いまさらAC4(レギュ1.60)のPA貫通率です。これは、4とfAのレーザー系の減衰比較をするための通過点として求めたものに過ぎないのですが、はるか以前4で調べたときはTRESORのみにすぎず、計算式ひとつ求めることが出来ずにいましたね。計算式導出のノウハウが全然無かった。攻撃力計算も分からなかったしPA貫通力とか何もかも未知のものでした。今なら出来る。
導出手法は、fAのPA貫通率計算と全く一緒なので別に見ることも無いのですが、ちょっと個人的にひっかっかっている場所があるのでそこらへんも言及しときたいです。言い回しもfAのPA貫通率計算と合わせたりしていますのでよろ。
今回導出に使用した武器は、
TRESOR
SULTAN
051ANNR
050ANSR
RG01-PITONE
HLR71-VEGA
HLC02-SIRIUS
の7つです。ミサイル、グレネード、及びスナイパーキャノン、バズーカ系は爆風の影響でダメージが安定しないため敬遠。
攻撃対象は、真下のPA境界を求めるのはLINSTANTで固定しています。EN防御と実弾防御も等しくないと結果が変わるので。他は適宜。051ANNRは攻撃力を考慮して、20発ずつ撃ち込んで計測しています。厳密な差を要する状況によっては他武器も複数発撃ち込んでいますが、特に触れません。距離は基本的にPA干渉ギリギリの16で。つまり、攻撃力減衰やPA貫通力減衰が発生していないものと扱っています。
まず、PA貫通率が変化しなくなるPA境界を示します。例のごとくこれは一番最後に求められたものですが、最初に示します。
16650以降では全て同じPA貫通率です。これらは、あくまで残APから算出しているため、16650と16651で本当に貫通率が同じなのかという保証は厳密にはありません。後に述べますが、計算だと実際は…。
高PA領域ではおおむね、PA貫通率=PA貫通力/10000であることがわかります。
それ以外の領域でのPA貫通率計算に使用した貫通率データ↓
とりあえず、fAと同様にシリウスのPA貫通率は近距離では1で固定。距離が広がることでPA貫通力が減衰すると考えられるので、10000を超えていてもきちんと意味があるということでしたね。
以上を元にした、PA整波性能を変数とするPA貫通率グラフは以下に。
特定PAでの、PA貫通力を変数とした場合のグラフと近似直線は↓
で、これら近似直線の傾きと切片をまとめると、
↑は見づらかったから傾きを10^5しています。計算には元の数値使っています。
傾きについて、PA値を変数とした近似直線を求め、さらにその切片を適当な値に補正すると、
切片の近似直線についても同様の操作を行うと、
PA貫通率=傾き×PA貫通力+切片
であり、
傾き={5.40498×10^(-4)×PA値+1.0}×10^(-5)
切片=-5.405527×10^(-5)×PA値+0.90
ここで、傾き、切片両者の傾きが同値であると推測できます。fAでも纏め上げていましたが、何かに補正したいってことで、とりあえず5.405に補正します。補正することで、式をまとめることが可能になり、
PA貫通率
={5.405×10^(-4)×PA値+1.0}×10^(-5)×PA貫通力-5.405×10^(-5)×PA値+0.90
=0.10×{5.405×10^(-4)×PA値+1.0}×{PA貫通力×10^(-4)-1.0}+1.0
となります。
補正をいくつも使っているため、本当に合ってるのか見てみましょう。fAのときと同様に式変化の境界を見ます。PA貫通率=PA貫通力/10000となるポイントに留意。
バッチリ完全一致は斜線の特性というかそういうので難しいですがまあ・・・。16652までいくとPA貫通率=PA貫通力/10000を下回るため実際はここからは式変化が生じていると判断出来ます。最初の方に述べたとおり、16651が一番PA貫通率=PA貫通力/10000に最も近いためおそらく16651が境界なのでしょうが、実測値が実測値なので便宜上16650を境界とするべきなのだろうか。っつーかダメージ比率が10万分の1オーダーで変化しても初期APは頑張っても万単位なわけであらわれにくい…やっぱり16651を境界にしようかな。
とりあえず問題なさげ。
AC4のPA貫通率
=0.10×{5.405×10^(-4)×PA値1.0}×{PA貫通力×10^(-4)-1.0}+1.0(PA値9219~16651)
=PA貫通力/10000(PA値16651~19103)
ただしPA貫通率≦1.0
PA値の下端を設定できる最低値である9219としているものの、PA減衰量計算で普通に使っている通り、それ以下のPAでも適用できると考えられます。
2009年2月28日修正
AC4のPA貫通率
=0.10×{1000/185×10^(-4)×PA値1.0}×{PA貫通力×10^(-4)-1.0}+1.0(PA値9219~16650)
=PA貫通力/10000(PA値16650~19103)
ただしPA貫通率≦1.0
こっちの方が正しそう。
適当なPA貫通力(3000、5000、7000、9000)についての4とfAのPA貫通率比較↓
同じPA貫通力でも、fAの方がPA貫通率が高い=fAの方が高ダメージを出す傾向がある、ということです。
こうして考えてみると、レーザーライフル・ハイレーザーライフルが相対的に弱体化しているというのはうなずけます。fAのPA貫通率が素で高いためPA貫通率が3000前後と低いライフルとかのダメージ効率上昇(あくまでPA17727以下)に対して高PA貫通力武器であるレーザーライフル、ハイレーザーライフルのダメージ効率上昇は小さい。プラズマはいいんですが。
昨日も同じことを書きましたが、実弾攻撃力計算式の変化で実弾武器ダメージが増加している一方でEN武器ダメージは計算式に変化が無いため、相対的にEN武器が弱体化している。コジマミサイルはいろいろと馬鹿げているものの。極めつけはfA1.20の戦闘スピード上昇から生じる距離拡大その他いろいろか。
要はレザ・ハイレザそのものは何も弱くなってなくて実弾武器が強化された感じ。ミッションでMTやノーマルの攻撃が4に比べ痛くなってるのはPA貫通率計算の違いと、攻撃力も一緒なら計算式の違いで説明できる。
導出手法は、fAのPA貫通率計算と全く一緒なので別に見ることも無いのですが、ちょっと個人的にひっかっかっている場所があるのでそこらへんも言及しときたいです。言い回しもfAのPA貫通率計算と合わせたりしていますのでよろ。
今回導出に使用した武器は、
TRESOR
SULTAN
051ANNR
050ANSR
RG01-PITONE
HLR71-VEGA
HLC02-SIRIUS
の7つです。ミサイル、グレネード、及びスナイパーキャノン、バズーカ系は爆風の影響でダメージが安定しないため敬遠。
攻撃対象は、真下のPA境界を求めるのはLINSTANTで固定しています。EN防御と実弾防御も等しくないと結果が変わるので。他は適宜。051ANNRは攻撃力を考慮して、20発ずつ撃ち込んで計測しています。厳密な差を要する状況によっては他武器も複数発撃ち込んでいますが、特に触れません。距離は基本的にPA干渉ギリギリの16で。つまり、攻撃力減衰やPA貫通力減衰が発生していないものと扱っています。
まず、PA貫通率が変化しなくなるPA境界を示します。例のごとくこれは一番最後に求められたものですが、最初に示します。
16650以降では全て同じPA貫通率です。これらは、あくまで残APから算出しているため、16650と16651で本当に貫通率が同じなのかという保証は厳密にはありません。後に述べますが、計算だと実際は…。
高PA領域ではおおむね、PA貫通率=PA貫通力/10000であることがわかります。
それ以外の領域でのPA貫通率計算に使用した貫通率データ↓
とりあえず、fAと同様にシリウスのPA貫通率は近距離では1で固定。距離が広がることでPA貫通力が減衰すると考えられるので、10000を超えていてもきちんと意味があるということでしたね。
以上を元にした、PA整波性能を変数とするPA貫通率グラフは以下に。
特定PAでの、PA貫通力を変数とした場合のグラフと近似直線は↓
で、これら近似直線の傾きと切片をまとめると、
↑は見づらかったから傾きを10^5しています。計算には元の数値使っています。
傾きについて、PA値を変数とした近似直線を求め、さらにその切片を適当な値に補正すると、
切片の近似直線についても同様の操作を行うと、
PA貫通率=傾き×PA貫通力+切片
であり、
傾き={5.40498×10^(-4)×PA値+1.0}×10^(-5)
切片=-5.405527×10^(-5)×PA値+0.90
ここで、傾き、切片両者の傾きが同値であると推測できます。fAでも纏め上げていましたが、何かに補正したいってことで、とりあえず5.405に補正します。補正することで、式をまとめることが可能になり、
PA貫通率
={5.405×10^(-4)×PA値+1.0}×10^(-5)×PA貫通力-5.405×10^(-5)×PA値+0.90
=0.10×{5.405×10^(-4)×PA値+1.0}×{PA貫通力×10^(-4)-1.0}+1.0
となります。
補正をいくつも使っているため、本当に合ってるのか見てみましょう。fAのときと同様に式変化の境界を見ます。PA貫通率=PA貫通力/10000となるポイントに留意。
バッチリ完全一致は斜線の特性というかそういうので難しいですがまあ・・・。16652までいくとPA貫通率=PA貫通力/10000を下回るため実際はここからは式変化が生じていると判断出来ます。最初の方に述べたとおり、16651が一番PA貫通率=PA貫通力/10000に最も近いためおそらく16651が境界なのでしょうが、実測値が実測値なので便宜上16650を境界とするべきなのだろうか。っつーかダメージ比率が10万分の1オーダーで変化しても初期APは頑張っても万単位なわけであらわれにくい…やっぱり16651を境界にしようかな。
とりあえず問題なさげ。
AC4のPA貫通率
=0.10×{5.405×10^(-4)×PA値1.0}×{PA貫通力×10^(-4)-1.0}+1.0(PA値9219~16651)
=PA貫通力/10000(PA値16651~19103)
ただしPA貫通率≦1.0
PA値の下端を設定できる最低値である9219としているものの、PA減衰量計算で普通に使っている通り、それ以下のPAでも適用できると考えられます。
2009年2月28日修正
AC4のPA貫通率
=0.10×{1000/185×10^(-4)×PA値1.0}×{PA貫通力×10^(-4)-1.0}+1.0(PA値9219~16650)
=PA貫通力/10000(PA値16650~19103)
ただしPA貫通率≦1.0
こっちの方が正しそう。
適当なPA貫通力(3000、5000、7000、9000)についての4とfAのPA貫通率比較↓
同じPA貫通力でも、fAの方がPA貫通率が高い=fAの方が高ダメージを出す傾向がある、ということです。
こうして考えてみると、レーザーライフル・ハイレーザーライフルが相対的に弱体化しているというのはうなずけます。fAのPA貫通率が素で高いためPA貫通率が3000前後と低いライフルとかのダメージ効率上昇(あくまでPA17727以下)に対して高PA貫通力武器であるレーザーライフル、ハイレーザーライフルのダメージ効率上昇は小さい。プラズマはいいんですが。
昨日も同じことを書きましたが、実弾攻撃力計算式の変化で実弾武器ダメージが増加している一方でEN武器ダメージは計算式に変化が無いため、相対的にEN武器が弱体化している。コジマミサイルはいろいろと馬鹿げているものの。極めつけはfA1.20の戦闘スピード上昇から生じる距離拡大その他いろいろか。
要はレザ・ハイレザそのものは何も弱くなってなくて実弾武器が強化された感じ。ミッションでMTやノーマルの攻撃が4に比べ痛くなってるのはPA貫通率計算の違いと、攻撃力も一緒なら計算式の違いで説明できる。
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