おてんば珊瑚

我が家のおてんば娘(日本テリア)の日常を紹介したいと思います。

愛犬ジャッキー

2006-05-27 19:51:54 | ジャッキーのこと
5月27日は以前我が家にいた、愛犬『ジャッキー』の命日で・・・
今年で5回目になります。享年、10才10ヶ月でした。
午後から珊瑚と一緒に、みんなと共に眠るお墓へお参りに行って来ました。

もう5年経っているのに、私の中では一生忘れられない日になってしまった。
犬ってほんとに強いんですよ。前日までちゃんと食事もして・・・
でも、さすがにその日は水しか口に出来なかったけど・・・
もう自分の力では動く事も出来ないので、1時間おきくらいに向きを変えてあげて、
病気(癌)だったから12㎏あった体重も7.5㎏までに減ってしまって
くた~と力が入らない状態だとけっこう重かったっけ・・・。
夕方6時頃、台車に乗せて外へ連れて行った時食べてもいないのに吐いたんです。
この日2度目でした。この状態では付きっきりでないと、どうしようもない。
私も仕事があったので、娘と明日からどうするか?と、話してたその日の9時過ぎでした。
出掛けてた姉が帰るのを待っていたように・・・家族全員が見守るなかで
3回遠吠えのように声を出したと思ったら「心臓が止まったよっ!」という
娘の声を最後にとうとう逝ってしまった。
その後はみんなで大泣きしましたね。次の日はどうしても休めなかったので
目を腫らして仕事に行ったっけ・・・

癌だと分かった時、抗がん剤も考えたけど副作用で苦しいおもいをさせて
治らないなら・・・このまま楽にしてあげようかと話しました。
でも、娘が「絶対ヤダ、最期まで看る」と言い張って、看取る事になりました。
言葉の言えないジャッキーにとったら、どうだったのかな?
お腹に溜まった腹水を3回も採って・・・その度に麻酔をかけるので承諾書を書き
もしかしたら、このまま逝ってしまうのでは・・・そんな想いで迎えに行って
弱弱しい彼を見るのはとても切なかった。
でも、告知から約2ヶ月、精一杯出来る事はしたので悔いは無かった。
本当にいい子で、忠犬だったから・・・ただ『ありがとう』の想いで一杯です。
そしてジャッキーが「ワンコがこんなに可愛いものなんだ」と教えてくれました。

    
ジャッキーの存在は、娘の成長に欠かせないものになっていました。


「○○ジャッキーくん」と言うと、「はい」と手(?足)を上げて・・・
自分の欲しい物がある時は、上げ方もピンとして楽しかった


ソファーのこの場所で私の帰りを待っていて、帰ると尻尾をブルンブルン回して
喜びを全身で表していたっけ・・・ジャッキーが散歩を待っているから、寄り道も
出来ないで真っ直ぐ帰ってた。
だから、居なくなって1ヶ月くらいはこの場所を見るのがイヤでした。


もう自分の力では立てなくなって、それでもお○っこやうん○は、外でしたいらしく
台車に乗せて散歩しました。近所ではけっこう有名になってしまった
台車の上でも、外へ出ると表情が変わって喜んでいるのが分かりました。
ジャッキーが大好きな土手沿いの道・・・元気だった頃ももちろん来たけど
3回くらいしか連れて来れなかったね。


背骨やあばらも出て頭の骨までわかるほど痩せるのに、お腹だけは腹水が溜まって
大きくなる。
ジャッキーもお医者は大嫌いだったね。痛い事一杯されたものね。
ごめんね・・・こんな病気にしてしまって・・・。
ジャッキーが私達にくれたもの、一杯あるよね。これからも絶対に忘れないからね


コメント (12)
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