Nonsection Radical

撮影と本の空間

もし~だとしなかったら

2014年02月12日 | Weblog
おもに誰か相手の事を批判的に取り上げる時に使うのが「もし~だとしたら」という言葉だ。
相手の言説の曖昧な部分に対して、「その意味、意図が、もし~だとしたら」と”仮定”で自分の想像する事をつけ加えて話を展開していくのだが、いつのまにか自分が言い出した”仮定”の話があたかもそうであるように変わり、話がどんどんヒートアップしていき、最終的には決めつけて「だからけしからん」と批判する。
もうそこには自分が言い出した「もし~だとしたら」は存在せず、ひたすら「~だから」だけが残っている。
「もし~だとしたら」という話をするのなら、「もし~だとしなかったら」という”仮定”の話をしてもイイようなものだが、不思議とそういう”仮定”は聞いた事がない。
つまり最初から、曲解、歪曲、ねじ曲げ、でっち上げ、みんな同じような意味だけど、そういう意図を持って、単に気にくわない人にイチャモンをつけているだけなのだが、本人はそれに気がついていないのか、意図的なのかは周囲にはわかりかねる。
またそういう”仮定”の話であったのに、あたかもそうであるかのように受け取ってしまう人も結構いる。

もし周囲でこのような「もし~だとしたら」と話し始めた人がいたら(笑)、「”もし”の話をしているんだぞぅ」とか「もし~だとしなかったら?」とツッコミを入れよう。
それでもヒートアップするようなら「ない話で時間を取るな」とはり倒せばイイ。




放出南商店会 1
大阪府東大阪市森河内西1,2丁目,大阪市城東区諏訪1丁目
撮影 2014年1月25日 土曜日 12時20分
コメント
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