のオーナーさんに富士見パノラマリゾートのゴンドラ乗り場まで送ってもらいます。

前日から何度も車に乗せていただき、そのたびにホテル業の裏話や信州の話が聞けるので一層楽しい旅になりました。

蓼科で20年間宿泊業、こちらへは20年前に来たそうです。

宿泊業で一番困るのはお客さんが約束の時間に来ないことだそうで、電話かけると上高地や軽井沢にいると言われたり。それは困りますね。(同じ長野県でもうんと離れている)。

馬籠も外国人が来なくなって大変だそうで、コロナ前は半分は外国人だったとか。

まあ、日本人がローテンブルクに行くようなもんですよね。とのこと。

スキーの指導もされるそうです。オフシーズンには奥様と二人、あちこち旅行もされるそうで、話が弾みました。


10分くらいでゴンドラ乗り場に着きました。もう営業しています。

往復1,800円ですが割引券で200円オフ、二人で400円の節約。これは少しだけど嬉しい。

乗り場は標高1,050m 、10分ほど乗って山頂駅は1,780mです。途中は白い霧の中、何も見えません。


降りて目の前にもう山野草が咲いています。

ちなみにこの日の服装は登山用Tシャツに夏用のウィンドウブレーカー、その上から夏用の腰までの短いレインジャケットを着ます。

リュックはザックカバーで濡れないようにして、傘、カメラ、地図を入れたビニール袋を手に持ちます。

カメラは10年くらい前のデジカメ。もはや骨とう品。

公園歩きなので、ゴアテックスのレインスーツなどは着ません。ズボンはスーパーで買った夏用、登山靴は街歩きに不適なので、ちょっとごつめのスニーカー防水ありと、極めて軽装備です。

ずっと雨で、手に持つものは濡れてしまいしまた。まあ、雨の日はどうしても濡れます。でも風がないのが幸い、花の写真に影ができないのもまあよかったかなと。

何でもいいように考えないとね。

ヤマユリ

キスゲ

夕方咲いて昼間はしおれる。

クルマユリ。

ヒヨドリバナ。

シモツケ。

ゴマナ。

指導票充実。

ノハラアザミ。

イブキジャコウソウ。

ヤマハハコ

クサフジに雨。

キリに似た花・・・???

ウド???

 

マルバダケブキ。

ヤナギラン。

ソバナ。

ヨツバヒヨドリ。

キオン。

雨で人は少なし。

勾配もあまりなく楽に歩けます。

ヤマホタルブクロ。

マルバダケブキとツリガネニンジン。

ミヤマウツボグサ。

レンゲショウマ。

雨にけぶるマツ林。涼しい。気温は20度くらい。

20分くらい歩いて湿原に着きました。

こちらも花がいっぱい。次の機会に。

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8/12 「小さなホテルメゾンドビュー八ヶ岳」に泊まる

2022年08月17日 | 旅行

8/12 落合を11:33発バスで中津川に戻ります。

蕎麦大好きの夫は昼ご飯求めてどこかへ消えていきますが、私はお腹が空いてないので駅の待合室で待っています。

台風が静岡沖へ近づいているそうで、雨がひどくなってきました。テンション下がります。

歩いて中津川宿へ向かいますが、傘をさしていてもすぐに濡れるので引き返します。

列車の時刻までゆっくり待合室で待ちます。

今夜の宿は長野県富士見町の小さなホテルです。

小さなホテル メゾン・ド・ビュー八ヶ岳 (maison-yatu.jp)

特急しなので塩尻乗り換え、今度は特急あずさで30分ほど、長野県南部の富士見で下車、駅前にホテルから迎えの車が来ていました。

 

留守の間にチェックインしていた若い女性3人組に宿の説明、その間、ラウンジで待ちます。

ライト。

小鳥たち。

午後5時ころ、外は小雨。

部屋に案内されます。

プロヴァンス風?

広いです。

おやまあ、荷物抱えたままで慌てて写真撮る私。


夕食までホテルの内外の探検。

玄関ポーチ。

二階建て。上はオーナー夫妻の住まいのようです。

外から部屋を見る。

水を汲む少女。

テラスへ回る。

宿の前から。

雨でなければ八ヶ岳が見える。

手前の木が風景のアクセント。

下の段が駐車場。部屋は二つ。もう一つの部屋はダブルベッドも入れて三人で泊まれる。ただし子供は受け入れてないそうです。

景色を見るラウンジ。

食事をするホール。

ニッチとダイニングセット。

カップボード。


部屋に戻ります。

テラスへ出られます。

ベッドは二つ。

壁の飾り。

食事処へ送迎していただく。

料理いろいろ。

バスルーム。シックな色合い。


8/13 夫がまだ寝ているのでラウンジで本を見ます。

山岳小説。

こちらも面白そう。

誰もいません。

静かです。

お天気悪い。

晴れているとこんな風らしい。

ううう、残念。

天は我を見放したかーー!!

 

棚の上。

外へ行きます。モミの木はシンボルツリー?

小さなホテルの小さな看板。

やっぱりお天気悪い。

駐車場から木の階段を上がって帰ります。

玄関の飾り。

7時半から朝ごはんです。

いただきます。自家製のパンに自家製のジャムなど。

美味しくいただきました。

カップボード。

薪ストーブ。

食器棚の上の飾り。

8時半ころ、富士見パノラマリゾートのゴンドラ乗り場まで送っていただく。

花の百名山入笠山のふもとのリゾート地、楽しいはずが台風が近づいています。

「まあ風がなければ」と慰めてくれる宿のオーナー、送迎の車の中でいろいろ楽しく話ができて小さなお宿の良さを改めて思いました。

お世話になりました。

前日とはうってかわったヨーロッパ風の宿。こちらもとてもよかったです。

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8/12 馬籠から落合まで中山道を歩く

2022年08月17日 | 旅行

馬籠宿を少し見てこの十字路まで戻ります。左、落合方面へ。

いざ出発。行程は下り坂ばかり、楽なはずですが、中津川でロッカーに荷物置く予定が全部背負うことになり、結構重い。お茶も2本。

夫は何も持たないので、水を買ってもらいました。途中、自販機なんてなさそう。

何しろ旧街道です。

しばらくは旧街道らしい建物が続きます。

顕彰碑は島崎藤村の父親、島崎正樹のもの。幕末から明治にかけ、本陣当主として、馬籠宿の発展に尽くします。

小説夜明け前では「青山半蔵」として描かれます。

オミナエシ。

ギボウシ。

だいぶ歩いてきました。

もらった案内図と里程が違うけど・・・ここは気にせずに歩きます。

人は誰も歩いていません。車も通りません。

地形に沿って無理なく曲がる道は、歩くのに楽です。

曇り空で涼しく、写真も撮りやすい。老夫婦二人、ことさら話すこともなく、たまに見かける山野草の名前を確認したりと、のんびり歩きます。

もう年なので、また再びここへ来ることがあるかどうか。

あの時は元気で楽しかったと先で思えるよう、いさかい厳禁、人を責めるより自分の反省、この精神で行きましょう。

リンドウに似ていますが・・・?

この付近は農家ばかり。

涼しいのか、夏野菜がとてもよくできています。

建物も立派。家の前には昔からの夏の花を育てていて、それも見て楽しい。

どの家も道に面してきれいに整えて、余計なものを置いていません。これは京都の町中に似た清潔さと思う私。

かつて、人ともの、情報が行きかう旧街道沿いは開けた土地で、住む人も新しい考えを暮らしにうまく取り入れたのではないかなと思います。

また人に見られていることも意識していたはず。

里山の景色が続きますが、なぜか写真撮ってない。残念です。

わおう、路線バスが来ました。

集落があるので、バスも必要。便数は少ないようですが。

バス停前でバスを見上げる夫。停まるバス。いやはや何とも。

見晴らしのいい場所へ来ました。

展望台と公園があり、正岡子規の句碑があります。

「桑の実の 木曽路出づれば 稲麦かな」と詠んだそうです。

桑畑の続く木曽路を歩いて来て、水田の広がる景色が見えたということでしょうか。

確かに遠くまでよく見えます。夕日の鑑賞ポイントだそうです。

芭蕉の句碑。

新茶屋という所にあります。

木曽広域連合の記事によると

「中山道沿いの民宿新茶屋前に建てられている。自然石の表面に「送られつ送りつ果は木曽の龝」と刻まれている、天保13年(1842)建立の芭蕉句碑。このころ岐阜県の美濃地方一帯には芭蕉を慕う「美濃派」と称する俳人が多く、これらの人々が芭蕉の供養として建てた。」

そうです。

龝は秋のことで、俳句の門人たちに落合からこの付近まで見送られ、別れを告げていよいよ木曽路に差し掛かる、そんな芭蕉の姿が浮かびます。

時は秋、街道沿いの木々も秋のあでやかな装い。

新茶屋にある立派な民宿。

「これよ里北木曽路」

島崎藤村が1940年に書いたものを1957年、石碑としてここに建てる。

今は長野県から岐阜県になった馬籠ですが、2005年まではここが県境。

信濃、美濃国境の石柱。

一里塚もあったようです。

いよいよ落合の石畳に差し掛かります。これは少し降りて振り返ったところ。

ここだけ歩く人のために案内板、駐車場などもあり、旧街道ではない広い道からアクセスできるようです。

舗装の道はあの先で終わりです。

気を付けて下りましょう。

ちなみにここまでは誰とも会いませんでしたが、ここから落合宿までは3組の人と会いました。

石畳の道は人気らしいです。

雨上がりで滑りやすい。

横の土の部分を歩きました。

お爺ちゃん、気をつけて。

やれやれ、石畳道終了。振り返ります。

石畳は何か所か残っていただけだったのを、石を継ぎ足して850mの長さに整備したそうです。

歩きにくいのでもっと長く感じました。

昔の旅人のわらじなら歩きやすかったかもしれません。

ここからは日の射す道、山野草いろいろ。

シュウカイドウ。

ヌマトラノオ。

オカトラノオと違って花穂は直立。水辺に分布。

今年初めて。見られてうれしい私。

ウバユリがもう開きかけています。

山は秋が早い。

下りですが、急勾配で疲れました。

この付近で尾根に上がる為と思います。昔の旅人はさぞ大変だったことでしょう。

落合川。滝が流れています。水量豊富。

タマアジサイのつぼみです。

球形のつぼみが開いて花になります。開花は8月。水分の多い山の斜面によく見られます。

自然に生えているのに出会うのは、奥日光に次いで二回目。

分布は、東北地方南部~紀伊半島の太平洋側及び伊豆諸島、新潟県~福井県の日本海側及び長野県だそうです。

感動しまくる私。感動せずに黙って立っている同行者。

中国、四国、九州にはありません。

初め見たときは、蕾がユニークで別の花とばかり思っていました。

広島空港横の三景園にもあるようですが、8月にはアジサイも終わっているので見たことありません。

白く立ち上がっているのがオシベ。外側の白いのは装飾花。

茶色く、蕾を包んでいた苞が残っています。

出会えてうれしい私。


落合宿まで来ました。

昔の高札場。

お触れいろいろの再現。

 

本陣跡、本日は閉まっています。

公園内の常夜燈。

結局ゆっくり歩き、写真も撮りつつ、馬籠から2時間歩きました。下り坂なので、登りよりは楽だったはず。昔の街道が体験できてよかったです。

このあとバスで中津川に戻り、昼食、列車の待ち合わせ。午後からけっこう雨が降り、中津川宿はパスです。

台風が来ています。何というまんの悪さ、明日の観光にも暗雲垂れこめています。

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8/11 中津川「夜がらす山荘長多喜」に泊まる

2022年08月14日 | 旅行

 

中津川駅からタクシーで10分くらい。15時過ぎ到着。

早速宿の方が迎えてくれました。

 

建物横を通って奥へと案内されます。

部屋へ着きました。玄関入ると囲炉裏だあ~

天井。

昔の機織りの道具。

座敷は8畳、床の間つき。

 

あちらは6畳。

障子にガラスが入ってます。昔の建具。

やれやれ、一休み。

いろいろなセミと、秋の虫の音が聞こえます。

たまに中央本線の列車の音が、下の遠くの方から聞こえてきます。

縁側のずっと先に後付けのユニットバスが。コロナ対策で付けたそうです。

そこだけ網戸があって開け放しています。

遠くに恵那山が見えます。


障子には鍵がありません。玄関も内側から棒を差し入れする鍵が付いているだけ。

昔の家なので、きちんと戸締りができません。一人つずつ風呂へ行きます。

風呂は別棟。

コロナ以後、客室にもユニットバスをつけたそうですが、やはりこちらへ。

風呂は内側から鍵をかけて一人、または一グループで利用します。

木立の中の風呂。

誰もいないし、何の物音もしません。静かなのが落ち着きます。

ここを下りてきたのですが・・・

向こうへ上がります。

大広間は法事などに利用するらしい。

お客さんは泊まらないようです。

向こうに見えるのが私たちの泊まった離れ。

ここからそれぞれの離れへ行くようです。

一段高いところに大きな茅葺の建物が。江戸初期、栗の木で作ったそうで。

この宿は昭和32年、当時の皇太子が宿泊したそうで、その部屋に私達庶民も泊まれるようです。

庭の山野草いろいろ。ヒヨドリバナ。

コバノギボウシ。

ツリガネニンジン。

キキョウ。

ヤマハハコ。

リュウノヒゲ。

ツリガネニンジン。

鳥のエサ台。

玄関へ来ました。

待合室。

道沿いの看板。

フロントの横を周って奥へ。

小さな門。

出ると小道が。奥は山。

引き返します。だいぶ日が傾いてきました。涼しいです。

ここまで、風呂に行く人を遠くから見ただけで誰にも会いません。

有名人、芸能人がお忍びで行くにはいいお宿と思います。

そうでない私もうんとくつろげました。

値段は二食付きで・・・ですが(そう高くないのは建物の償却期間が過ぎているから?)、事前カード決済で一割引き。キャンセル料は前日の正午だったか、夕方までは無料。以後100%。前日に行けなくなるのはよほどの急用。諦めもつきます。納得の設定と思いました。


夕食は希望の時刻に一品ずつ部屋まで運んでくれます。厨房からは遠いのでサービスとは言え大変でしょう。特に雨や風、雪の日には。ありがたいことであります。

今回は「茶懐石くずし」という料理だそうです。はてさて、何が出てくるのでしょうか。

ピンボケ深謝。部屋は暗いです。60ワットくらいの電球一つ。陰影礼賛の世界。

そうです。ここでパナのLEDライトが天井に設置されていたら台無しです。

昔はきっとこの暗さだったことでしょう。懐かしい暗さ。この暗さを忘れていました。

右は何かの酢の物、左は何かの蒸し物。冷たい料理。食材いろいろで複雑なお味。

続いて汁物が。

もう終わりか?と焦る夫。

いえいえ、洋食なら食前のスープみたいなものとなだめる私。

丸いのは山芋でくるんだふわふわした蒸し物。それを椀仕立てに。

野菜いろいろの炊き合わせに・・・おいしかったです。

天然アユの塩焼きでございます。手前はトウモロコシの天ぷらでございます。

どうぞ。ということでした。いただきます。

大きなアユでした。近くで獲れるのでしょうか。

八寸でございます。おいしくいただきました。

手前のグルグルはアナゴ。アナゴもびっくり。

どれもおいしくいただきました。

旅館の定番料理、お刺身、天ぷら盛り合わせ、卓上で調理するなべ物などはありません。

肉も、蒸し物の中に少しひき肉があっただけ、山里のお料理でした。もっと高いコースは肉もあるそうですが。

でも私達には十分、おいしく心豊かな夕食でした。

宵の口に早く寝て夜中に目が醒めました。

備え付けの雑誌を別室で読みます。部屋が二つなので遠慮なく照明がつけられます。

昭和の初めに、それまで中山道中津川宿で宿を営んでいた方が、壊される古民家を買っては自分の持ち山に移築し、宿はこちらへ移転したそうです。

当時は霞網で小鳥を捕まえ、焼いてお客さんに出していたそうで、風流な遊びとして文人に人気があったそうです。

窓を開けたら涼しいのでしょうが、スタッフさん三人くらいでたくさんの雨戸を閉め、エアコンつけて寝ます。

昔に戻るなら開け放して蚊帳でしょうが、現代の生活様式との兼ね合いも難しいところです。

長くなるので今回はここまで。お付き合い、ありがとうございました。

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8/11 真夏の中津川、落合宿へ

2022年08月14日 | 旅行

「野沢温泉行って野沢菜食べたい・・・」と夫がつぶやいていたのが7月。

しかし野沢温泉はとても遠い。我が家から列車各種乗り継いで8時間弱。

中津川一泊、翌日は長野県の入笠山へ行くことにしました。


伊吹山!

夫は仕事があって後から来ます。

一人で旅するつかの間の解放感!


前夜、川本三郎氏のエッセィ本に、中津川の次の落合川がいいと書いてありました。何というタイミングの良さ、行ってみます。

降りたのは一人旅らしい若い男性と、この私。

駅は無人。周り家はなく、川と山に挟まれたこの秘境感。ワクワク。

次の中津川行きまでは1時間ちょっと。

道案内に従って落合宿まで行くことにします。

吊橋を渡ります。

JRワンマンカ―の運転手さんに出発前、川があるんですよねと聞くと・・・川ではなくて池?・・・とのことでした。

確かに池。木曽川をせき止めてダム湖になっています。あちら下流。

落合川が木曽川と合流する場所にダム湖があります。

落合川上流と恵那山。

1キロくらい歩いたけどまだ着きません。

暑いし、お腹空いても店はないし、落合宿はもうすぐです。

落合宿に差し掛かりました。

翌日気が付いたのですが、旧中山道は小石を混ぜた歩道なので迷わなくて済みます。

途中、セメント会社の軒下の自販機でジュース買ってカロリー補給。

昼日中、だあれも歩いていません。

後ろは恵那山。

落合宿、本陣跡。

土日祝だけ開けてガイドボランティアの方が詰めているようです。

中は広いです。裏には蔵もいっぱい。

でも上がって見学する時間がありません。

「和宮もここを通ったんですよね」

「そうです。総勢2千人、長さが7キロ、先頭が落合まで来ても後ろはまだ中津川だった」と説明された気がしますが、列車の時間が気かがりで数字はうろ覚え。

とにかく大変な行列だったのです。なんで大回りの中山道を通ったかと言うと、勤王攘夷派が公武合体に反対して、和宮を奪うと心配したから・・・と何かの本で読んだ記憶が。

有吉佐和子「和宮様御留」は緊迫の行列の様子が書かれた小説。

和宮は明治維新後は京都に戻り、二条城二の丸で暮らしたそうです。いずれにせよ数奇な運命の人、数奇な運命でない自分の人生に感謝しながら駅へと戻ります。

やれやれ間に合いました。ホームは一つ。

普通列車が入線してきました。

乗るのは私一人。


中津川で待っていると14時過ぎ、夫がやって来て合流。やれやれ。

余りに暑いので中津川宿は明日行くことにして観光案内所でしばしの休憩。

映画を作ったそうですが、私の地元で公開したのかな?

藤村の生まれた馬籠宿は木曽路の最南端、以前行った時、岐阜の中津川と、県を越えた合併をするしないで揉めていたようですが、今は中津川になっているとのこと。

今の時代、「破戒」をどう映画にするのか、ちょっと興味があります。難しいかな。

15時になったので今夜の宿

夜がらす山荘 長多喜 | (nagataki.info)

長多喜 宿泊予約【楽天トラベル】 (rakuten.co.jp)へ行きます。

中津川宿で旅籠を営んでいたお宿が、昭和の初め、持ち山に古民家を移築して以来、街を見下ろす場所で続けているようです。

いゃあ~大変にユニークな旅館。まさに時代劇の世界。

歌人、俳人が訪れ、昭和時代、当時の皇太子も宿泊したそうで、翌日のホテルのオーナーにそのことを話したらちょっと驚いていました。

長くなるのでそれは明日以降に。

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中津川、超古民家の宿

2022年08月13日 | 旅行


古民家風はいろいろありますが、こちらは200年前の建物を移築したそうで。
山の中に数戸の古民家が点在しています。
窓の外は木立。時代劇みたい~
建具にはガラスが入ってますが、夜になると3人くらいのスタッフの方が、あっという間にたくさんの雨戸を閉めました。
恐るべし、古民家。
雨戸って何?って、孫はおろか息子にも聞かれそう。
 
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八ヶ岳は雨

2022年08月13日 | 旅行


ホテルから見えるはずの八ヶ岳は雨の中。
今度はぜひお天気の日に行きたいものです。
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団塊の世代

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