“さるかに合戦”  臼蔵 と 蜂助・栗坊 の呟き

震災や原発の情報が少なくなりつつあることを感じながら被災地東北から自分達が思っていることを発信していきます。

英首相、国民投票結果にもとづく交渉

2016年07月21日 10時03分56秒 | 臼蔵の呟き

経済共同体から離脱するとの国民投票を受けて、イギリス首相がEU指導部と話し合いを開始しました。EU側から言ったら、経済的利益を求めるが、その他の主要な課題には取り組まない。そのような理屈が通るかどうかが問われています。

EUは経済共同体の側面と第一次、第二次世界大戦を引き起こした歴史的教訓から、平和維持機能をどのように作り上げるかが共同体として当初から課題となっていました。その政治的課題との関係で移動の自由、人種差別を防止するなどは大きな政治課題なのだと思います。アメリカ、イギリス、日本などがイラク政府転覆を行ったことが今日の中東における内戦、難民流出の要因を作り出しました。そのことに対してイギリス政府は責任を負わなければなりません。

<東京新聞>英首相、移民抑制「国民の望み」独に理解求める

【ベルリン共同】英国のメイ新首相は20日、ベルリンでドイツのメルケル首相と会談し、欧州連合(EU)離脱後の英国とEUの関係などを協議した。メイ氏は会談後の共同記者会見で移民抑制は「国民の望みだ」と強調し、離脱後もEU単一市場に参加する条件として「移動の自由」などの受け入れを求めるメルケル氏に理解を求めた。

 メイ氏はEUの大国ドイツとフランスを歴訪する初の外遊をスタートし、離脱に向けた外交を本格化させた。国民が求める移民抑制などでは譲歩せず、EU単一市場への参加を目指す構えだ。

 移民抑制ではEU側と意見の隔たりが大きい。