佐久市 ヤナギダ 趣味の店

長野県佐久市野沢93番地
ヤナギダ☎0267-62-0220

優しさの“さじ加減”

2024-09-12 12:57:44 | 日記
たとえば、百万円も二百万円も
する壺がここにあったとします。

「この壺は私の宝物だから、絶対
さわらないように」と、普段から
父親が家族に言っていました。

でも、さわるなと言われると、
さわってみたくなるのが人情と
いうもの。

ある日、父親の留守の間に、子ども
がその壺を手に取って、撫でたり
さすったりしているうちに、

誤って手を滑らせて割ってしまい
ました。

さあ、お父さんはどうすると思い
ますか?かんかんになって怒るの
が普通です。

でも、その壺を自分が割ったとし
たらどうでしょうか?

自分の失敗は咎めるわけにもいか
ず、ちょっと肩をすくめて残念そう
な顔をして、それでおしまいのはず
です。
 
「落として割った」という事実は
同じなのに、人間は自分のした悪い
ことは、そんなに気にもかけない
くせに、他人のしたことは何十倍、

何百倍にも悪く思うのが普通です。

だから、怒りがわいてくるのです。
自分には甘く他人には厳しのが人
間です。

自分にはもっと厳しく、他人には
もっと優しくしてそれでちょうど
いい加減だと思います
 
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