2015年 第十四弾の雛 デビュー

ここ湘南も梅雨明けして、暑い日々が続いて居ります。
連日の猛暑で、人はくたくたですが、サザナミインコ達はとても元気にして居ります。

「コンパニオンバードNo.23」の影響か日本各地からお問い合わせを頂きまして、大変ありがたいのですが、動物の愛護及び管理に関する法律が改正施行（平成２５年９月１日より）されてから、残念ながら一般のお客様への発送は出来ませんので、ご了承頂きます様、お願い致します。

さて、今回の巣上げは２ペアの雛４羽となります。
最初の親鳥ペアは以下の通りです。
♂親：SL SFグレイウイング ブルー
♀親：SL SFグレイウイング クリームイノDd
このペアは、毎回１回に１羽しか孵らないのですが、今回は２羽孵りました。
しかし、１羽は☆になって、結局、今回も１羽だけでした。


品種：SL SFグレイウイング ブルー／イノ
性別：♂（遺伝的判断）
生年月日：２０１５年６月２８日
SPCS No.：15A515【販売予定】
リングNo.：SPCS 0426S
とても綺麗なブルーの羽が見えて居ますので、成長と共にすごく綺麗になると思います。
スプリット イノなので繁殖でもとても貴重な品種です。
とってもおとなしくて、その割に挿し餌は良く食べてくれます。

次の親鳥ペアは以下の通りです。
♂親：SL SFグレイウイング モーヴ／イノ
♀親：SL SFグレイウイング クリームイノDD
このペアも雛の数が少なかったのですが、今回は３羽も孵り、無事に成長致しました。

このペアからはSLGとノーマルのモーヴとクリームイノしか生まれませんが、今までの実績ではなぜかモーヴはSLGでクリームイノはノーマルばかりでした。
今回はクリームイノが２羽居りますのでSLGであることを期待しています。
ノーマルかSLGかは、生後１ヶ月以上経たないと判断が出来ません。


品種：SL SFグレイウイング モーヴ／イノ
性別：♂（遺伝的判断）
生年月日：２０１５年６月２８日
SPCS No.：15A516【売約済み】
リングNo.：SPCS 0428S
この仔はとても目が大きくてまんまるです。
SL SFグレイウイング モーヴ／イノはとても少ないのですが、この親鳥ペアからは比較的良く生まれます。


品種：SL DF/SFグレイウイング クリームイノDD　または　クリームイノDD
性別：不明（DNA性別鑑定検査予定）
生年月日：２０１５年６月２９日
SPCS No.：15A517【SLGの場合は、売約済み。ノーマルの場合は販売予定】
リングNo.：SPCS 0430S
この大きさでは、SLGかノーマルかは全く判りません。
ルチノーの場合は、黄色の色合いが少し違うので判るのですが、クリームイノは全く判断出来ません。


品種：SL DF/SFグレイウイング クリームイノDD　または　クリームイノDD
性別：不明（DNA性別鑑定検査予定）
生年月日：２０１５年６月３０日
SPCS No.：15A518【SLGの場合は、売約済み。ノーマルの場合は販売予定】
リングNo.：SPCS 0431S
この仔も更に小さいので全くわかりません。
この２羽の雛は、とても足が大きいので体格が良くなると思います。
と言うことは、♂（雄）かも知れません。
クリームイノのDDはとても少ないので、どちらにしても貴重な品種です。

そろそろ、繁殖中の親鳥達も少なくなって参りました。
無精卵や中止卵で孵らないケースも多く発生しているので、今月中にすべて巣箱は撤去予定です。

雛の最新情報は、HPのブリードに掲載しておりますので、合わせてご覧下さい。
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またまた孵りました！

今年初の日本列島を縦断した台風も去り、また暑い日が戻って参りました。
さて、今回は孵卵器で孵った雛の速報です。

今年の春の繁殖は、後半の親鳥達がまだ、抱卵しておりますが、巣上げを行った親鳥ペアの中には、続けて産卵をしてしまう場合があります。
勿論、巣は撤去してなるべく刺激をしない様にしておりますが、中には数個の卵を産んでします。
その場合は、卵を回収して孵卵器で育てることになります。
当方では、孵化用に１台と育雛用に１台、孵卵器を使用しています。

今年も何羽も孵卵器で生まれた雛を育てていますが、最近は外気温度が高いので中止卵になるケースが多かったのですが、昨日、漸く１羽孵りましたのでご紹介します。


卵の色が黒ずんできてしまったので、駄目かと思いましたが、無事に嘴打ちが始まりました。
しかし、嘴打ちが始まってから24時間が経過しても、殻が割れない状態でした。
そこで、キャンドラーを使って中の様子を確認すると、もうすでに完全に雛になっておりましたので、ピンセットを使って開けてやることに致しました。


殻を割って、雛を出した状態です。
今回は、かなり殻が硬かったので、自力では出れない状態でした。
通常は、雛が孵化する場合は、内部よりカルシュウムを吸収して、殻がかなり薄くなってペラペラの状態になりますので、小さい雛でも自力で割ることが出来ます。


私共で使用しているキャンドラー Rcom社Chandler200です。
120ルーメンのLEDですので、強力な光で卵の中の様子が良く判ります。
普通のLEDでは、有精卵か無精卵かの判断は出来ますが、中の様子までは判りません。


孵化後、４時間が経過した雛です。
この位でもう１台の育雛用の孵卵器の方に移します。
２台の孵卵器は設定温度が違います。
孵化用は37℃で育雛用は34℃です。
湿度も孵化用は55％で育雛用は80％となります。


こちらは孵化後24時間以上経った状態です。
当方では、孵化後15時間より挿し餌を開始します。
初めの挿し餌は、シリンジにチューブを付けて、ほんの１滴です。

今回の仔は、SL SFグレイウイング ダークグリーン／ブルー♂×SL SFグレイウイング パイド ダークグリーン♀の仔になります。
今回、卵を5個回収致しましたが、１個が無精卵で２個が中止卵そして１羽が孵って、もう１個がまだあります。


今朝、キャンドラーで確認したところ、雛の形は出来ていますので、あと１日～２日で孵化すると思います。

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2015年 第十三弾の雛 デビュー

漸く梅雨も終わりそうな雰囲気で、暑さがぶり返して参りました。
当方のサザナミインコ飼育部屋では、昨年より夏季はエアコンで温度コントロールをしていますが、本日より１部屋はエアコンを終日入れる様にしました。
今年はまだ、繁殖の親鳥が居ますので、温度コントロールによって夏季でも問題が無い様に研究中です。

さて、今回の巣上げのペアは１ペアで、雛２羽です。
親鳥ペアは以下の通りです。
♂親：SL DFグレイウイング ブルー／イノ
♀親：ルチノーdd
このペアは3月に巣掛けをしたのですが、全く繁殖の気配がなかったので、今回は駄目だとあきらめていたのですが、5月の後半から繁殖モードに入って無事に雛が孵りました。昨年春に続いて２回目の繁殖となります。


このペアでは以下の雛しか生まれませんの小さいうちに品種が確定出来ます。
25.0% ♂SL SFグレイウイング グリーン／イノ＋ブルー
25.0% ♂SL SFグレイウイング ルチノー／ブルー
25.0% ♀SL SFグレイウイング グリーン／ブルー
25.0% ♀SL SFグレイウイング ルチノー／ブルー


品種：SL SFグレイウイング ルチノーdd／ブルー
性別：不明（DNA性別鑑定検査中）
生年月日：２０１５年６月１６日
SPCS No.：15A507【ご予約済み】
リングNo.：SPCS 0427S
なんと無くですが女の仔っぽい感じがしています。
よ～く見ると、ノーマルのルチノーのレモンイエローより少し深みのあるイエローとなります。
もう少し大きくなって、風切り羽が出てくると緑掛った蛍光の様な色が、見る角度によって現れます。
その後に薄墨の様な模様が出てきますが、模様は個体差が多く濃い仔と薄い仔が居ます。


品種：SL SFグレイウイング　グリーン／イノ＋ブルー
性別：♂（遺伝的判断）
生年月日：２０１５年６月１８日
SPCS No.：15A509【販売未定】
リングNo.：SPCS 0429S
こんなに小さくても、品種や性別が判ります。
小さくてコロコロしていて、とても可愛いです。

多くの親鳥が繁殖をしていましたが、後半では初回の繁殖の親鳥も多く、無精卵や中止卵で孵らないケースも多く、今月中ですべての繁殖が終了する見込みです。
あと何羽の雛が孵るかは全く予測が付きません。

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2015年 第十二弾の雛 デビュー

漸く梅雨らしく雨が多くなって参りました。
先日までは真夏の様な暑さでしたが、雨が降る気温が下がり過ごし易いですが、湿度が高くやや不快です。

さて、巣上げのご案内が遅れて居りましたので、少しまとめてご紹介させて頂きます。
まず、初めの親鳥ペアは以下の通りです。
♂親：SL DFグレイウイングダークグリーン／ブルー
♀親：ルチノーDd／ブルー
今回は２羽雛が孵りましたが、巣上げ時に１羽は☆となっておりました。
いつも もう少し早く巣上げした方が良かったと後悔をしますが、たぶんその仔は育たない仔だったのだと思います。


品種：SL SFグレイウイング ブルー
性別：♀（遺伝的判断）
生年月日：２０１５年６月４日
SPCS No.：15A497【直販サイトで販売中】
リングNo.：SPCS 0417S
SF SLG♀タイプのブルーとなります。
色は薄いブルーでとても綺麗な色です。

次の親鳥ペアは以下の通りです。
♂親：SL SFグレイウイング ダークグリーン／イノ＋ブルー
♀親：SL SFグレイウイング クリームイノDd
今回初めての繁殖となります。
もう１羽は卵の状態で孵卵器に移しましたので、１羽だけとなりました。
勿論、孵卵器の仔も元気に成長しております。


品種：SL SFグレイウイング ルチノー　または　ルチノー
性別：不明（DNA性別鑑定検査中）
生年月日：２０１５年６月８日
SPCS No.：15A500【販売未定】
リングNo.：SPCS 0419S
SLGルチノーかノーマルのルチノーですが、羽の色がとても濃いのでたぶんSLGだと思います。
ダーク因子については、dd,Dd,DDのいずれも生まれるので、全く判りません。

次の親鳥ペアは以下の通りです。
♂親：SL DFグレイウイング グリーン sp イノ or イノ＋ブルー　or 無
♀親：SL SFグレイウイング クリームイノdd or Dd
このペアも初めての繁殖なので、早めに巣上げをしましたので、最後の仔はとても小さいです。
このペアから生まれたグリーン系のDF（♂）はすべてスプリット イノ＋ブルーになり、SF（♀）はすべてスプリット ブルーとなります。



品種：SL グレイウイング ダークグリーン／イノ＋ブルー or ブルー
性別：不明（DNA性別鑑定検査中）
生年月日：２０１５年６月９日
SPCS No.：15A501【販売未定】
リングNo.：SPCS 0420S
漸く色が判る程度です。


品種：SL グレイウイング グリーン or ダークグリーン／イノ＋ブルー or ブルー
性別：不明（DNA性別鑑定検査中）
生年月日：２０１５年６月１０日
SPCS No.：15A503【販売未定】
リングNo.：SPCS 0422S
こちらもグリーン系ということしか判りません。


品種：SL グレイウイング グリーン or ダークグリーン／イノ＋ブルー or ブルー
性別：不明（DNA性別鑑定検査中）
生年月日：２０１５年６月１１日
SPCS No.：15A504【販売未定】
リングNo.：SPCS 0423S
こちらもどうやらグリーン系の様です。


品種：SL グレイウイング
性別：不明（DNA性別鑑定検査中）
生年月日：２０１５年６月１２日
SPCS No.：15A505【販売未定】
リングNo.：SPCS 0425S
こちらはあたり前ですが、SLGということしか判りません。

今年は今の時期でも、数ペアが育雛中・抱卵中です。

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