異常な国アメリカ 「殺す」「殺せ」に大喝采…米共和党TV討論会
アメリカの大統領選挙の出来事です。共和党候補の討論会で候補者が「敵は殺せ、殺すのみとの発言をした」との報道です。私は非常に「違和感」を感じます。こんなことを国家指導者候補がいるような国家は「天罰」が下るのだと思います。
そもそも、イラク、アフガンに米軍が進行した、駐留することは正当性があったのでしょうか?
当時のイラク政権はアメリカ軍の攻撃対象であり、米軍進攻を要請したわけではありません。アフガンには米軍が一方的に決め付けて(アルカイダの基地がある)進攻したのが実態です。現在のアフガン政権はアメリカの傀儡政権といわれています。イラクも、アフガンも米軍は歓迎されず、早く撤退してほしい対象です。その米軍、アメリカの国家指導が敵は殺せ!と主張し、支持者が拍手する関係は異常というしかありません。このことがアメリカが世界各国から疎まれる存在、関係であることを証明しています。このアメリカが政治経済の指導的地位に存在し続けることは世界史にとっても悲劇でしかありません。アメリカ政権、政党、市民もそのことを知るべきです。
そのアメリカ政権、共和党の主張に戦々恐々とする自民党、民主党指導者は滑稽です。彼らの価値判断はアメリカ政権ですから、アメリカのこのような主張、振る舞いを無批判に受け入れているだけでは、諸国との外交関係もまともに築くことも難しいと思います。
<「殺す」「殺せ」に大喝采…米共和党TV討論会>
米大統領選で共和党候補指名を争う5氏によるテレビ討論会が16日、南部サウスカロライナ州で開かれた。 21日に予備選が行われる同州は保守的な共和党支持者が多いとされ、候補の多くが安全保障問題でタカ派の主張を繰り広げた。
アフガニスタンの旧支配勢力タリバンの最高指導者オマル師がパキスタンに潜伏していた場合の対応を問われ、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)は、「タリバンは米国人を殺している。我々は世界中のどこにでも行き、彼らを殺す」と主張した。
ニュート・ギングリッチ元下院議長(68)は、サウスカロライナ州と縁が深い第7代のジャクソン大統領に触れ、「13歳で独立戦争を戦った彼は、米国の敵について明快な考えを持っていた。『殺せ』ということだ」と言い切り、会場から大きな拍手がわいた。
一方、「小さな政府」の推進から在外米軍撤退を主張するロン・ポール下院議員(76)は「自分たちの国にしてほしくないことは他国にもすべきではない」と語り、ブーイングを浴びた。
アメリカの大統領選挙の出来事です。共和党候補の討論会で候補者が「敵は殺せ、殺すのみとの発言をした」との報道です。私は非常に「違和感」を感じます。こんなことを国家指導者候補がいるような国家は「天罰」が下るのだと思います。
そもそも、イラク、アフガンに米軍が進行した、駐留することは正当性があったのでしょうか?
当時のイラク政権はアメリカ軍の攻撃対象であり、米軍進攻を要請したわけではありません。アフガンには米軍が一方的に決め付けて(アルカイダの基地がある)進攻したのが実態です。現在のアフガン政権はアメリカの傀儡政権といわれています。イラクも、アフガンも米軍は歓迎されず、早く撤退してほしい対象です。その米軍、アメリカの国家指導が敵は殺せ!と主張し、支持者が拍手する関係は異常というしかありません。このことがアメリカが世界各国から疎まれる存在、関係であることを証明しています。このアメリカが政治経済の指導的地位に存在し続けることは世界史にとっても悲劇でしかありません。アメリカ政権、政党、市民もそのことを知るべきです。
そのアメリカ政権、共和党の主張に戦々恐々とする自民党、民主党指導者は滑稽です。彼らの価値判断はアメリカ政権ですから、アメリカのこのような主張、振る舞いを無批判に受け入れているだけでは、諸国との外交関係もまともに築くことも難しいと思います。
<「殺す」「殺せ」に大喝采…米共和党TV討論会>
米大統領選で共和党候補指名を争う5氏によるテレビ討論会が16日、南部サウスカロライナ州で開かれた。 21日に予備選が行われる同州は保守的な共和党支持者が多いとされ、候補の多くが安全保障問題でタカ派の主張を繰り広げた。
アフガニスタンの旧支配勢力タリバンの最高指導者オマル師がパキスタンに潜伏していた場合の対応を問われ、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)は、「タリバンは米国人を殺している。我々は世界中のどこにでも行き、彼らを殺す」と主張した。
ニュート・ギングリッチ元下院議長(68)は、サウスカロライナ州と縁が深い第7代のジャクソン大統領に触れ、「13歳で独立戦争を戦った彼は、米国の敵について明快な考えを持っていた。『殺せ』ということだ」と言い切り、会場から大きな拍手がわいた。
一方、「小さな政府」の推進から在外米軍撤退を主張するロン・ポール下院議員(76)は「自分たちの国にしてほしくないことは他国にもすべきではない」と語り、ブーイングを浴びた。