里山の移ろい

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禁じ手?

2018-01-18 14:22:25 | 日記

今場所も相撲人気は上々、15日間の前売り券は完売とか!!

結構なことである、注目は横綱白鵬!!

あれだけの傷害事件の後、

しかも、このたびの傷害事件は白鵬が全然関係ない、

と見る人は、少ないのではないか?

 

その白鵬が、初日二日と連勝、

しかし、その後は連敗しついに休場することになった。

 今場所の白鵬、相撲の取り口を見てると、

張り手に肘鉄などの先制攻撃がない。

そんなことで、力一杯向かっていく下位力士たちとは、

4っ日間とも、ガチンコ勝負が見られた。

 

強烈な張り手に肘鉄がなければ、

白鵬は、相当苦しい戦いを強いられる事になる、

そんな見方をしていたが・・・・。

これは、体力の限界に近いのではなかろうか?

 これまで、その結果二連敗。

 

ともあれ、下位力士もやっと対等の立場で、

相撲を取れるようになったと思っているだろう。

 

この日本から、身分制度が無くなって150年、

しかし、相撲界だけは残っている?

 大関経験力士が頭を叩かれ「ごっつあんです」、

と言うぐらい上下関係がはっきりしている社会!!

 

いずれ、ルールにあるから、横綱に張り手や肘鉄をくらわすような、

勇気ある平幕力士は皆無だろう!!

 つまり、上下関係がはっきりしている中で、

下位力士が、張り手の技を使えない、ということになる。

そんな中で、勝ち続けてきたのが・・・・・・・?。

私は、余り褒められたものではないように思っている。

 

少年時代、父と一緒に、

初めて、この町にきた大相撲巡業場所を見学した。

 その相撲を見たいがため、父は集落で一番早くテレビを購入したのが、

昭和35年の時であった。

 

職場から帰ると、我が家の茶の間は、

隣近所の方々で一杯。

いつも、私はみんなの後ろに立ち相撲を見ていた。

 それ以来、相撲ファンになったが、

張り手に肘鉄等をする横綱など、一人もいなかった。

 

あの大横綱千代の富士が、上り盛りの貴乃花( 現在の貴乃花親方)に敗れた時、

「体力の限界」との理由で、引退を発表した。

 勝負は、勝つことももちろん大事、

しかし、誰もが使えない使わない、

張り手肘鉄等を使って勝つ、いかがなものか!!

 

もちろん、白鵬の取り口すべてを否定するものではない。

これからでも遅くない、心から大横綱、

と、言われるようになってほしい。