今場所も相撲人気は上々、15日間の前売り券は完売とか!!
結構なことである、が注目は横綱白鵬!!
あれだけの傷害事件の後、
しかも、このたびの傷害事件は白鵬が全然関係ない、
と見る人は、少ないのではないか?
その白鵬が、初日二日と連勝、
しかし、その後は連敗しついに休場することになった。
今場所の白鵬、相撲の取り口を見てると、
張り手に肘鉄などの先制攻撃がない。
そんなことで、力一杯向かっていく下位力士たちとは、
4っ日間とも、ガチンコ勝負が見られた。
強烈な張り手に肘鉄がなければ、
白鵬は、相当苦しい戦いを強いられる事になる、
そんな見方をしていたが・・・・。
これは、体力の限界に近いのではなかろうか?
これまで、その結果二連敗。
ともあれ、下位力士もやっと対等の立場で、
相撲を取れるようになったと思っているだろう。
この日本から、身分制度が無くなって150年、
しかし、相撲界だけは残っている?
大関経験力士が頭を叩かれ「ごっつあんです」、
と言うぐらい上下関係がはっきりしている社会!!
いずれ、ルールにあるから、横綱に張り手や肘鉄をくらわすような、
勇気ある平幕力士は皆無だろう!!
つまり、上下関係がはっきりしている中で、
下位力士が、張り手の技を使えない、ということになる。
そんな中で、勝ち続けてきたのが・・・・・・・?。
私は、余り褒められたものではないように思っている。
少年時代、父と一緒に、
初めて、この町にきた大相撲巡業場所を見学した。
その相撲を見たいがため、父は集落で一番早くテレビを購入したのが、
昭和35年の時であった。
職場から帰ると、我が家の茶の間は、
隣近所の方々で一杯。
いつも、私はみんなの後ろに立ち相撲を見ていた。
それ以来、相撲ファンになったが、
張り手に肘鉄等をする横綱など、一人もいなかった。
あの大横綱千代の富士が、上り盛りの貴乃花( 現在の貴乃花親方)に敗れた時、
「体力の限界」との理由で、引退を発表した。
勝負は、勝つことももちろん大事、
しかし、誰もが使えない使わない、
張り手肘鉄等を使って勝つ、いかがなものか!!
もちろん、白鵬の取り口すべてを否定するものではない。
これからでも遅くない、心から大横綱、
と、言われるようになってほしい。