個人情報の保護が言われて久しい。
でも、いたるところで、コピーが簡単になっているためか、身分証明書をコピーしたがる。
以前なんて、とある郵便局・本局に、不在郵便を取りに行ったら、免許証の提示を求められた。
そこまでは当然だろう。
次に、「コピーさせてくれ」と言う。
「ん?」
免許証は、顔写真付きの身分証明書だ。その場で、本人がいるところで照合してこそ意味がある。
「なぜか?」と聞くと、「後々この人に渡したことを証明するため」と言う。
しかし、前述のように、本人がいるところでしか証明の意味はない。
さらに、「自宅に届けてもらう時もコピーするの?」と聞いたら、
「自宅の場合は、そのうちの人とみなして、身分証明もしない」とのこと。
もし、留守番の人や他人が成りすまして受け取ることも、可能なわけだ。
あまりにも、扱いが違いすぎません?
しかも、前者のケースでは、再度言うが、「本人帰ってからコピー残しても、ほとんど意味がない」
いや、むしろそのコピーが郵便局内に残るのだ。
しかも、1日に何10人分、もしかしたら何100人分のコピーが、毎日毎日蓄えられていくことになる。
こんなことしていて、個人情報が守れるのだろうか。