新聞社の社説で「二枚舌」「公約違反」などが消費税率引き上げ、TPP交渉などで繰り返し出てくるくらい、安倍、自民党政権の政治モラルのなさ、独善的な政権運営は腐敗しています。
ある人たちと話をしていて感じたことを書きます。
伊丹万作さん(十三さんの父)が、終戦直後に「皇居二重橋の方向を向いてお辞儀をする日本人の姿」「マッカーサーに日本を救ってください」と多数の日本人が手紙を書いたことを受けて、日本人は再びだまされると語ったそうです。(事実かどうかは分かりません)安倍、自民党政権が次々と選挙公約を反故にし、TPP交渉で聖域は守る、消費税率引き上げで法人税率を下げれば、企業が労働者の給与を上げる。福島第一原発事故は完全にコントロールされている。などなどの「うそ」を連発しています。国民の多くが自民党、民主党政治家はうそつきであると認めたうえで、何もいわないのか。今の政権党、民主党などには期待しないのか。だから選挙権の行使を行わないのか。――理由はいろいろありますが、悲しいことであり、日本の将来、民主政治の実現には決してよいことではないと思います。
いじめ問題もそうですが、だます政権、安倍、自民党が悪いのか。だまされる選挙民、国民が悪いのか。もっといえばどうすれば、彼らにだまされないように出来るのか議論となりました。
私は、安倍、自民党政権、自民党議員は政治家として失格であり、選挙公約を厳守するよう要求すべきと思います。そして、だまされる選挙民、国民にはその責任はないのだと思います。この間、第四の権力機構といわれるマスコミの権力との癒着により、多くの国民が真実を知りえず、政権とマスコミの世論操作により、状況判断ができなくなることこそが大きな問題だと思います。
彼らの狙いの1つとして、選挙民、国民の多くが政治不信に陥り、選挙権を行使しなくなる傾向も、安倍、自民党政権は織り込み済みです。そのことにより自民党が政権に近づく、政権党として君臨しやすければ、彼らにとっては好都合であると考えています。厭世気分、政治不信、低投票率は安倍、自民党政権にとっては歓迎すべき傾向なのだと思います。
安倍、自民党政権、元民主党菅、野田政権のように選挙公約反故、独裁的な政治手法を断罪し、やめさせるには選挙により、彼らを少数派にすること。彼らにとっての一番いやなことは安倍、自民党の本音があきらかになり、真実を理解されることです。そんなことをしていたら、いくら時間がかかっても間に合わない。そうかもしれませんが、圧倒的多くの国民が彼らのうそを見抜き、うそに反撃し、12年末総選挙結果のように民主党を断罪した選挙が実現することで必ず、彼らの政治責任の追及、懲罰、民主政治への道は切り開かれるはずだと思います。
今のアメリカ、日本社会で彼らが、努力するうそで塗り固めた政治、政権運営は、一見すると強そうに見えても、必ず、多くの国民の政治的な自覚と選挙を通じた判断で、是正され、民主的に変わる筈だと思います。