“さるかに合戦”  臼蔵 と 蜂助・栗坊 の呟き

震災や原発の情報が少なくなりつつあることを感じながら被災地東北から自分達が思っていることを発信していきます。

山岡やめろ

2012年01月05日 20時08分02秒 | 蜂助の呟き
こんにちは。蜂助です。いいかげんにしろと言いたいです。

新聞記事です。

 山岡賢次国家公安委員長・消費者問題担当相は5日、内閣府職員への年頭の訓示式で「ユーロは破綻するんじゃないかと内心思っている。そうなると中国のバブルも破裂する可能性がある」と述べた。欧州債務危機の拡大で単一通貨ユーロ圏が崩壊する可能性を指摘したとみられるが、日本を含む関係諸国が危機回避に取り組む中、不適切な発言との批判は免れない。野田佳彦首相は参院で問責を受けた山岡氏をなお擁護しているが、適格性に改めて疑問符がつき、1月下旬召集の通常国会を前に更迭は避けられそうにない。

 山岡氏はさらに「金融・経済の大津波がやってくる」などと金融・経済危機を3度も「津波」にたとえた。それらの危機に備える際、「政治の混乱が一番良くない」と問責を受けたことを人ごとのように表現した上で、「(危機に)対処できる政治体制を与野党問わず整えていかなければいけない。危機感を強く持っている」と続投に意欲を表明した。

 「今年も良い年でありますよう改めてお願い申し上げる」と締めくくったが、「今年も良い年」との認識も東日本大震災の被災者への配慮に欠けていると受け取られかねない。

 訓示式には山岡氏のほか、藤村修官房長官ら6閣僚が参加した。

「パレスチナ人は創作」米大統領選共和党有力候補が発言

2012年01月05日 15時00分00秒 | 臼蔵の呟き
「パレスチナ人は創作」米大統領選共和党有力候補が発言

アメリカ共和党の政治感覚とおごりが表面化しています。もともとブッシュ政権、アメリカの政権が世界各国から批判されたのは「一国行動主義」「軍事優先」「グローバル化の元での規制緩和要求」新自由主義などを各国に押しつける政治経済政策を取ってきたからでした。政権交代も予想される共和党大統領候補予備選挙も開始されている中での差別的な歴史観、人種観が提示されて改めてアメリカ共和党中枢の歴史観に驚かされます。

アメリカの政治指導層、支配層にある世界の政治経済指導者は自分たちであるとの思い上がり、傲慢さがあります。他国がアメリカを「疎み」信用、信頼をできない理由を気づかない鈍感さが悲劇です。彼らには相手の立場、相手の苦しみに寄り添う、考えることができない点で共通性があります。

米軍基地問題で普天間基地の辺野古移設に圧力を変え続けているオバマ政権、国務省、国防総省の姿勢態度とも共通しています。日本の、沖縄の県民の願い、思いを知っていても一顧だにせず、押し付けに終始するアメリカの傲慢さと共通しています。TPP交渉を通じて関税障壁、制度の変更を要求するアメリカの姿勢も同様の姿勢から成り立っています。

<報道内容>
 来年秋の米大統領選挙に向けた共和党の指名獲得争いでトップを走るギングリッチ元下院議長が「パレスチナ人は創作された人々で、実際はアラブ人だ」などと発言した。パレスチナの存在を根本から否定する内容で、米内外から批判が出ている。
 ギングリッチ氏はユダヤ系ケーブルテレビの取材で、パレスチナ人について「歴史的にアラブ人コミュニティーの一部であり、どこにでも行くことができた」などと述べた。10日にあった共和党の討論会でも、「彼ら(パレスチナ人)はテロリストだ。学校でテロリズムを教えている」と発言。米政府の対パレスチナ支援への疑問も示した。
 米メディアによると、パレスチナ自治政府のファイヤド首相は発言について「イスラエル人の最も過激な者もこんなに馬鹿げた言い方はしない」と反発。アラブ連盟の高官は「(在米ユダヤ人の)わずかな票を得るために、アメリカの国益を損なった」とし、中東和平の仲介役である米国の立場への影響を懸念した。共和党の指名を争うライバルたちも「間違った理解だ」(ロムニー前マサチューセッツ州知事)と発言を問題視するコメントを出した。

原子力発電所のストレステストと再稼動

2012年01月05日 11時00分00秒 | 臼蔵の呟き
原子力発電所のストレステストと再稼動

稼働中の原発点検で、すべての原発が稼動停止となります。経済産業省原子力保安院の審査で「適正承認」との判断が下されなければ、稼動はできないこととなります。その判断を受けて、立地県、自治体の承認、合意が必要となります。電力業界、マスコミは再稼動ができるようにとの動き、働きかけを強め始めています。

まず、第一に、福島原発事故の事故原因が解明されず、東京電力の危機管理などに大きな問題があると指摘されています。地震により配管損傷し、冷却機能が停止したのか、津波により電源喪失が直接原因かも判明していません。また、老朽化が地震災害を受けて事故に大きな影響が与えられたといわれている点も解明が進んでいません。今後、老朽化は多くの原発でも危険要因と予測されています。これらの点がまったく解明されていません。

第二に、東京電力以外の原子力発電所地震、津波被害への対策は想定外と言い逃れができないレベルまで、点検、対策が再検討、とられているわけではありません。電力会社、産業界、安全保安院、安全委員会は事故当時の勢力、担当者がそのままの状態です。したがって、今までの状況、判断が追認され、安全神話が存続しています。この状態でストレステストをしてもひとつ穴のムジナが点検作業、安全審査、承認を与えているわけで泥棒が泥棒を審査、点検すると同じこととなっています。

第三は、54基中43基が稼動せずとも節電と代替エネルギーで夏、冬を乗り切れるわけで原発稼動を急ぐ、稼動させなければならない理由もありません。彼らは原子力発電にこだわり、原子力依存を存続させることだけを考えているだけです。国民の生活、地域の安全性をまともに検討もしていません。

第四は、再生可能エネルギーの開発政策、資金援助、制度の整備を急ぐことが原発再稼動をしなくてもよい条件作りとなります。また、発電と送電分離の検討がどうしても必要です。このことで、電力行政も大きく変わり、地域独占と原子力村社会によるゆがんだ関係も改善されます。利用者が再生可能エネルギー使用の電力を購入することができます。さらに、既存電力会社による自家発電の余剰電力、企業の自家発電設備能力を活用することも可能となります。今までは地域独占電力会社が購入するために(送電設備使用料など)「格差=嫌がらせ」を受けてきました。その結果、余剰電力があっても活用されず(売電できず)に来たことも解消できます。

キャンナス災害ボランティアは行く

2012年01月05日 06時00分20秒 | 蜂助の呟き
こんにちは。蜂助です。今日は、看護師のボランティア団体の話です。

いろいろなボランティアがあるものです。新聞に看護師の、ボランティア団体の記事が紹介されていました。宮城県石巻市の牡鹿半島の一軒家を借りて新たな拠点「おらほの家」が造られました。ここで年末年始に、ひとり暮らしの被災者と「年越し村」のイベントを開きました。

この団体は、全国訪問ボランティアナースの会キャンナスで通称「キャンナス」と呼ばれ昨年4月2日から石巻市で活動を開始し長期的に被災者をケアしました。「避難所を出て仮設住宅に移った後が心配」だと不安がる被災者に寄り添い続けています。

すばらしい取り組みです。頭が下がります。ありがとう。

この団体のブログを紹介します。詳しく知りたい方は「キャンナス」で検索してください。キャンナスは、CAN ナース(看護師)が由来だそうです。

12月21日
石巻で活動中の岸田です.

年末押し迫る今日この頃・・・あと10日程というのにイベント企画です!
今いるスタッフ達も毎日夜遅くまで頑張っているのですが、
それでももやりたい!できる!とみんなで話し合いをしてやることにしました。
体調管理もしっかりして、ゆったり楽しく過ごせる年末年始にしたいと思っています。

それに加えて、ボランティアスタッフはまだまだ募集中です☆
年末年始のイベントにご協力いただける方!
又、正月明けも牡鹿半島での活動は継続中です!!!

どうぞ多くの皆さまのご参加をお待ちしております(^^)。


== 年末年始イベント ☆キャンナス年越し村☆ ==

 牡鹿半島の住民さんと一緒に年末年始を過ごす!
牡鹿半島・清水田浜に今後キャンナスの拠点になるお家をお借りすることができました。
通称「おらほの家」。そこを年末年始にオープンスペースとして開放し、
一緒に楽しく過ごしたいと思っています。

《イベント期間》
◎12月28日~1月2日
◎オープンスペースとして9:00~16:00開放。
◎大晦日は19:00~元旦16:00までぶっとおしオープン!

《オープンスペースでできること》
 健康相談・体力測定・料理・Will・トランプ・テレビ視聴・手芸・お茶っこ・お掃除・カラオケ・マッサージ・書き初め・昼寝・談話・スマホ講座・Twitter講座 etc・・・

《オープンスペース 運営について》
◎常時3名以上のスタッフが常駐。
◎大晦日の夜は、男性スタッフ2名以上常駐。
◎お酒は出さない(31日は少しだけ)。
◎食べ物は持ち寄り・調理可。しかし、お酒の持ち込みは禁止。
◎車がなくて「おらほの家」に行くことができない人に関しては、事前連絡を受け可能な限り送迎対応する。