シーアゲイン~ログブック

青海島は年間を通して楽しむことができます。そうした青海島およびその近海における日々のダイビング情報をお届けします。

また初物

2012年04月19日 | インポート

青海島「船越」・・・気温20℃ .水温15℃~14℃ 透明度 ⇔8~10

Kihouboukanoissyu2120419Kihouboukanoissyu120419

←キホウボウ科の一種(幼魚)  本日の画像はyuriさんからいただきました。

  ここ最近赤潮が発生していて、水面付近は若干透明度が悪化気味ですが、浮遊系生物達はまたまたいろんなものが出てきました。

Tsudumikurage120419Kuragenomiamokunoissyu120419

左:ツヅミクラゲ  右:クラゲノミ亜目の一種

  中でも今日ヒットだったのがキホウボウ科の一種だと思われる幼魚です。yuriさんが見つけてくれました。キアンコウよりさらにりっぱな胸鰭をヒラヒラさせててとっても深海チックな魚でした。

  そして、テマリクラゲが本日たくさん見れたのですが、いろんな物を捕食してました。yuriさんはなんとガラスウキヅノガイを捕食している個体を撮影されてました。

こんな貝ガラをもったものでも食べちゃうのですねー。すばらしい発見です。

Dangouo120419

Temarikuragenohosyoku120419

左:ダンゴウオ  右:テマリクラゲの捕食

  そして、今までオオトガリズキンウミノミの幼体だと思っていたウミノミは、卵を持っているので、このサイズで成熟してるということは、どうやら別種の様です。

  約10mmのクラゲノミの仲間です。その他は、カラカサクラゲが沢山増えてきた他、刺されるととっても痛いヨウラククラゲも出てきました。ダンゴウオは減ってきたのですが、なんとか4匹見つけれました。これから更に浮遊系熱くなりそうです。


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キアンコウ2匹!!

2012年04月15日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温20℃ .水温14℃~14℃ 透明度 ⇔8~12

Kiankounoyougyo1120415Kiankounoyougyo2120415

←キアンコウの幼魚(左:by アッキー  右:by saitou)

  本日も船越は凪だったので2本とも外で潜りました。そしてまたまた出ましたキアンコウ!!1本目はアッキーさんが見つけてくれ、2本目は注意して見てると、極小の産まれたてホヤホヤといったサイズの仔魚を見ることが出来ました。

Ootogarizukinuminomi120415

Sasanohaumiusi120415

左:オオトガリズキンウミノミ(by saitou)  右:ササノハウミウシ(by saitou)

スバラシイ!!今年は個体数がやっぱり多そうですねー。そして今日は浮遊系がまたまた増えておりまして、卵持ちのオオトガリズキンウミノミも見ることができました。そしてsaitouさんがヨウラククラゲの仲間に捕食されてる激レアのササノハウミウシを撮影されていました。

Higedainoyougyo120415Dangouo120415

左:ヒゲダイの幼魚(by アッキー)  右:ダンゴウオ(by アッキー)

  ちなみに本日saitouさんは900本記念ダイブでした。その他にも、キホウボウ科の一種や、浮遊系甲殻類数種、ダンゴウオ沢山、スナビクニン沢山、ヒゲダイの幼魚、カレイの仲間の仔魚などなど盛りだくさんでした。さあこれからも見逃せない青海島です。


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ヤリイカのハッチアウト。

2012年04月14日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温18℃ .水温14℃~14℃ 透明度 ⇔8~12

Ebiruinonakamanoyousei120414Ebiruinonakamanoyousei2120414

左:エビの仲間の幼生(by saitou)  右:エビの仲間の幼生(by yuri)

  本日はナイトまで潜ってきました。浮遊系は若干減っていましたが、珍しいエビの幼生が3種見れた他、クラゲノミの仲間も沢山見れました。しかしながらあんなにいたカメガイの仲間達は本日1匹も見ることが出来ませんでした。

Danngouo120414Gyoruinoissyunoyousei120414

左:ダンゴウオ(by saitou)  右:魚類の仲間の幼魚(by yuri)

  ダンゴウオは天使ダンゴと赤ダンゴ合わせて5匹見ることが出来ました。

  そしてナイトダイビングが超楽しかったです。おそらく幼魚だと思うのですが、スケスケの透明な魚を数種見ることが出来ましたが、ちょっと同定は難しそうなものばかりでした。

Sunabikunin120414

Yariikanohacchiauto120414左:スナビクニン(by yuri)  右:ヤリイカのハッチアウト(by saitou)

  そしてこの時期のナイトといえばやはりヤリイカのハッチアウト!!若干小規模でしたが、見ることが出来ました。そしてスナビクニンは夜行性なので夜はお散歩中の個体が多く見られました。日中は、目がちっちゃくなっていますが、夜はパッチリしていてさらにかわいさ倍増です。

  その他巨大ミミイカやホッコクエビ、クモガニの仲間や巨大ヒラメなど見ることが出来ました。ナイトも楽しい時期になってきました。


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ガラスウキヅノガイの交接

2012年04月12日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温20℃ .水温14℃~13℃ 透明度 ⇔8~12

Garasuukidunogainokousetsu120412

Gokainonakama120412

左:ガラスウキヅノガイの交接(by kenyu) 右:ゴカイの仲間(by kenyu)

  本日は若干風波がありましたが、浮遊系のみリクエストだったので、2本とも船越で潜りました。

  まずはガラスウキヅノガイ。前回よりは個体数は少なかったですが、初めて交接シーンを見ることが出来ました。

  これまで、ウチワカンテンカメガイやヤサガタハダカカメガイなどの交接シーンは見ていましたが、ガラスウキヅノガイは初めてです。貴重なシーンに遭遇できてラッキーでした。

Ukibisigai120412Gyoruinoissyunoyougyo120412

左:ウキヒシガイ(by レモン)  右:魚類の幼魚(by kenyu)

  そして、本日もウキビシガイ、ササノツユ、マサコカメガイなどの有殻翼足目の仲間がたくさん見れました。そして、透明で目だけ赤い、浮遊系ゴカイの仲間も見ることが出来ました。今日の個体はけっこう大きかったです。その他はキホウボウ科の一種の幼魚や、同定不能の魚類の幼魚数種が見れました。

Masakokamegai120412Sunabikunin120412

左:マサコカメガイ(by レモン)  右:スナビクニン(by kenyu)

  なかでも最後に見たものは、捕食した後らしく、体が透けているので、お腹の中の魚が確認できました。こんなに小さいのに、弱肉強食の世界なんですねー。スナビクニンは浅場が若干底揺れがあったので厳しかったのですが、やはり個体数は多かったです。午後からは赤潮がかなり出てきて、浮遊系探しはちょっとしんどかったです。しかしながら水温が徐々に上がってきています。


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パタパタ系も増えてきた。

2012年04月10日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温21℃ .水温13℃~13℃ 透明度 ⇔8~12

Garasuukidunogai120410Karakasakurage120410

本日の画像はyuriさんからいただきました。左:ガラスウキヅノガイ  右:カラカサクラゲ

  本日は久々のべたなぎ!!2本とも船越です。そして浮遊系大好きなyuriさんと浮遊してまいりました。

  1本目はあまり目に付かなかったのですが、午後から大爆発!!初物も含め、いろんな生物が出現しだしました。まず初物はスジウキヅノガイです。

Ukibisigai120410Sasanotsuyu120410

左:ウキビシガイ  右:ササノツユ

  ガラスウキヅノガイに比べ、貝殻がちょっと長く、羽がちょっと小さめです。そして貝殻に1本ラインが入るのが特徴です。その他はウキビシガイやササノツユなども有殻翼足目の仲間たちが沢山増えてきました。

  浮遊系魚類や甲殻類もいろいろなものが見れ、またタイプの違ったゾエア幼生も見ることが出来ました。ダンゴウオは、前回4箇所いた場所はことごとく居なくなっており、「かりゆし」のクミさんに教えてもらった個体となんとか自力でもう一匹見つけた2個体のみしか見ることができませんでした。また捜索する必要があります。

Suziukidunogai120410Yokoebinonakama120410

左:スジウキヅノガイ  右:ヨコエビの仲間

  その他はカラフルなヨコエビの仲間や、アカボシウミウシに捕食されてるサガミミノウミウシなど見ることが出来ました。あと、おそらくカラカサクラゲの幼体だと思うのですが、ライトを当てないでも自ら緑色に発光している不思議なクラゲも見ることが出来ました。浮遊系はとっても奥が深いですねー。


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浮遊系フィーバー!!

2012年04月08日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温17℃ .水温13℃~13℃ 透明度 ⇔5~10

Ebiruinoissyonoyousei120408Kihouboukanoissyu120408

左:エビ類の一種の幼生(by saitou)  右:キホウボウ科の一種(幼魚)by saitou

  本日はすこーし波がありましたが、久々に船越は入れそうだったので2本とも船越で潜りました。そして本日は浮遊系パラダイスな海中でした。浅場は浮遊物が多く、なかなか探すのは大変でしたが、久しぶりにハダカゾウクラゲを見ることが出来ました。

Koukakuruinoissyunomegaropayousei12Masakokamegai120408

左:甲殻類の一種のメガロパ幼生(by saitou)  右:マサコカメガイ(by saitou)

  そしてガラスウキヅノガイはたーくさんパタパタと泳いでいました。ちょっとレアなマサコカメガイも久しぶりに見ることが出来ました。そして浮遊系甲殻類のメガロパ幼生や、ゾエア幼生も沢山見ることが出来ました。おまけにまたまた「ヤジロベー」も出てきてくれましたよ。その他にも訳のわからない生物が沢山見れて、マニアにはたまらないシーズンになってきましたよ。

Iwaanakokeginpo120408Dangouo120408

左:イワアナコケギンポ(by satoru)  右:ダンゴウオ(by satoru)

  もちろんダンゴも見れました。4匹見れたんですがすべて赤ダンゴ。天使はなかなか見れなくなってきました。浅場のスナビクニンは今日も沢山見れました。1つのメカブに3~4匹入ってる感じです。今年はダンゴもビクニンも個体数が多いです。あとはオオカズナギやハナイカが出てきたらいよいよベストシーズン!!


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クラゲだらけ。

2012年04月07日 | インポート

青海島「紫津浦」・・・気温11℃ .水温12℃~12℃ 透明度 ⇔8~10

Kamikurage120407Urikurage120407左:カミクラゲ(by saitou)  右:ウリクラゲ(by saitou)

  本日も船越は荒れており、2本とも紫津浦で潜ってきました。入ってびっくりクラゲだらけ!!オワンクラゲ、ウリクラゲ、カミクラゲがわんさかいて、何か出そうなオーラがプンプンしていましたが、これがなかなか見つかりそうで見つからない。浮遊系はまさにギャンブルですね。

Yokoebinonakama1120407Yokoebinonakama2120407←ヨコエビの仲間(by saitou)

  そのかわり今日もコウイカがとっても面白かったです。今までで個体数は一番多かったのではないしょうか?6ペアと徘徊オス2匹。ペアに向かって何度かオスがアタックをしかけるのですが、どれもペアのオスは強いらしく、あっという間に一蹴されてしまいます。

Kouikanosanran120407Kouikanopea120407左:コウイカの産卵(by higshi)  右:コウイカのペア(by higashi)

  しかしながら2本目はかなり粘っていた場面にも遭遇しました。でもやはり最後は気合負けしてました。なかなかコウイカの世界も厳しいようです。ヨコエビの仲間はさらに子供たちが増えており、いろんな場所で確認できました。その他は、ネコジタウミウシ、サガミコネコウミウシ、クロコソデウミウシ、ポプキンシア・ピロサなど見ることができました。明日は船越いけるかな?


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さすがに今日は・・・。

2012年04月05日 | ダイビング

青海島「紫津浦」・・・気温14℃ .水温12℃~12℃ 透明度 ⇔8~12

Koukakuruinoissyunozoeayousei120405Kouikanoikaku120405左:甲殻類の一種のゾエア幼生(by kenyu)   右:コウイカの威嚇(by yuri)

  台風並みの低気圧も去り、ようやく潜ることができました。とはいっても船越はやはり大きなうねりが入っており、2本とも紫津浦で潜りました。

  キアンコウの幼魚は見つけることはできませんでしたが、kenyuさんがまた「ヤジロベー」を撮影されていた他、キホウボウ科の一種の幼魚やウミノミの仲間など見れました。

Kuragenomiamokunoissyu120405Kihouboukanoissyu120405左:クラゲノミ亜目の一種(by knyu)  右:キホウボウ科の一種(by kenyu)

  コウイカは今日も産卵あり、交接あり、バトルありと盛りだくさんでしたが、ちょっと徘徊オスがあまり強くないようで、ちょっと威嚇されるとあきらめてしまうようなシーンが何度かありました。

Owankurage120405Kouikakousetu120405m 左:オワンクラゲ(by yuri)  右:コウイカの交接(By yuri)

  その他、触覚が奇形のクロコソデウミウシや、スジコウイカの産卵、チャガラの求愛、ハタタテヌメリ、ヨコエビの仲間など見れました。船越も気になるんですが、しばらくうねりが残りそうです。






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2日連続!!

2012年04月01日 | ダイビング

青海島「紫津浦」・・・気温12℃ .水温13℃~12℃ 透明度 ⇔8~12

Koebinonakamanooyako120401mDarumagareikanoissyunoyougyo120401m左:ヨコエビの仲間(by saitou)  右:ダルマガレイ科の一種(by saitou)

  本日も船越は大荒れだったので2本とも紫津浦で潜りました。

  昨日出たキアンコウ目当てに本日も浮遊系ダイバーたちが集まりましたが、やはりそう簡単には見つかりません。

  あきらめて陸で「今日はだめでしたねー。」なんていう会話をしてると、海面から「いた!!」という声がしました。すぐさま全員反応。武装して再度出撃されました。

  そしてやはりキアンコウの幼魚でした。見つけたのは「かりゆし」の甲斐さん。ありがとうございます。すばらしいです。2日連続です。3年前の大爆発が起こるような予感大です。

Kiankounoyougyo120401mKokuchifusakasago120401m左:キアンコウの幼魚(by satoru)  右:コクチフサカサゴ(by アッキー)

  そして浮遊系でもう一種すごい幼魚をほぼ今日は着底していないsaitouさんが見つけてくれました。幼魚なのにこれまたカラフルな模様がついています。初めて見ました。

Cyagaranotamagohogo120401mKouikazokunoissyunosannrann120401m左:チャガラの卵保護(by satoru)  右:コウイカ属の一種(by アッキー)

  そのほかはチャガラの卵がいい感じになってまいりました。あと2~3日といったところでしょうか。コウイカは今日もあまりアクションはありませんでしたが5ペア確認できました。大きなマトウダイや、寄生虫を付けたコクチフサカサゴ、ヨコエビの仲間の親子など見れました。さあ盛り上がってきましたよ!!


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