Nonsection Radical

撮影と本の空間

オトコは手間がかかる、のか

2014年06月17日 | Weblog
内閣府の調査で、結婚しない理由の一位が女性は「自由を失いたくない」、男性は「経済的余裕がない」ということだと言う。
詳しい内容を見てみないとなんとも言えない新聞記事だが、少なくとも「何言ってやんでぇ」と言うオトコは少子化に手を貸している側である事は確かだろう。
男女二つの意見を合わせて考えられるのは、金を稼がないオトコと結婚してもワリにあわないと女性が感じているらしいという事だ。
多くもない給料であっても生きていくためには仕方がないと諦めて結婚していたオンナも、さすがにこれだけ給料が低いとやってられないと思うほどなんだろうと思う。
だって、オトコって結婚してもほとんど何もしないじゃない。
給料稼いできてるだろ、というのは、結婚しなくても働いているんだから結婚生活のために働いている理由にはならないだろ。
だからオンナは“優しく”「自分だけのためにお仕事なさったら?」と戒めているとも言える。
結婚したというだけで、2倍の量の家事もしなければならないし、子育てもしなければ、おまけに両方の親の介護も強制される。
ついでに、何も出来ない亭主の面倒を見て、おそらく老後の世話まで亭主が死ぬまでしなければならない。
稼ぎの悪い亭主の分もパートで補わないといけないし、キチンと働こうと思っても社会が拒否をする。
その現実に対して「自由を失いたくない」と思って何が不思議なのだ。
どうせ働くのなら、どうせ介護をするのなら、自分のために働きたいし、自分の親だけで介護は勘弁して欲しいと思って当たり前だろう。
こういう調査結果に対して、出てくる”対策”というのが、結婚して子育てして働ける環境をオンナに用意する必要、となるのだが、本当は結婚して楽になったし、子育ても楽しいし、シアワセだと思えるように夫が生活と気持ちを改める事なんだと思う。
つまりこれはオンナの問題ではなく、オトコの問題なのだ。
オトコ側の改革がないかぎり「オトコは時々いればいい」状態は変わらないだろう。
オンナは自分の周りの事だけで手一杯なんだから。




天神御旅商店街
京都府京都市中京区西ノ京御輿岡町,西ノ京伯楽町,西ノ京大炊御門町,西ノ京中保町,西ノ京北円町
撮影 2014年3月8日 土曜日 17時25分
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