昨日、用事があって出掛けたとき、とある建物の前を通って思い出した。
Sapoの大学の入学試験では、なかなかオツな問題が出題されることがある。
それは、地元札幌に関する問題だ。
観光名所や歴史など、
「地元の人なら誰でも知っている」
ような問題が出題されることがあるのだ。
ほとんど地元サービス問題だ。
「それじゃあ、地元以外の人が可愛そうじゃないか?」
と思われるかも知れないが、
「札幌の大学を受け、今後札幌に住もうと思っているのなら、
札幌のことを良く知って、もっと好きになって欲しい」
というのが出題意図らしい。
どこかの予備校(だったと思う・・・)の過去問解説にそんなことが書かれていた。
過去問に載っていた問題のひとつは、確か、こんな内容だったと思う。
<<問題>>
北海道大学の前身である札幌農学校の演武場として建てられた建物で、
現在、札幌の観光名所として多くの人に愛されている建物は何か。
確か、こんな感じ。
札幌在住の方は、みなさん、
「ああ、わかる!わかる!」
と思ってらっしゃると思うし、札幌以外の北海道在住の方であっても、
「たぶん、あれかな?」
くらいのあたりがつくのじゃないだろうか。
正解はこちら↓
札幌時計台がそれだ。
建物をよく見ると、時計の下(屋根のすぐ下)に、
「演舞場」という看板が掲げられている。
(写真では見えなくてごめんなさい)
この建物、実物は写真で見るよりずっと小さくて、
道外から遊びに来た知人を連れていくと、必ず、
「小さっ!」
と驚かれる(笑)。
当時、Sapoは、受験勉強の真っ最中だったので、
「こんな問題、出るといいね!」
と言うと、Sapoは、きっぱりと言った。
「それは困る!」
・・・なんと、Sapoはこの建物を知らなかった。
何度も前を通っているのにね。
地元の子であっても、必ずしもサービス問題にはならない『サービス問題』だった・・・・(笑)。