前回はシューベルトが生まれた家を紹介しましたので、今回は亡くなった家を紹介いたします。
この家、ウィーンは4区のKettenbrückengasseにあります。
地下鉄U4か市バスの59Aが最寄の駅になりますが、以前私が住んでたアパートからはそんなに遠くないんですね。
なのにウィーンに住んでた当時、一度も行ったことなかった家・・・
まあ、ともかく今回やっと訪問いたしました。
地下鉄U4で同名の駅で降りて歩くこと数分。
見えてきました、シューベルトの亡くなった家。
でも、ウィーンならどこにでもあるようなアパートで、目印の旗がついてなければ絶対に気づかない・・・・・・・。
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ウィーンは歴史的に意味のある建物には、このようにウィーン市の旗をたてて、そしてプレートを打ってくれているので、私みたいなうっかり者には便利です。
この場合は、『シューベルトの亡くなった家』と書いてあります。
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さて、建物の中に入ることにします・・・・・・が、御覧のとおり、汚い。
こういっちゃなんだけど、私が住んでたアパートのほうが綺麗かも。
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前回の記事で書きましたが、貧乏に生まれ貧乏に育ち、貧乏に亡くなったシューベルトには、ほかの作曲家と比べてその生活もかなり粗末なものでした。
このアパートは彼の兄弟のアパートの部屋で、完成間もないそのアパートの一室を彼は間借りすることになります。
アパートの部屋の前の廊下。
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そこから中庭を見下ろしてみました。この景色を彼はこの窓を通して眺めていたことでしょう。
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その部屋は博物館になっていて、一人2ユーロの入場料を払います。
この2ユーロの入場料って、ほかの作曲家の家と同じです(例外はモーツァルトのフィガロハウス←けっこう高い入場料)。
ウィーンカードなるものを持っていれば、少し割引されます。でも少しだけ・・・・・。
中では無愛想なオジサンがヒマそうに、受付をぶっきらぼうにやっていました。
シューベルトって死因は腸チフス、と私は音楽史で習いましたが、実はその腸チフスにかかってなくなる数年前から彼は、性病に罹っていたんですね。
直接の死因はこの腸チフスであると言われており、そしてこのアパート、完成して間もないアパートに壁の塗料も乾かぬうちに入居したので、それが余計に彼の死を早めた、とも言われてますが、この数年間かかってた性病ですでにかなり、体力を消耗していたようです。
シューベルトと性病・・・・・・・・
想像つきますかね???
彼は実らない恋ばっかりをしていた人、と言われてますがやはり若い男性、その・・・・・なんというか、まあ若いから仕方がないというか、なんというか・・・・・・・・その、性病に罹ってしまったと。
コロンブス一行がキューバからヨーロッパに持ってかえってきたお土産、梅毒です。
まあ、そういうことはおいておいて。
あまり大きくないその部屋には、シューベルトの兄弟のIgnaz所有と書かれてある当時のピアノが、シューベルトの銅像の前に置かれてありました。
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私は他の作曲家の家も訪ねてみたんですが、一番質素で貧乏だったのが、このシューベルトの家でした。(生家、亡くなった家、両方)
1区にあるモーツァルトのフィガロハウスも、ベートーベンのMölkerbasteiにある家も、2区のシュトラウスの家も、比べ物にならないくらい広いのに・・・・・。
私、高校時代はシューベルトを弾くの苦手だった・・・というかよくわからない部分が多くて、うまく弾けなかったんですが、年取るごとに若い頃理解できなかったことがわかるようになり、自分がその作曲家の作品を弾くのも、以前と違ったスタンスで弾けるようになりました。
シューベルトのその一人なんですよね。
特にこの今回のウィーン旅行で新たに発見することもあったりしたので・・・・。
では次回は、ベートーヴェンさんについて書きます(多分)。
この家、ウィーンは4区のKettenbrückengasseにあります。
地下鉄U4か市バスの59Aが最寄の駅になりますが、以前私が住んでたアパートからはそんなに遠くないんですね。
なのにウィーンに住んでた当時、一度も行ったことなかった家・・・
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まあ、ともかく今回やっと訪問いたしました。
地下鉄U4で同名の駅で降りて歩くこと数分。
見えてきました、シューベルトの亡くなった家。
でも、ウィーンならどこにでもあるようなアパートで、目印の旗がついてなければ絶対に気づかない・・・・・・・。
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ウィーンは歴史的に意味のある建物には、このようにウィーン市の旗をたてて、そしてプレートを打ってくれているので、私みたいなうっかり者には便利です。
この場合は、『シューベルトの亡くなった家』と書いてあります。
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さて、建物の中に入ることにします・・・・・・が、御覧のとおり、汚い。
こういっちゃなんだけど、私が住んでたアパートのほうが綺麗かも。
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前回の記事で書きましたが、貧乏に生まれ貧乏に育ち、貧乏に亡くなったシューベルトには、ほかの作曲家と比べてその生活もかなり粗末なものでした。
このアパートは彼の兄弟のアパートの部屋で、完成間もないそのアパートの一室を彼は間借りすることになります。
アパートの部屋の前の廊下。
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そこから中庭を見下ろしてみました。この景色を彼はこの窓を通して眺めていたことでしょう。
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その部屋は博物館になっていて、一人2ユーロの入場料を払います。
この2ユーロの入場料って、ほかの作曲家の家と同じです(例外はモーツァルトのフィガロハウス←けっこう高い入場料)。
ウィーンカードなるものを持っていれば、少し割引されます。でも少しだけ・・・・・。
中では無愛想なオジサンがヒマそうに、受付をぶっきらぼうにやっていました。
シューベルトって死因は腸チフス、と私は音楽史で習いましたが、実はその腸チフスにかかってなくなる数年前から彼は、性病に罹っていたんですね。
直接の死因はこの腸チフスであると言われており、そしてこのアパート、完成して間もないアパートに壁の塗料も乾かぬうちに入居したので、それが余計に彼の死を早めた、とも言われてますが、この数年間かかってた性病ですでにかなり、体力を消耗していたようです。
シューベルトと性病・・・・・・・・
想像つきますかね???
彼は実らない恋ばっかりをしていた人、と言われてますがやはり若い男性、その・・・・・なんというか、まあ若いから仕方がないというか、なんというか・・・・・・・・その、性病に罹ってしまったと。
コロンブス一行がキューバからヨーロッパに持ってかえってきたお土産、梅毒です。
まあ、そういうことはおいておいて。
あまり大きくないその部屋には、シューベルトの兄弟のIgnaz所有と書かれてある当時のピアノが、シューベルトの銅像の前に置かれてありました。
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私は他の作曲家の家も訪ねてみたんですが、一番質素で貧乏だったのが、このシューベルトの家でした。(生家、亡くなった家、両方)
1区にあるモーツァルトのフィガロハウスも、ベートーベンのMölkerbasteiにある家も、2区のシュトラウスの家も、比べ物にならないくらい広いのに・・・・・。
私、高校時代はシューベルトを弾くの苦手だった・・・というかよくわからない部分が多くて、うまく弾けなかったんですが、年取るごとに若い頃理解できなかったことがわかるようになり、自分がその作曲家の作品を弾くのも、以前と違ったスタンスで弾けるようになりました。
シューベルトのその一人なんですよね。
特にこの今回のウィーン旅行で新たに発見することもあったりしたので・・・・。
では次回は、ベートーヴェンさんについて書きます(多分)。
女性はホルモンの関係で精神的にも影響ありますものね。(私もいつも月のモノの前はビックリするほどすごくテンション下がります)。
そういうときは気晴らしをして、気持ちを休めてあげてくださいね。
道後温泉で少しは心と体が休まりましたでしょうか?
どうぞお大事に。
シューベルトが性病にかかってたとは私もつい最近まで知らなかったですよ。
音高、音大の音楽史でも習わなかったし(笑)。
ウィーンは私が最初に留学したところですからね、とても懐かしかったです。
足あとでうれしくなってこちらにまいりました♪
お元気そうですね、音楽にトレーニングに生活が充実してるようですね。
こちらは更年期のイライラが去って、反動からかぐっとテンションが下がっています。
でも、きっと盛り返すから(^^;
また、音楽ネタ、いっぱい書いてね。
日本に住むボクとしては、ハムちゃんの情報は、非常にありがたいです。(笑)
しかし、シューベルトが性病患者だったとは、知らなかったー。
最近日本でも有名は、坂本竜馬も梅毒を患っていたと、何かで読んだなぁ。