昨日、出かけたついでに墓参りにいった。午後のためか、
それとも、今日明日の二日間に墓参りをされる予定でいる方々が多いのか、
どこの墓地も、閑散としていた。
いつものことだが、身内の墓参りだけでなく、
職場を同じにしていた、大先輩の方々・同僚の墓参りをさせていただいた。
あらためて墓前に手を合わせ、お世話になった仲間に思いを巡らした。
墓石に刻み込まれた年齢を見るにつけ、
いずれも、年若くして旅立たれた…。
わが父母も、父が69歳・母は80歳であった。
父が亡くなって52年になった。
昔は、労働がきっいためか、腹をすかして大飯を食べた。
そのことが、直接の原因かどうかわからないが、胃がんであった。
各家庭には電話もない時代、隣接の集落の公衆電話で、
医師を呼ぶ時代であった。
父の年を超え、すでに6年になる。まだまだ、この世に未練がある。
自分で成し遂げたいこともあるが、
せめて、孫たちの成人した姿を見てからでも遅くはない…
そんなことで「もう少し呼んでくれるな」、と父母の墓前で手を合わせた。
仏様にも、そうお願いしている。
蝶が、茶の間の前にあるテーブルで、1時間経っても離れない。
春を連れてきたのだろうか、明日も暖かい予報。
妻が言うには、一昨日亡くなった従兄が来たのだと・・・・?