金曜、忙しい仕事に見切りをつけて久々に同期と飲み、しこたま酔った。2次会の途中から記憶があまりない。
土曜日はひどい二日酔い。でも夕方はウチで鍋会。
日曜日は昼まで寝て、それから友人がモンハン2やってるのをぼへーと眺めてすごす。他人の見てるのも参考になるし、けっこうおもしろい。
で、その友人をクルマで送り、さて晩飯どうしようか、となった。
ラーメンかカレーか、という選択肢から、今日はカレーを選んだ。カレーはすべて薬膳だからね。飲みすぎた胃腸を癒してくれるはずさ。
で、行ったのが大神宮下のサールナート。
ここは確か12~13年前、sasatが大学生のときにオープンした。当時、南インドカレーというフレーズがメニューに書いてあった気がする。わざわざ「南」とつけたのは、当時インド料理屋が周辺に3~4店舗ほどあったので、独自性を打ち出すためではなかったかと思われる。特徴は、サカナのカレーがあることだ。インドではポーク(イスラム教徒は食べない)、ビーフ(ヒンドゥー教徒は食べない)はメニューになく、チキンやマトン、豆(ダールorチャナ)が主だそうだ。で、南のほうではサカナも食べられるのだとか。
ん~、書いてると長くなりそうだ。
とにかくここは、流行っている。席数は全部で12席しかないが、行列とまではいかないけども常に待ってる人がいた。sasatも15分くらい待ったかな。
カレーのメニューの表記もちょっと変わっている。
「Curry」「Masara」「??(失念)」3つくらいのジャンルに、メニューが分けられている。こういう区分けはあまり見たことがない。
食べたのは「サグ・マトン(Curry)」と「ティッカ・マサラ(Masara)」。Curryはインド料理屋で出るカレー、Masaraのほうはインド風洋食、という感じだった。ティッカの炭焼きの香ばしさがすばらしい。
ライスは白米。ナンはすこしイーストを入れて膨らませているのか、パンのようにふっくらしていて、他の店のようにサックリとした感じではない。インドのナンは無発酵だと聞くので、これは日本人好み風のアレンジではなかろうか。ギーをたっぷりと塗ってある。
帰り際「ごちそうさま」と言うと、店主はしっかりと視線を返して御礼を言ってくれる。こういう真摯なところにも、味にも誠実さが感じられ、リピーターも多いのだろうな、と、大きな駅から近いわけでもないこの店がずっと繁盛している理由を見た気がした。