Nonsection Radical

撮影と本の空間

Iのむきだし

2010年06月05日 | Weblog
某月某日
こんちや~す(笑)
いきなり今期のボーナスは出ないと言われ、おまけに会社も倒産寸前ということで、バタバタしておりましたです。
業績が悪いわけでなく、シロートのマネーゲームで大損してとのことで笑うしかない内容です。
仕事では10円20円を積み重ねて利益を出しているのに、数百万円単位で損失を出し続けるというのです。
それで呆れはしたがショボクレていたワケではなく、何やってんだかとつぶやきながら、「猫ぢゃ猫ぢゃ」を唄ってすごしていましたよ。
会社に自分の「夢」や「自分探し」「人生」「自己実現」など実業家ではないので求めたりしないsatoboですから、やるだけの仕事をやってコツコツ立て直していくしか方法がないとすぐに判断して相変わらず働いているのですが、そうは考えない人もいる(苦笑)。
仕事には生活費を稼ぐという目的しかなく、いかに効率的に楽しく楽に金儲けをするかと考えているのだけど、仕事に「人生」を持ち込む人達は、この期に及んで「俺は知らない」「あいつの言う事が気に入らない」「やる気がしない」「面倒だ」とエゴをむき出しにして仕事そっちのけで「事件」に向き合っているんですね。

しかし、そこでバカバカしくてヤッテラレナイと投げ出すのは考えものだと思いました。
これまで歴史上そうやって投げ出した人と駄々をこねた人の「生存率」を比べた場合、断然駄々っ子の方が生き延びている。
会社を飛び出し生活苦におちいる人が多いが、グズグズ文句を言い続けて居残る人はしぶとく生きている。
そういうグズグズの会社でさえ成り立っている。
一身に引き受けた人は過労死したりするが、死んだ後も会社がつぶれる事はなく、なんとなく毎日が過ぎていくのです。
つまり世の中はグズグズが当たり前なんですね。
それがイヤだと自分だけ潔癖であっても生きていけないようです。
グズグズの生存率は高い!
こんなのは日本だけで、かの資本主義の本場、利益を追求する事だけに全員一致して働くアメリカ、というのは「幻想」で、かの地でも嫉妬、ねたみ、足の引っ張り合いが渦巻いているとどこかに書いてありました。
地球上に「俺はイヤだ」「私は気にくわない」と「I」をむきだしにして駄々をこねる人のいない場所はないようです。

そういうところからは距離をおいて生きていきたいsatoboですが、それは良くないことだと思いなおしました。
そこで生きていくほうが得策だと。
とは言っても明日をも知れぬ会社の運命。
誰か仕事をくださ~い。(笑)

そんな時に総理退陣のニュース。
きっとこんなときにも、「俺は知らん」「嫌だ」「聞いていない」「気に入らない」と駄々をこねている人が民主党内にもいるのだろうと思うと微笑ましくなり、久しぶりにちょっと書いてみようかなという気になりました。

コメント (2)
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