昨日は、仕事が終わってから、隣町にあるアウトレットモールまで行ってきた。
夏だと車でスーッと行ってきちゃうんだけど、冬道は苦手なので(30数年北海道で運転してるくせに・・・笑)、
地下鉄とバスでの移動。
広いフロアに、観葉植物(しかし、生の植物じゃなかった・・・笑)。
ずらーっと並ぶブランドショップ。
そしてお客さんの大多数が、外国人。
まるで海外のショッピングモール。
用事があって寄ったショップの店員さんの話によると、
「平日は、外国からの観光客が大型バスで来店するので、ほとんどが外国人のお客様」
なのだそうだ。
その店員さん(20歳くらいと思われる女性)が、まぁ、感じのいい人だった。
そのお店も、お客さんのほとんどが外国人なのに、彼女、英語が全くできない。
(本人もそう断言してる・・・・笑)
お客さんが、英語で「ダーッ!」と質問しても、彼女が話すのは、
「イエス!」
「ノー!」
「オーケー!」
だけで、あとは『ジェスチャー』『電卓』と『満面の笑顔』だけでみごとに接客をしている(笑)
とにかく「わかってもらおう」「役に立ちたい」と言うのが、見ていて伝わる彼女の接客は本当に気持ちが良い。
でもね、感心したのはそれだけじゃない。
やはり外国のお客さんが、順番を待っている私を飛び越えて割り込もうとしたとたん、
彼女、今までのニコニコ顔をきりっと引き締めて、その人に、
「ウエイト!(待て)」と、一言。
相手が、ビクッとしたとたん、その人ににっこり笑顔を向けてから深々と頭を下げた。
ダメなことは、誰にでもちゃんとダメって言えるんだね。
なんか、「若いのにすごいなぁ~」って感心してしまった。
まぁ、あえて言わせてもらえば、
「ウエイト!(待て)」
じゃなくて、せめて、
「プリーズ ウエイト!(お待ちください)」の方がいいと思うけど・・・苦笑
対照的だったのが、帰りのバスで一緒になった女子大生さん。
(大学の前から多量に乗ってきたので、たぶん学生さん)
後ろの席で、大きい声で話しているので、内容が丸聞こえ・・・・苦笑
Aさん「春休みは友達と香港行くんだ。近場がいいと思って」
友達「近場なら台湾もいいんじゃない?」
Aさん「そこ、春休みに親と行くんだよね」
友達「ちょっと遠いけど、ハワイとかも行ってみたいよね」
Aさん「ハワイは毎年夏休みって決まってるんだよね」
友達「すごーい!そんなに海外行ってるの?Aさんってお金持ち?」
Aさん「別に金持ちじゃないよ。海外って言っても、そんなに高くないよ、ハワイとか近場とかならね」
・・・・・・。
それは自分で働いて、自分のお金で行ってから言いいなさいね・・・・。
と言おうかと本気で思った・・・・苦笑。
Sapoと同じ年頃の女の子だけに、気になったのだろうと思われる。
「もし、Sapoが外でこんなこと言ってたらどうしよう」
と一瞬不安になったが、すぐに気が付いた。
・・・うちはお金持ちじゃないから心配ないか・・・ふふふ・・・・。
いや、しかし、Sapoはどんな人になるんだろう。
あの店員さんのようなりっぱな人になって欲しいなぁ。