皆さんのご自宅の電気の容量は十分ですか?
お早うございます。
大阪府四條畷市の猿屋工務店の猿屋です。
さて、本日ご紹介させて頂く2件のお宅は、築45年のお宅です。
その当時は家電製品も少なく、ブレーカーも3回路有れば十分でしたが、今の時代ですと電子レンジ・湯沸かしポット・炊飯器・ホットプレートなど挙げれば山の様に電気容量が必要な物が増えた事により、当然容量オーバーとなってしまいます。
まずは1件目のお宅は・・・
現在のブレーカーを確認すると、15Aが2回路と20Aが1回路でしたので、15Aを20Aへ交換させて頂く事になりました。
交換する事によって、各ブレーカーで500W増えるので、上手く使い分ける事によって今までみたいにブレーカーが上がる事も少なくなると思います。
▼それでは1件目のお宅の様子をご覧下さい▼
↑取り外した15Aのブレーカーです。
容量が小さい割に、大きさは今の物と比べると1.5倍程有りますね。
↑少し分かりにくいですが、交換後の様子です。
漏電ブレーカーは付いていませんので、機会が有れば安全の為、分電盤の取り付けをお勧めしました。
▼続いて2件目のお宅の様子をご覧下さい▼
↑こちらのお宅は漏電ブレーカーは付いていますが、回路数不足により既存の分電盤の開き部分へ1回路、露出で1回路増設しました。
↑増設したブレーカーより、それぞれ単独でコンセントを設けました。
これらは専用回路(専用コンセント)と呼ばれ、容量の大きな電化製品をそれぞれ20Aのブレーカーを付けましたので2000Wまで利用出来ますが、いくら専用回路と言っても使い過ぎるとブレーカーは上がります。
あっ!!ご覧頂いててこんな質問が有りそうですね・・・
「ブレーカーの回路数を増やせば良いだけやん!!」
ごもっともの意見だと思います・・・(汗)
実は、ブレーカーもただ増やすだけではダメなんです。
大元のアンペアが20Aで増やし過ぎると、これまた今度はブレーカー内で容量オーバーしてしまします。
そんな時は電柱の電線から引き込まれている幹線から交換し、大元のアンペアを60Aなどの容量にする必要が有ります。
しかし幹線の引き込みから見直すと、工事費用は勿論、電力会社への申請も必要となり、当然費用もかさばります!!
オール電化の住宅では、初めから最低でも60Aになっていると思いますので、一度確認してみると面白いですよ。
電気は安全に、そして便利に使い分けされる事をお勧めします。
さて、ご覧頂いて如何でしたか?
便利になれば危険も伴う!!
決して電気は安全だと思わないで下さいね。
電気だけでは無く、ガスも水道も正しい使い方をして初めて安全だと思って頂くくらいが丁度良いのかも知れませんね。
それでは今日も安全に参りましょう
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