Sasat's lane

カレーにラーメン、それに酒の日々。そしてたまには旅なんかも。

2006年 芋焼酎の季節、はじまる

2006-10-26 | 狂水(酒)の泉

気がつくと家の酒のストックがかなり減ってきていたので、いきつけの相定酒店に行っていろいろ買い込んできた。

赤ワイン
 スペインのとフランスの1本づつ。
日本酒
 明鏡止水(4合ビン) 
焼酎
 吉兆宝山(1升)

吉兆宝山は店によってはいまだにプレミアついて売られていたりするだけに、こうしてフツーに手に入るようになったのはうれしい。


またまたブランデーを買う

2006-06-21 | 狂水(酒)の泉

近頃、あまり新しい焼酎を買っていない。
芋焼酎は「南泉」もしくは「黒伊佐錦」に満足し、ロックで飲むには「於茂登」に満足してきた。新しいものをまったく拒みはしないけど、定番をはずすこともあまりないので、さしあたりは家にあるものを消費している。そもそも、一升瓶で買うと一人で消費するのはけっこう時間がかかるもの。

ほかの酒にも浮気したりするから、なおさら減らない。
去年の秋からブランデーに凝っていて、こっちのほうが「コレ!」という一本が見つからないだけに手当たりしだいに買っている。
今のところは "Hennessy Fine de cognac" か、"Martel codron blue"、ArmangacのChabot X.Oがお気に入り・・・かな。Armagnacのほうが味が複雑なような気がすして、ほんとに味がわかっているかどうかまだ微妙。


ブランデー Hennessy Fine de cognac

2006-01-09 | 狂水(酒)の泉

もう5年くらい昔だろうか。友人の家に遊びにいったとき、初めてブランデーを飲んだ。最近になって、「あれ、どの銘柄だった?」と聞いてみたところによると、HennessyのX.Oらしい。ウマイとは思ったけど、あんまり覚えていないのが悔しい。今飲もうと思っても、Hennessy X.Oとなると1万近くて簡単には手が出ない。

でもHennessyは我が家のブランデーストックには加えたい。
V.Sでは失望するかもしれず、VSOPプリビレッジは、なぜか値段がVSOPスリムボトルとの違いがわからないうちは手を出したくない。うーんうーんと悩んでいたところ、楽天の河内屋でなんかちょっとめずらしげなのを見つけた。それが Hennessy Fine de cognac.なんかウンチクたれてたページがあったような気がするけど見当たらない。

まず、なめてみる。
ん?なんかちょっと味が薄い?
アルコールの刺激はあるものの、ブランデーとしての香りは弱いように感じる。うーん、トップセラーでも高くないクラスだとこんなもんなのか。

そう思ってグラスを居間に置いて風呂に入る。
30分ほどしてから、グラスを口に近づけると・・・
違う!香りが違う。甘い香りがグラスいっぱいにひろがっており、ずっと嗅いでいたいような誘惑にかられる。

きっと、風呂上りで手が温まっていたことにもよるのではないだろうか。ブランデーを飲む姿にありがちな、「暖炉の前でバスローブ」というのには、ブランデーを楽しむための適温で飲む、それなりの理由があるのかもしれない。

いまさらながら、そんなことに気づいたのでした。
ブランデー飲むのには、きっと温度が超大事なはず。


ブランデー カミュ(CAMUS)

2005-12-12 | 狂水(酒)の泉

海外の空港にある免税店に足を踏み込むと、そこに大量の洋酒がつみあがっている風景がある。それはたいてい、ウィスキーとブランデーだ。

CAMUSの印象は、まさに空港の免税店で積みあがっているその姿だ。
酒屋でそれほど見かけるものでもない。普通の酒屋で見かけるのは、せいぜいサントリーのブランデーくらいのもの。
ネットの通販で、オタール(Otard)と一緒に買ってみた。

酒に限らず、味というのは比較の中から個性がわかってくるもの。ブランデーのストックも増えてきて、6本くらいになった。
当初、CAMUSはOtardより甘みが少ないかな?くらいに思っていたけれど、他のブランデーとくらべてCAMUSは塩っぽい気がする。
もちろん、本当にしょっぱいわけじゃない。あくまで「香り」だ。甘い香りをひかえ、味をひきしめているのはこの塩っぽい風味なんだろう。


米焼酎 「はなてばこ」

2005-11-19 | 狂水(酒)の泉

近頃、「もやしもん」という漫画を友人に薦められて読んだ。ジャンルは・・・「菌類漫画」とでも言うんだろうか。ひさしぶりにハマって、最初のネタ本と思われる「発酵食品礼賛(文春新書)」も買ってしまった。

発酵といえば酒だ。このマンガでも、酒がテーマになることが多い。
日本酒の話で「日本酒はクサみと甘みが気になりすぎる」という話がある。非常にうまく作れると、そういったものが消えてさわやかでフルーティな味わいになる。米焼酎にも、蒸留の結果で弱まるものの、似たような傾向がある気がする。

「はなてばこ」は、熊本にいる親類から教えてもらった球磨焼酎だ。リキュールとまではいかないが、華やかな香りでコメっぽさは感じないと言っていい。
お湯で割ってもいいかもしれないが、冷やしてストレートかロックで飲むのがいいと思う。


ブランデー Otard(オタール)

2005-11-18 | 狂水(酒)の泉
国際ワイン&スピリッツ・コンペティション VSOP部門金賞受賞 だそうな。

ブランデーはまだ飲み始めたばかりなので、どう差別化してどう表現するのかまだわからないけれど、甘い香りとアルコールの強い刺激がたまらない。ちょっと甘みが強いかな?ってくらいの稚拙な表現しかできないけれど、最近すきなんですよ。ブランデー。

CAMUS(VSOP)、Chabot(XO)、Saint-Vivant(XO)と、一気に購入。
ブランデーはビンの形が凝っていて、インテリアとしてもなかなかかっこいいですね。焼酎もそういうの増えてきてるけど。

背景は為替証拠金取引、FX ONLINEのデモトレード画面。デモトレードは1ヶ月の期限つき、ってのが多いですけど、ここは無期限。
リアルトレードはFXCMJのほうでやってます。

sasat的 芋焼酎スタンダード 「黒伊佐錦」

2005-10-17 | 狂水(酒)の泉

小学生のころ、日本酒のフタを独楽のようにまわす遊びが流行ったことがある。珍しいフタを集めようと、酒屋の脇に置かれた空き瓶を物色したりした。珍しいフタがあるとうれしいし、中にはけっこう美しいデザインのものもあったりして、まるで宝箱に隠されたコインのように感じていた。

そんな心ときめく酒フタの中で抜群にハズレだったのが「さつま白波」のフタだった。なにしろ臭いのだ。「どうしてそんなに臭いのか?」と、当時子供たちは誰もが思っていた。それが日本酒ではなく「芋焼酎」というものだから、ということを知ると、芋焼酎ってクサいんだなぁ、ということが子供心に刻まれた。

・・・
そんなことがあってから20年もすると、その「クサいもの」がまたすばらしく美味く感じてしまうのだから不思議である。考えてみれば、常温で放置されたビンのふたなんて臭くて当然かもしれない。今は芋焼酎を臭いなどとは露ほども思わず、むしろその芳香をより楽しむためにお湯など入れて楽しんでしまうのだから、人の感じ方とはなんと変わるものだろう。

***
前置きが長くなりましたね。
まあ紆余曲折を経て、昨今好きな芋焼酎。そのなかでsasat的スタンダードなのがコレ。黒伊佐錦です。スーパーやコンビニでも売ってるし、飲み屋で出てくることも多い。これがある飲み屋さんには安心していけます。ふくよかな芋の香りと黒麹のまろやかさを、しっかりと感じることができるでしょう。

いろんな酒をいろいろ飲んでいても、ふと気がつくと、帰ろっかな?と戻ってきてしまいます。1升ビン3本おきくらいに、買ってますね。

美味くて安い。芋焼酎を飲んでみよっかな?と思うなら、このあたりからいかがでしょうね。

「於茂登」 ザ・2005年の夏の1本

2005-10-08 | 狂水(酒)の泉

2005年の夏は泡盛に終始した。春から夏に変わるころは麦に注目していたのだが、麦の香りの強いものばかりを選んでいたためか、かえって香りの「ほんのりさ」加減を重視することになって、結果泡盛にいきついた、ということだろう。泡盛はどれもほんのりと甘い香りをもっていて、より酔い心地を楽しむことができる。

何度も記事に書いているにもかかわらず、於茂登のことを書いてなかった。結局この夏は2升飲んだ。独特の甘い香りとアルコールの酔い心地のバランスがいい。強すぎる、よすぎる香りというのも時に邪魔になることがあり、この夏の気分にはこいつが一番フィットしてくれた。だんだん肌寒くなり、お湯割で飲むことが多くなってくると芋焼酎の出番が増えてくる。たまのロックには麦焼酎やズブロッカを飲むようになってくる・・・

季節はめぐり、半年後にはまた泡盛の季節がやってくる。そのときが楽しみだ。
まあでも、今まだ泡盛も「海人(うみんちゅ)」と「南風」と「瑞泉」、「咲元」がストックにあるから、冬は飲まない、ってわけじゃないだろうけどね。


瑞穂 (泡盛)

2005-09-01 | 狂水(酒)の泉

この夏はもっぱら泡盛ですごした。
ほとんど「於茂登」だったが(約2升)、この「瑞穂」もなかなかいい香り。心行くまで味わえる1杯目だけ、これを飲む。氷を入れたの湯のみにこの「瑞穂」を注いでは、バナナのような甘い香りを楽しんでいる。

その飲み口のよさに、ふとすると飲みすぎてしまい、あっという間に飲みすぎてしまいそうだ。わずかな残りを惜しみつつ飲み干すころ、夏も終わってしまったなぁ、と妙に感慨にふけってしまいそうだ。最近週末に仕事が多い。5月・6月はゲームなんかばっかりやっていただけに、もったいない感をいまさらながらに感じたりして。


請福 と 龍"たつ" (泡盛)

2005-06-25 | 狂水(酒)の泉

5月に買ってきた5本の酒。「青谷の梅」は常備であることを考えると、残っているのは「風タン」(写真右奥、ラベルは見えてません)だけになってしまった。芋焼酎なので、秋か冬くらいまではおそらく飲まないだろう。

本格的に暑くなってきた。泡盛の季節だ。
これまでは夏は麦焼酎、と思っていたのだが、気がついてみると夏は泡盛のロックがいちばん気に入っている。「由布岳」「高千穂」など麦の香りのつよい麦焼酎が多くなってきて、こんどは逆にすっきりとした飲み口のものを口が求めている。そこで泡盛の微妙な甘さとすっきりとした味わいが、とてもおいしく感じられるようになった。

「請福」(写真左から2番目)
泡盛の中ではわりとメジャーなのではなかろうか?すっきりとした飲み口が追求されているのだろうか。風味はちょっと弱め。ストレートで飲んだりしたらいいのかな?
あっという間になくなった。

「龍」(写真一番左)
こちらはアルコール30度。ロックにして飲んでいて、最初はつよく感じるが、氷が解けても味が弱すぎない。風味は請福よりはややある。


両方飲んで思うことは「やっぱり於茂登が飲みたいなぁ」ということ。美味い酒だったか。於茂登には「炎」という派生レーベルがあるので、それも飲みたい。


蔵の文太

2005-05-31 | 狂水(酒)の泉

先日買って来た焼酎のうち、「蔵の文太」をためしてみた。
ちかごろ、夕方以降寒い日もわりと多い。泡盛もロックでちびちび飲みますが、やっぱりお湯割がすすむ芋焼酎に手が伸びます。

これは・・・芋焼酎にしてはすっきりした飲み口かな?
芋独特の香りはあるものの、のど越しのあとのコクが弱い感じ。普段はそのコクがすきなのだけど、たまにはこういう飲み口もいい。するするいける。
4号ビン、もう空いちゃいました~ 


普段飲む酒としていいかもしれない。
ん~、でも普段飲むためには格段に手に入りやすくて安い「黒伊佐錦」がやっぱいいかな~


風憚(ふうたん)

2005-05-16 | 狂水(酒)の泉

Jさんのサイトで見かけた焼酎が、「Sho-Chu Authority」に入荷されていたので買ってみた。1升で約3800円。ちょっと高めか。でも、近頃の芋焼酎はちょっといいものになるとすぐプレミアがついてしまうのでこんなものかもしれない。3年くらい前までは、こんなことはなかったのだけど。

さてさてお味は・・・
しっかりとした芋の香りと、黒麹の甘さとコクの深さがすばらしい。芋は芋でも「栗黄金」というなにやら希少な芋を使ってるとのこと。それならこの値段でも納得のいくというものか。甘味とコクが深いのは、きっと黒麹のせいだけではなく、この芋のおかげで、ここまでの味を引き出せたということだろう。派手な個性、というのではないが、そのさりげなさに注意するととても味わい深い焼酎といえる。

近頃ではなかなか手に入りにくくなった類の芋焼酎じゃないだろうか。
ゆっくりと味わいたい。

・・・なーんていいながら、もう半分くらい飲んでたりして(笑)
また買ってくるかなぁ。

5月のニューフェイス!

2005-05-01 | 狂水(酒)の泉

我が家では快調に酒類が消費されている。ごみ捨て場には次々とカラになった四合瓶やら一升瓶やらが持ち込まれる。酒ケースにも空きスペースが目立ってきたので、ららぽーとの"Sho-Chu Authority"と相定酒店でしこたま酒を買い込んだ。総額15000円くらいに・・・。

買ったのは以下のとおり。
1. 青谷の梅   (梅酒。主にヨメ用。2升買った)
2. 風憚     (Jさんのサイトで紹介されていたもの。芋)
3. 請福     (於茂登を飲み干してしまったので。) 
4. 龍      (「たつ」と読むらしい。同じく泡盛)
5. 蔵の文太   (相定酒店のニューフェイス。芋)
6. 野うさぎの走り(相定に入荷されていたので思わず買った。米。)

飲んだらレビューを書いてみようと思う。


「青酎」 芋&麦のちょい変り種

2005-03-02 | 狂水(酒)の泉

大学時代の友人(以後ケント)が東中野で牛タン屋をやっている。(前に行ったのは1年以上前だけどたぶんまだやってると思う)かつて彼に「兼八」を教えたら、一年後に訪れたときにはメニューにしっかり「兼八」が載っていた。

そのままおすすめ焼酎を語り合ったりしたんだけど、そのときケントのお勧めだったのがこの「青酎」。数日後に日経新聞で青酎の記事がでていたので、きっとそのときブレイクしていたのだと思う。

近頃、ShoChuAuthorityによく入荷されている。買って飲んでみたところ、確かに芋の甘さと麦の香りが入り混じった、ほかにはない味。銘柄指定で飲むしかない。芋&麦の組み合わせは「元老院」もそうだけど・・・これもきっと手に入らない。(タル貯蔵なので木の香りがあり別物ともいえる)
700mlで3000円くらい。もう少し安いと、気楽に飲めるのだけど。


「高千穂」  ポスト兼八!

2005-02-27 | 狂水(酒)の泉

兼八がいつのまにか手に入らなくなり、芋焼酎もブームによっていろんな銘柄が手に入らない上いまひとつそうな新銘柄もたくさん登場しつつある今、ねらい目と思われるジャンルが

「麦焼酎」

であると思っている。

で、「ShoChuAuthority」という店に出かけていくつか試飲してみた結果、「これはいけるんじゃないか」と感じているのがこの「高千穂」。ロックでいける。
兼八ほどの強烈な香りはないものの、すっきりとした飲み口と後味、ほのかな香り。
麦焼酎としてなかなかと思われるものに「舞香」があるけれど、高い。せめて4合瓶で1300円くらいだったら買おうかとも思うんだけど。
こちらは4合瓶で1000円くらい。スーパーでも売ってることがあるようだ。

友人と酒の話をしていて「高千穂イケるよ!」と彼も言っていた。半年~1年後くらいにもしかしたらブレイクするかもしれないので、焼酎好きなら少し多めに確保しておくといいかもしれない。