さざなみいんこ どっとこむ

サザナミインコの普及を目指しています。
サザナミインコに関するご質問がございましたら、お気軽にご連絡ください。

サザナミインコの病気について

2017-02-17 14:43:02 | サザナミインコ
今日も、とても暖かく朝から15℃もありました。
今は19℃近くありますので春みたいですが、2日前の春一番より風が強くて外は大変です。

これから、春の繁殖になりますが、今年もご予約をたくさん頂いて居りまして、一昨日は4羽もご予約がありました。
品種に寄っては、お引渡しまで時間が掛かってしまいそうですが、意外と早い品種をご案内させて頂きます。

こちらはSF SLGブルー♂ですが、とても綺麗な割には比較的ご予約が少ないので、早くお引渡し可能な品種です。

こちらは一番人気のコバルトに近い色でSF SLGコバルト♂となります。
こちらも比較的ご予約が少ないのでご対応時期が早い品種です。
どちらもSF SLGの♂ですので、これらの色は雄のみで♀は居りません。

さて、先日、年に1度の動物取扱業の研修に行ってきました。
今回は、以前と異なり著名な獣医師に寄る「エキゾチック アニマル」のお話だったので、とても良かったです。
以前も講師が獣医師の場合もありましたが、犬猫しか知らない獣医師で話も詰まらなかったので、今回はとても興味深い話が多く参考になりました。

エキゾチック アニマルの病気についてのお話では、一般の犬猫だけの獣医師では、鳥類や爬虫類・特殊な哺乳類の病気については全く対処出来ないことが良く分かりました。
それでも鳥類(小鳥)も見ますという獣医師は少し居るのですが、本当にあてになる方はとても少ないです。
サザナミインコなど鳥類の体の構造は、犬猫などの哺乳類とは異なりますので、当然、薬なども効き目がある場合と無い場合があります。
それらをしっかり研究しないと、効き目の無い薬をむやみに与えることになりますが、そう言う獣医が何と多いことか・・・・・。

私共では、150羽以上のサザナミインコが居りますので、常に健康には気を付けて居ります。
それでもどうしても掛かり易い病気があります。
一番多いのが、副鼻腔炎です。
副鼻腔炎は常在菌が、鼻の中に入って炎症を起こす病気で、サザナミインコでしばしば見られます。
獣医に行くと、「まず、点鼻薬で様子を見てください。」となりますが、点鼻薬では中々治りません。
一番良いのは、塗り薬と抗生剤の飲み薬を併用する方法です。
塗り薬は1日2回、飲み薬は水に溶かして与えますと1週間程度で完治します。

次に多いのが怪我の後に炎症を起こすことです。
怪我をするのは大抵、羽の無い足が多いです。
こちらも傷の所に常在菌が入ると炎症を起こします。
治療は前記の副鼻腔炎と同様です。

高齢のサザナミインコに多いのが白内障です。
人間や犬猫ではCAN-Cなどの治療薬が効果がある様ですが、鳥には試しましたが全く効かない様です。
そこで、当方ではあるサプリメントに寄って治療をしています。
白内障のレンズが白く濁る現象は改善が見られますが、視力がどの程度回復したかは判りません。
継続して、様子を見ています。

当方では愛鳥家の皆様の様々なご相談にお応えして居りますが、薬に関しましては情報をお知らせすることは可能ですが、当方から販売することは薬事法により出来ませんので、ご理解の程、宜しくお願い致します。
また、極稀に礼儀を知らない方が居られますが、その様な方々には2回目以降お答えをお断りする場合がございます。

当方では「安心安全なサザナミインコ雛のご提供」をモットーと致して居ります。
雛の最新情報は、HPのブリードに掲載しておりますので、合わせてご覧下さい。
尚、雛・餌・用品の販売は直販サイトに掲載致しております。

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2017年お初

2017-02-10 15:23:33 | サザナミインコ
今日は、いつも暖かいここ湘南も初雪でとても寒いです。
温暖化の影響で、以前よりだいぶ雪が降る機会が減っているのですが、近年では2月・3月に降る傾向があります。

さて、サザナミインコの話題ですが、初卵となります。

数日前に、給餌行動が見られて、発情している様でしたが、雌の下腹部が膨らまないので、まだまだだろうと思っていたのですが、朝ケージの覆いを外すと雌親が下で抱卵して温めていました。
そこで急遽、小型の孵卵器のスイッチを入れて、回収した卵を中に入れました。
この孵卵器では、温度コントロールしか出来ませんので、最適な温度にセットして様子見となります。

大型の孵卵器では、温度・湿度・転卵角度、転卵間隔などを全てコントロール出来るので、孵化率を上げることが可能ですが、小型の孵卵器ではきめ細かな調整が出来ないので、孵化率は数パーセントとなってしまいます。
なぜ、今回は小型の孵卵器にしたかと言うと、まだ、産卵する親鳥は殆どいないので小型孵卵器でも十分に収納可能だからです。
それと有精卵を確認したら、親鳥に戻しますので、そこまででしたら小型孵卵器でも十分だからです。

有精卵の判断は、卵を産んだ日から5~6日で判断出来ます。
LEDライトで照らすと血管が見えて、心臓が動いているのが確認出来ます。
今では、ライトを当てなくても卵の外側の色を見ると経験上、有精卵か無精卵かを判断することも出来ます。
今回の初卵も有精卵でしたので、明日にも親鳥の元に戻そうと思って居ります。

まだ、抱卵中の親鳥は少ないですが、発情の様子を見ながら巣掛けを行って居ります。
当方では80ペアくらい居りますので、3回くらいに分けて繁殖をさせています。
尚、発情状態を良く見ないと、片親が発情してももう片方が発情していないと相手を攻撃してしまうことが有りますので注意が必要です。
適切なタイミングで巣掛けをするのがベストです。

当方では「安心安全なサザナミインコ雛のご提供」をモットーと致して居ります。
雛の最新情報は、HPのブリードに掲載しておりますので、合わせてご覧下さい。
尚、雛・餌・用品の販売は直販サイトに掲載致しております。

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