先日、娘と飛鳥資料館に「キトラ古墳の白虎と青竜」を見に行った帰りに、天理市にある「黒塚古墳」の展示館に寄ってきた。1年半ほど前にテレビドラマとして放映された「鹿男~あおによし」で「サンカク」が隠されていたところである。実在するロケ地なのです。展示館はさほど大きなものではないが、古墳の横に建てられていて嬉しいことに入場無料だった。ここは、「三角縁神獣鏡」が大量に出土したところだ。よく似たところとして、精華町の木津川はさんで対岸にある木津川市山城町の「椿井大塚山遺跡」がある。三角縁神獣鏡は、全国の古墳から出土しているものの、30枚以上の大量出土は、この2箇所でしか確認されていない。
この黒塚古墳は、桜井市から続く纏向遺跡群の中にあり、周辺には歩いていける範囲だけでも多量の遺跡が存在する。卑弥呼の墓といわれている「箸墓遺跡」もこの近くにある。学生の頃、サークルの仲間達と、桜井駅から天理駅まで「山の辺の道」を6~7時間かけて踏破したことを思い出した。20代と若かったものの、翌日から当分の間は、ふくらはぎなどが痛かった。
箸墓は、その頃の資料では「ヤマトトソモモノヒメノ墓」と書かれていた記憶があり、仁徳天皇陵に代表されるような巨大な前方後円墳的なものではないが、それなりに存在感がある。この箸墓や黒塚遺跡を含む地域は、当時にしては自然の展望台的な場所に当たり、大和盆地や飛鳥方面を眼下におさめることのできる立地にある。果たして「邪馬台国」は、近畿だったのか、それとも九州など他の場所だったのか・・・・?
この黒塚古墳は、桜井市から続く纏向遺跡群の中にあり、周辺には歩いていける範囲だけでも多量の遺跡が存在する。卑弥呼の墓といわれている「箸墓遺跡」もこの近くにある。学生の頃、サークルの仲間達と、桜井駅から天理駅まで「山の辺の道」を6~7時間かけて踏破したことを思い出した。20代と若かったものの、翌日から当分の間は、ふくらはぎなどが痛かった。
箸墓は、その頃の資料では「ヤマトトソモモノヒメノ墓」と書かれていた記憶があり、仁徳天皇陵に代表されるような巨大な前方後円墳的なものではないが、それなりに存在感がある。この箸墓や黒塚遺跡を含む地域は、当時にしては自然の展望台的な場所に当たり、大和盆地や飛鳥方面を眼下におさめることのできる立地にある。果たして「邪馬台国」は、近畿だったのか、それとも九州など他の場所だったのか・・・・?