アメリカ滞在6日目のSapo。
すっかり向こうの生活に慣れたらしく、ラインを入れておいても見やしない・・・(笑)
・・・で、Sapo出発の前日のことを思い出した。
Sapoが、歯磨きのチューブ(旅行用の小さなもの)を手にもって、何やら困っている。
どうしたのか、尋ねてみると、
「機内持ち込み荷物には、100ml以下の液体しか入れられないんだって!
でね、歯磨き粉のチューブも、100ml以下じゃないとダメなんだって!
でね、この歯磨き、何ml入りのチューブなのか、わからないんだよ。」
と言う。
・・・あぁ、そういうこと。
・・・どうみても、100mlも入っているようには見えないけどね。
・・・とりあえず、ちゃんと調べておこうか。
と思い、Sapoに、
「それじゃあ、そのチューブを貸して!計ってあげるから!」
と言うと、Sapoが、
「おかあさん!中身出して計るとかしないでよ!
持っていけなくなっちゃうでしょう!」
と本気で怒る。
・・・するわけないじゃん・・・・(笑)
と思いながら、
「とにかく貸して!」
と言って、チューブを受け取って、台所で小実験(?)を行った。
①コップにいっぱい水を入れて、それをさらに空の器の中に入れておく。
②コップにチューブを入れる。→ チューブの容積分の水があふれて、空だった器に貯まる。
③器に貯まった水を、計量カップに入れて計る。
こうして、無事、チューブは30ml程度しかないことがわかったのだけど、
そこで、Sapoが、こんなことを言い出した。
「ねぇ、どうして、この実験で、チューブの容積がわかるの?
溢れた水の容積が、チューブの容積と同じとは限らないでしょう?」
えっ?
えっ?
えっ?
驚く私に、Sapoが続けていった。
「だって、100mlの水に塩30ml入れても、130mlにはならないでしょう?」
あぁ、確かにそうね。
塩は水に溶けるからね。
分子の大きさが違うもの同士を足すと、容積は減るよね、たぶん。
でもね、ラミネートチューブは、水には溶けないんだよ、Sapoちゃん・・・・。
説明するのが面倒なので、
「絶対100mlはないからさ、とにかく安心して持って行って!」
とだけ言って、チューブを持たせた。
中途半端な知識はあれど、生活力の無いSapoちゃん・・・。
がんばれ・・・(笑)
あっ、上の実験イラスト、このためだけに描いたのです(笑)
低解像度しかありませんが、よければ使ってください。
(使う機会があるとは思えないけど・・・・爆)